お正月の準備
お煮しめを作るには、一晩昆布を水につけて出した昆布出汁と、かつおの出汁をそれぞれボウルに入れ、お玉で昆布出汁をお玉2杯、鰹の出汁を2杯、とほぼ同量を鍋に注ぎ、お野菜を1種類ずつ煮しめていくのが、うちのやり方。砂糖や醤油、みりんの分量は当然のことながら、計量スプーンで何杯ずつ、なんていう明確な値は無いので、自分の舌しか頼れない。なにを基準にしているかといえば、自分が食べてきた母のお煮しめの味である。母のそばで何年かは一緒にお煮しめを作ってきたので、その時々で味見をさせられ、味を記憶した、と思ってきた。
ただ、ここ数年、普通の煮物は作っているけど、お煮しめはやってなかったので、記憶・・・大丈夫かなぁ?と不安になる。今回は筍と里芋、人参が私の担当で、その他に黒豆(これはお鍋にまかせっきり)が私の領分となっている。
ひさしぶりにちゃんとしたお出汁をとると、良い匂いが台所に広がりますね。やり始めたら、けっこう味は覚えているもので、まずまずの出来。多分買ってくるおせちのお煮しめより、かなり薄味。普段食べる煮物に比べても味は薄い。その分、お出汁がきいているので、上品な味だと思う。これが美味しいかどうかは別にして、うちの「オフィシャルな煮物」(?)ってこうだと思う。
さて、お出汁が余ったのと、スーパーで卵が安かったことで、よせば良いのにまたまた余計なことをしていた。これです。
私、なぜか「鬼すだれ」を母から譲り受けています。
材料は卵8個、いとよりのすり身150g、砂糖130g、かつおの出汁75cc、醤油小さじ1、みりん10cc。
フードプロセッサーでやると簡単らしいけれど、そんなものは持っていないので、ボウルにすり身を入れたら、すりこ木で最初は卵黄を1個ずつ4個分くらいまで摺り混ぜ、あとは卵1個ずつを加えるたびに摺り混ぜ、残っていた4個分の卵白も加え、最終的には泡だて器で混ぜ合わせます。
かつお出汁に砂糖を加えて火にかけ、完全に砂糖を煮溶かしたものに醤油とみりんを加え、荒熱をとってから卵液に加えます。
紙をしいた天板に流し込み、200度で約30分。鬼すだれの上において天板をかぶせて冷まします。あとは巻くだけ・・・。こんなかんじで出来ました。けっこう本格的。
気をよくして、今朝は羊さんの家の分も焼いておりました。コレは来年からまたしても私の役目になってしまいそう。ちょっと苦笑い。
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