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フランス菓子の殿堂オーボンヴュータンへ

夏休みにはいろいろなところのケーキを食べてみるんだ!と心に決めてから2軒目でいきなりフランス菓子の殿堂オーボンヴュータンへ行ってきました。なんだかケーブルカーに乗っていきなり頂上に登っちゃった感じは否めないのですが、ここは外せない店なので、自分自身が溶けて流れてしまいそうな猛暑の中、がんばって行って来ました。

場所は東急大井町線の尾山台駅からダラダラ歩いた商店街の一番奥です。ちょっと見るとたいしたことのない商店街に見えるけれど、実は置いている商品は飛びっきりの世田谷婦人御用達の品々・・らしいです。

そしてオーボンヴュータンに入るときはいつも緊張します。お客のはずなのに・・・。居並ぶ修行僧のようなパティシェ軍団に圧倒されるからかなぁ。ここには可愛い女の子の販売員なんかいません。みんな次の世代を担うのは自分だ!と修行に燃えるパティシェの若い男の子ばっかり。そしてケースの中には隅々まで神経が行き届いた、ケーキが燦然とならんでいます。

それでも世田谷夫人はなんら気負いも無くサンダル履きで堂々とケーキを買い求めるんでしょうねぇ。スゴイな・・・。

Aubon1

今回買い求めたのは基本のシュークリームとエクレア、そしてオーボンヴュータンという店の名前が付いたクレームブリュレのようなクリームを焼いたお菓子です。なにしろこの日は暑くて暑くて、これらを買い求めたら実家に寄ろうと思っていたので、とにかく暑さのなかでも原型をとどめていられるものをチョイスしました。まぁ、シュー生地は基本中の基本だしね。結果、茶色いお菓子ばっかりになりましたが、この茶色が美味しそうでしょう?

Aubon3

とにかくこのシュークリームが秀逸。シュー・パリゴー(パリ野郎)の名前どおり気骨のあるシュークリームで食べ応えがありました。

Aubon5

中身は生クリームを加えてないカスタードクリームだけ。ガツンとくるストレートな味わいです。母は「これが一番美味しい!こんな美味しいの初めて食べた!」と申しておりました。Aubon2

エクレアは上はコーヒーのフォンダンで中はカスタードとチョコレートを合わせたクリームです。皮の美味しさは言うまでも無く、上のコーヒーのフォンダンも私にはちょうど良い苦味です。

Aubon4

店の名前を冠したこのクリームのお菓子も、名前を冠しているだけあって濃密な美味しさ・・・。表面のカラメルが厚く、その硬質な硬さと中身のクリームの滑らかさの対比が新鮮でした。中には洋梨とスポンジ生地も入っています。そしてお酒がかなり効いている、大人が楽しむお菓子でした。お酒と一緒に食べてもこれは旨かろう・・・。

特になにも考えずセレクトしたシューと店の名前と同じケーキだったのですが、あとで「料理通信」9月号の特集「パティシェ100人」のトップで、河田シェフが自分の店のお菓子の中で「伝統」と「革新」を代表する1品としてそれぞれ揚げていたのがこの二つのケーキでした。

もちろんシュー・パリゴーが「伝統」オーボンビュータンが「革新」です。

さて、また次のケーキ屋さんの紹介をお楽しみに。

解説は体重計が怖いキッチン山田です。

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「スウィーツ」カテゴリの記事

コメント

わー おいしそう!
さすが、にっきさんは押さえどころが完璧ですね。私も等々力渓谷へ行った帰りに寄ったことがあります。またオーボンヴュータンを食べたいと思いました。だけど、ケーキをみると目移りしてシュークリームを逃しちゃうんです。基本でしたね。はい!

うわっ...これはスゴイ...♪
有名なケーキ屋さんに対してはちょっと構えてしまうのですが
これは食べてみたいです。特にシュー! シュー! シュー!
ついでに、にっきさんちの体重計が壊れるよう念じておきましたよー☆

>オカモさん
シュークリームは基本だ、というだけでなくその店がどういう方向を目指しているのかがわかるアイテムだと思います。ここのようにシュー皮を完全に焼ききって、ガツンとした食感を前面に出す店とソフトな食感を大事にする店とでは、対象にする客層も違うでしょうし、作るケーキの路線も違うと思います。初めてのお店で、気になるときは、まずシュークリームを買ってみることをオススメします。一番安いはずですし。ただ、すでに評価が定まっているお店で美味しいケーキが食べたいときは、あえてシュークリームを買わなくても良いですよぉ。(笑)

>bookyo2さん
体重計が壊れるって・・・つまり針が振り切れて壊れるってことかしらん。怖い・・・。

そして有名どころのケーキ屋さんって、郊外(それも山側)に集中してますよね。青葉区はちょっとがんばればイロイロ回れるのですが、本来ケーキ屋さんはメジャーでなくても、地元に美味しいお店が1軒あればベストですよね。で、いつか登場させようと思っているのですが、うちもすぐご近所にメジャーでないけど美味しい店があります。なかなか引っ越せない理由の一つです。

横浜はにっき先生が書いておられるように山側に有名パティシエを配するお店が集中していて、海側にはうむ!というケーキ屋さんがあまり無いような気がします。まだ私が知らないだけかも知れませんが。
オーボンヴュータン!まさに殿堂ですね。昔ちょっと通りかかった際夫がさっと行って何か買ってきてくれたのですが、夕方だったのでほとんどケーキがなかったそうでその時に何を食べたのか全く思い出せない。(笑)その後頂き物でオーボンヴュータンのカヌレ・ド・ボルドーを食べて感動したのを覚えています。今回の記事は画像を見ているだけでかりっとしたシューやキャラメルの食感が伝わってきて、真剣に唾がわいてきます。

おいしそぉ!! o(><*)o o(*><)o おいしそぉ!!
“シュー・パリゴー”いいなぁ~

・・・でも
可愛い女の子の販売員さん いないんですね (ノ_・。)

美味しいお菓子と可愛い女の子 (販売員さん) の甘い笑顔
コレってゼッタイにセットだと思うんだけどなぁ…

ヌシさんのセット販売要望論に異議あり。ワタクシも以前某パティスリーで販売のバイト(パート)をしとりましたが、必要以上ににこにこせんでよろしい と言われました。可愛い女の子しか販売員になっちゃいけないなんて、差別だ!シワぶいたおばちゃん(私)でもいいじゃないか!(←暑さでちょっとヤラレ気味)そして自分で買いに行くなら未来を夢見る若手パティシエ見習いの若い男の子…いいじゃありませんかー。
にっき先生、この場合の世田谷夫人のサンダルってやはりシャルル・ジョールダンとかマノロ・ブラニークとかなんすかね?東京靴流通センターのつっかけは却下ですかね…??

暑くてもう何がナンだか。。。

リーさま
異議は却下 (* ̄ー ̄*)y-~~~~
だって接客業は愛想がナンボでしょ♪
(もちろんちゃんとした対応ありきが前提ですが)

>リー夫人
オーボンヴュータンの焼き菓子、魅惑的です。奥のブースにあったんだけれど、ちょうど世田谷夫人とご令嬢が進物用に大量注文されていたようで近寄りがたく今回は逸しました。あぁ、誰か送ってくれないかなぁ・・・。
ちなみに世田谷夫人のサンダルは東京靴卸売りセンターのでもOKだと思います。そのつっかけを履きつつ堂々とオーボンヴュータンに入れる自信が、世田谷夫人オーラを醸し出すのではないかと思います。

>ヌシ様
ケーキ屋さんに可愛い女の子、いままでのケーキ屋さんのイメージですね。
ふふふ・・・これからは色々な方向にすすむケーキ屋が増えていくから、さぁ、どんなことになるのかなぁ?笑顔はじけるリー夫人のような(見た目は)上品マダム系。これは親切だし、商品説明もきちっとしてくれそう。でもお客さんがウダウダ迷っていると「コレもアレもソッチも美味しいから、みんなまとめて買って行きなさい!」と笑顔で脅される可能性アリ。
次の記事で紹介するお店はまだ船出したばっかりなので、オーナーパティシェ自ら販売もやってました。色白でぽっちゃりしていて、それはそれでかまわないんだけど、青い縞のズボンは穿かないでほしかった。なんだかチャールストンを踊る子豚さんみたいだったんだもの。やっぱりビジュアルも大事よね。

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