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昨日、夏まで所属していた店に仕事で行った。ドタバタと仕事をし、いろいろな部署に顔を出していたら、以前しょっちゅう顔を合わせていた、働くママさんに声をかけられた。

単に懐かしいねぇ~という話ではナイ。どうも裏情報で、私がケーキの売人をやっていると聞きつけたらしい。情報の出所は私の元上司だ・・。今、カレは彼女の上司だもんなぁ~。

で、単純にケーキが欲しいという話ではなかった。彼女のお嬢さんが卵アレルギーなんだそうで、卵アレルギーでも食べられるケーキは作れない?という話だった。そうか・・・。彼女はたしかお嬢さんだけでなく可愛い男の子もいたはず。その子はアレルギーはないから普通のケーキが食べられるけど、女の子が食べられないとなると、その子もケーキを食べる機会が減ってしまうわけね。

ケーキなんかなくても和菓子があるし、なんていうのは屁理屈で、子供の世界でクリスマスケーキや、バースデーケーキが食べられない!というのはかなりキビシイことだと思う。

でもね、小麦粉なら、米の粉という選択肢が最近はあるけれど、卵の代わりになるものとなると・・・。卵がケーキに果たす役割はものすごく大きい。卵黄は味の上ではコクを出し、卵黄に含まれるレシチンが油脂と水分を合わせる、つまり生地を乳化させる役割を担う。卵白はメレンゲにすることによって、生地を膨らませたり、ムースの軽やかさを出す。なくてはならない素材なんである。

卵を使わないお菓子・・・無いわけではない。パイはテリに卵黄を使わない限りOKだし、タルト生地も卵の変わりにミルクを使うことができる。ムース類も果物やチョコレートを使ったりヨーグルト、チーズをつかうことでコクを補い、生クリームで作ることが可能ではある。ただ、私の今の技術でふんわりしたスポンジを卵なしで作ることは無理だなぁ・・・。

調べたら、山芋パウダーを使ったりいろいろ工夫して卵アレルギーの子供達でも食べられるケーキのレシピがあったり、実際にケーキを販売しているところもあった。

私の場合、簡単にそのレシピを使えば良い・・・というものではないように思った。それはあくまで、家庭でお母さんが作るケーキのレシピであって、販売する側がその延長線で作って、子供は食べられるかもしれないけれど、美味しくなかったら、やはりそれは違うと思う。

私は私の今もつ知識で、卵アレルギーの子も安心して食べられて、家族みんなが美味しい!と言えるケーキを作るしかないよね、と今の時点では考えている。家庭用のレシピを使って安易に今年のクリスマスケーキを作るより、ふわふわなスポンジは無いけれど、とびっきり美味しくて家族みんなが満足できるクリスマスのお菓子をつくる道しかないな・・というのが、今のところの私の決意なんだけど・・・サ。

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コメント

やはり対アレルギーのケーキを望まれてる方は沢山いらっしゃるのですね。
ケーキに対するキモチって特別なんだなぁとあらためて感じます。
食べる方々の思いを受け止めて、作り手としての思いを託した
そんな美味しいお菓子ができますように。

>bookyo2さん
ケーキって子供にとって「ハレの日」の食べ物だと思う。今も昔も。
お祭りに一人だけ参加できない悔しさってあまりあると思うんだ。
でも、冷静になって考えると、彼女、別にクリスマスケーキを頼みたかったわけではないのかな?と思い至りました。時期が時期だから、ついそっちに頭が行っちゃったんだけど。レレレ?

これはまた難題ですね。
でも美味しいのが出来たら、一生忘れられない思い出の味になるでしょうね。
卵を使わないスポンジってできるのかな。

>167さん
うちみたいな弱小しか出来ないこともあるし、そういうのが本当の仕事だよねん?

卵使わないスポンジって、やはりいろいろ研究されていて、あるようです。ただ、私はまだ試したことがないので、今年、それを使うのは無理ですね。良いクリスマスにしてあげたいなぁ。

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