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さぼる働きアリもしくは妖怪酒かすめ

先日のかすてらの会の懇親会準備の時もそうだった。みんながいっせいにお菓子の袋をあけて並べたり、チーズを切ったり、ワインの準備をしたりこまごまとよく働く中に、なんだか取り残されてポケーっとしてた。

同じように手持ち無沙汰になっていた2代目名人のトキちゃんと一緒に、「なんかみんながやってるから、私達やりそこなったねぇ。」「最近会に入ってきた人達はフットワークがいいわぁ。出る幕ないね」と顔を見合わせて、私たちは「まっ、いいか」ということにした。

懇談会も終わり片付けがはじまると、一応椅子なんかは私だって率先して片付けたんだけれど、いつの間にやらやはり取り残されて、ポケーっと突っ立っていた。ふと隣をみると、やっぱりトキちゃんが同じように突っ立っている。

「気配りの出来る先輩と、気働きの得意な後輩にはさまれた私たち中間層って、なにもすることないんだよね~」と言って笑った。

よく働く蟻を10匹集めると、そのうちの2匹はサボりだす。で、その2匹を除くと今まで一生懸命に働いていた蟻の一部にまた働かない蟻が出てくるっていうような話を聞いたことはないかしら?まさにその蟻だね、私たち。(もちろん真っ先にサボるタイプのアリだ)・・・サボる働き蟻。

そういうのとはまたちょっとちがうけれど、こんな楽しい会の時も私は気がきかない、というかハナから気配りすること自体をあきらめちゃっている。ポケーっと人様の話を聞くのが楽しいので、いろいろまわりの方にお世話をやかれっぱなしで、自分はなんにも動かない。本当に申し訳ない。

たまに気をきかせたつもりでちーさんの盃にお酒を注いだと思ったら、そばがきの付け汁だったし・・・。(笑)中国茶も茶葉が入っている茶碗からお茶を注ごうと思っても、指が熱くてうまくいかず、ジタバタしているとちーさんやリー夫人がさっと注いでくださる。

いやはや本当にもう人様に世話を焼かれる為にいるようなもんです。こういうところはつくづく末っ子体質。

でもねぇ、無理はしないほうが楽しい気がして。そんなわけで私は私ですっかりマイペースを通していろいろお世話を焼いていただいて、美味しい思いをして帰りました。参加なさった不良中年の皆様、本当にどうもありがとうございました。

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そうそう、写真をとることまで全ておまかせしちゃったので、私が撮ったのは後にも先にもこれ1枚ぽっきり。 そばがきとニシンとタタミイワシとイカの塩辛がとても美味しかった。お酒もスルスルと喉に入り、〆のお蕎麦も喉越しよくって美味しかったなぁ・・・。

注がれるままに酒を飲むだけ・・あとはなんにもしない、というまるで妖怪「酒かすめ」みたいなヤツだということがバレたあとでも、お誘いはあるんだろうか?あると・・いいなぁ。

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午前中はちゃんと仕事してました。颯太君4歳のバースデーケーキはチョコレートのムースです。リクエストでしたが、4歳のバースデーケーキにしてはちょっと地味だったかも。味重視の渋い好みの男の子だとしたら嬉しいのだけど。

戦い済んで日が暮れて

昨日、篁流かすてら会の第3回名人戦がおこなわれました。私は焼いた段階ですでに名人位が取れるほどの出来ではなかったので、もちろんペケです。ただ、間違った方向には進んでいないことだけは、確認できました。それは収穫だったかなぁ。

まぁ、とにかく終わった、終わった。やーれ、やれ。

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これが今回の私の作品。まず焼き色が薄い。表面はとても良く仕上がったのでそこは満足です。火通りがあと、2分足りなかった、というかオーブンの細かい調整が出来切れなかったのが主な敗因ですね。

今取り組んでいる焼き方は微妙な調整を要するので、ギリギリうまくいったときにはスゴイのが焼けるのだけれど、そこがちょっとでもずれるとうまくいかない。つまりまだ完全に自分のものになっていないっていうことですね。

次点で惜しくも名人位を逃した人がスピーチで「2年後の名人位を目指して明日からまたがんばります!」と力強く宣言してましたが、私も大会は別にして今の焼き方をちゃんと自分のものにしなくっちゃ!とズルズルと重い体を引きずって帰る帰り道、ズルズルと決意を新たにいたしました。いやぁ、本当に疲れていたもので、ズルズルと・・・。

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一般審査委員による審査風景。食べてるうちにだんだんわからなくなっちゃうのよね。みなさんご苦労なさったことと思います。

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第3代名人位を獲得した今井さん。可愛いお嬢さん2人を連れて会に参加していらっしゃいました。お嬢さん達の誇らしげな顔ったら!この後の懇親会でお嬢ちゃんたちにせがまれて、なぜか私、紙コップにウサギの絵とニワトリ!の絵を描かされました・・・。(ウサギ組とニワトリ組に在籍してたんですって!)

戦い済んで日が暮れて・・・。道は間違っていないのだから、またがんばって修行し直そうっと、心を強くしたところでございます。

そんなわけで当分かすてら修行に明け暮れます。大量注文は無理、良いのが出来たときにお送りします、という条件つきではありますが、召し上がってみたい方はお気軽に声をおかけ下さい。

もれなく私の「根性」とか「執念」とかが付いてきます。あしからず。

かすてらの道は厳しく険しい

さて、今度の日曜日がかすてらの会の名人戦当日。でも当日っていうのは審査がある日で、本番用のかすてらは昨日焼きました。

結局「寒稽古」なんていったって、たかが1ヶ月の練習は本番にはさほど役に立たない・・・ということを実感して帰ってまいりました。まず雰囲気に呑まれる。オーブンの順番待ちがあるので、人様の動向まで視野に入れて動かなくてはならないので、集中できない等々。そういう中でで~んとしていられる根性が未だ育っていなかったというのが大きいなぁ。

1枚目は端こそ流れた(という表現がふさわしい状態があるんです)ものの「そこそこの出来」。ただし、火が入りすぎた感は否めない。2枚目はもしかしたら火の入りが弱かったかもしれない・・・。どちらを出すか、迷った挙句2枚目のものを出展することに。先生がちょっと意外そうな顔をしてたけど。

1枚目ならそれなりの評価をもらえたかもしれないのだけど、今回の寒稽古で私が目指していたのは「ぎりぎりの焼き上がり」だったので(火の通りが絶妙に入ったところで挙げるの意)、1枚目ではどうしても火が入りすぎていて私の中では失敗だった。同じ失敗でも2枚目のほうが目指していたものに近かったから、ダメでも私自身がとっても納得できる。全ては日曜日に基準のサイズにカットしたときに、断面図を見ればわかります。引き返しても良いように1枚目もキープしようか、と思ったのだけれど結局、安全策をとっても意味がないことなので、実家に気前良くぜーんぶ置いてきた。

上記のようなことを母にぶちぶち言いながら「でも、ま、これで終わったしなぁ~」とやっと解放された気分。この寒稽古中の最高傑作は結局姉のところに行った1枚で、「あれは本当に美味しかった!」と姉も絶賛してくれとりました。せめてもの慰めってやつですね。

でも最高傑作は最終的に小猿(姉のとこのチビ)が食べたんだぁと思うと、なんか笑えるなぁ。

さて、気を取り直して、日曜日は初代名人としての職務を全うすべくかすてらの会に参加して写真取りまくり、皆様にレポートいたします。かすてらの画像ばっかりですが・・・。

そんなさなか、ブレーメンでの教室用の試作もしておりました。これらは4月のレッスンで取り上げます。

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これは「サンガプール」(シンガポールのフランス語読み)と名付けられた爽やかなレモンのケーキ。シロップにもレモンを使うので本当に甘酸っぱくて春にぴったりのケーキです。

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これは4月の焼き菓子で「ライヒチ・ザントマッセントルテ」です。マーマレードを入れて焼くスポンジケーキなのですが、今の時期、ワケアリでキッチン山田ではマーマレードを大量生産中、贅沢にもそのマーマレードを使ってのレッスンになろうかと思います。上のオレンジ(実は夏みかん)もシロップ煮にして使います。これも爽やかで美味しいのよ。

上記のふたつのホールケーキを連続で作っちゃったもので、後始末が大変でした。結局通勤ラッシュにも負けず職場に運んで、珈琲倶楽部の面々に消化してもらいましたけどね。

かすてらの会が終わったら、また大量のかすてらを事務所に運ぶことになるんだろうか・・・。

厳寒の諏訪湖

半端でなく寒い、厳寒の諏訪に行って参りました。

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諏訪湖は全面氷結しております。おまけにその上に雪が積もっております。今年は御神渡りもございました。

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なんでこんなとこに連れてきたんだよぉ~と、見渡す限りの凍てついた景色を目の当たりにしたときには、おもわず羊さんを責めました。

でもね、とっても寒かったけど、(最高気温!がマイナス2℃)とっても楽しかった1泊旅行になりました。

楽しかったのはひとつはちーさんのおかげ。ちーさんにならって私も今回は旅ノートを作ったのです。これがもう楽しくて楽しくて。

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行きの電車の中からゴソゴソとペンを取り出して書き込んで、お店や美術館に入ったら何かパンフや案内図がないかキョロキョロ探し、宿についたらさっそくハサミと糊!

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もう楽しいったら無い!脳内麻薬出まくりですよ。帰りの電車の中でも切ったり貼ったり、旅行から帰ってきてもデジカメで撮った写真を切り抜いて・・・。あー、本当にちーさんどうもありがとう!

そしてもうひとつ、旅行が楽しかったのは、この帽子のおかげ。これを耳までかぶってさえいれば、寒さなんてへいちゃらで、氷点下の諏訪湖畔を羊さんとどんどん歩いて移動できました。二日目は朝、マイナス17℃くらいまで冷え込んだらしいのですが、昼間はお日様たっぷりで、歩き回るのにさほど苦労しなかったです。

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で、この帽子、私の手編みです。

寒いところへ旅行に行くのに帽子は絶対必需品だ、と力説する羊さんを前にして私が「もう買いに行ってる時間がないよぉ~」とぼやいていたら「引き出しになんか編みかけの帽子が入っていたヨ」と羊さんが言い出しました。

いや、私、帽子なんか編んだ覚えはナイ・・・。編みかけていたのは毛糸のバッグだヨ・・・。

ま、ためしにそのバッグをかぶってみたら、あれぇ、これけっこう帽子に見えるねぇ。そんなわけで前日に一生懸命糸の始末をした毛糸のバッグを、私かぶって旅行しました。暖かかった・・・デス。Cimg1658

諏訪大社自体には何度か来たことがありましたが、こんなにキ~ンと張り詰めた空気の中でお参りしたのは初めてです。諏訪湖も凍っているほうが綺麗だった。

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諏訪の銘酒「舞姫」は登戸の先生が一番好きと言っているお酒なので、今回は蔵元を訪問してあれこれ試飲させてもらって、先生用にお土産として買いました。

次回は下諏訪の銘酒「御湖鶴」の蔵元にも行ってみようね、と次なる目標も設定して氷の世界を後にした私達でございます。

皆様の愛のために Ⅱ

スウィーツのオーダーなんだから、ご注文主は女性が圧倒的かというとそんなこともなく、案外男性からのご注文が多いキッチン山田です。

もちろん中には生涯を甘いもんへの飽くなき追求に捧げていらっしゃる求道者のような方も含まれますが、ふつうは女性へのプレゼントとしてのオーダーですね。

女性のようにお店であれこれ選ぶよりネットを使って検索するスタイルのほうが男性にはあっているからかもしれませんね。男性から女性にお花を贈るのもネットで注文できるようになって、より身近になった気がします。時間のなかなか取れない人にとって、自分の空き時間で選べて、メールで相談できるのはとても便利なシステムなのでしょうね。

でもそれだって、けっこう手間がかかるし、なにしろ「プレゼントしたい!」という強い気持ちがまずないと!

バレンタインにチョコが来ないと拗ねてるそこのアナタ!まずは見習いなさいって。(まぁ、まず贈る相手がいないとダメなわけだが・・・)

バレンタイン翌日が奥様のバースデーなんですという、遠いところからのご注文でした。絶対当日までヒミツにしたい~!というご要望で、うむ、男の人のほうがロマンチストだ!と確信。

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オープスト・ヴァインクレーム・トルテ。ベースはワインのムースです。爽やかなムースの酸味が上にのせてゼリーで固めた苺とよく合います。なにより、奥様に花束を贈るように華やかなケーキを選ばれたのだと思います。う~んロマンチストだぁ。

こちらはちょっと前、コメントをいつもいただいているSUZUさんのご主人様から、SUZUさんのバースデーにと注文いただきました。これはおまかせだったので、勝手に私がSUZUさんにワインなどのお酒と合わせて召し上がっていただきたかったので、チョコレートものにしちゃいました。

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早朝にもかかわらず、キッチン山田までご主人サマが取りに来てくださいました。エライなぁ・・・。

素敵なダンナ様だわよねぇ~と横目で羊さんを見ながらちょっと言ってみる。ま、ビーズクッション買ってくれたからいいか・・・。

皆様いつまでも仲良く、お幸せにね。

皆様の愛の為に

バレンタインおめでとう。

あげた人ももらえた人も良かったですね。もらえなかった人も、人生の不平等感や不条理感を味わえて、良い経験をしましたね。(毎年味わっている場合は・・・ごにょごにょ・・・。)

キッチン山田、皆様の愛の為にがんばりました。

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これは、昨日のブレーメンでのレッスン。本命のカレ(含む長年連れ添ったご主人様)用だと言うのでマジパンのバラのプレゼント付き。チョコレートものは美味しいし、素敵だけど、作る側は手にもエプロンにもチョコレートがついて大変。昨日のレッスンは洗い物も多くてご苦労をかけました。

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そしてこれは先日の自宅での作業状況。ハートがいっぱい、出番を待っております。

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みんな、今日どこに配られていくのかなぁ。

そしてうちの羊さんはどんなチョコを貰ってくるのかなぁ?

作業終了した私は、誕生日祝いに買ってもらった新しいビーズクッションでくつろぎながら、そのチョコを味わう算段です。

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寒稽古終了とお墓参りと誕生日

毎度かすてらの話。来る名人戦は2月24日。そして、そのための本番かすてらを焼くのは私の場合22日。で、今日は本番前最後のレッスンでした。といっても先生はただ見ているだけ。時々はテレビなんか見たり、もしくは居眠りしていることも多々あり。肝心のところだけチェック(見ずとも泡立ての音とかでどうもわかるらしい)している仙人みたいなお師匠さんである。

2枚焼いて1枚目は少し火が入りすぎていたので、2枚目は加減をした。そして先生のOK。「これで(私のかすてらの焼き方が)固まったな」とのお言葉をいただき、寒稽古無事終了。あとは本番を待つばかり。焼きに不安はないけれど、だからと言って品評会に必ず良い結果が出るとは限らない。でもイイヤ・・・といえるだけここのところ焼きこんでおりました。そしてその本日のかすてらは1枚は私の友人宅へ、もう1枚は小猿君のいる姉達のところへそれぞれ貰われてゆきました。

そして先週雪で断念した父のお墓参りを本日断行。私は修行?先からお墓へ直行。姉は小猿君の受験で疲れたか、風邪を引いてしまって代わりに義兄と姪っ子が母に同行して来てくれました。うちの場合、2月は家庭内行事が多すぎて、先週のように雪で順延になんかなると、行事を重ねて消化しないと追いつかない!

そんなわけで父の命日と私の誕生日が今回は重なりました!お墓の帰りに義兄が姉からのプレゼントを渡してくれて、それから皆で一緒に食事。(これは父の命日がらみのお食事らしい。母のおごりだったから)夕食は羊さんが「お誕生日だから!」と買ってくれたワインを飲んで一応お祝い。いろいろと忙しい。

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バースデーケーキは・・・これ。毎年、自分の為になんか作らないバースデーケーキを登戸の先生は必ず作って送ってくださる。今年は誕生日当日登戸の教室に出ていたので、私がかすてらを焼いている間、隣のオーブンで 焼いてくださっていました。

えへへ・・・人に作ってもらうのって嬉しいもんですね。でもなぜか、このケーキを見た羊さんが満面の笑みを浮かべているんだよねぇ。

「先生のケーキは美味しい!」すっかり羊の脳には刷り込まれているようです。明日の朝食が楽しみ♪

バレンタインが似合うお年頃

2月に入って初めてのブレーメンでのレッスン。フラワーアレンジメントの教室はほぼ満席状態で、生徒さんたちが華やかなアレンジメントを作っていらっしゃる。

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これは今日の課題とはちがうのかな?皆さんが取り組んでいたのは、ハート型のアレンジメントのようでした。

「お花も綺麗でいいですよねぇ~。でもお花は食べられないからねぇ。」とキッチンのほうで私の生徒さんがのたまわる。そう、私達「花より団子」チームはマンツーマンで本日の課題「チョコレートのタルト」に取り組んでおりました。

すでにこの課題は2月のレッスンの定番になってます。これをバレンタインデーにカレに贈った子が次々に(といっても2人だけど)お嫁に行きました。しかし、今日のお嬢さんは「まだそんな気ないで~す。母とカレと3人で食べちゃいます。」とのことです。

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バレンタイン本番はまた、別のレッスンを受けるので、今日は「バレンタイン」も「LOVE」も「○○君」の文字も入れずにカジュアルな仕上げです。まだ学生さんだから義理チョコなんて不毛なチョコを買う必要もないし、「うふふ」と笑うだけで周りが華やぐお年頃。バレンタイン適齢期だわぁ。

タルトが焼ける頃、お花のレッスンを受けている生徒さんたちが、段々落ち着きをなくしていく。チョコレートの香りが全部、お花のレッスンしている教室に流れて行っているらしい。

結局、ブレーメンのブログに載せるから写真撮りしましょう!ということになり彼女とタルトが撮影に臨む中、次々とお花の生徒さんたちが覗きにくる、いやはやギャラリーの多いにぎやかなレッスンになりました。

で、出来たてのチョコレートタルトを持った彼女は、カレのお迎えの車で帰りましたとさ。

残ったブレーメンのスタッフ一同「いいなぁ~」とヨダレ?を流していたのは云うまでもありません。

雪が降るからマーラカオ

雪が降って、予定していたお墓参りにも、むろん散歩にも行けない。掃除をして靴を磨いて、それでもヒマだ。羊さんは将棋なんか見てるし。

明日の朝のパンも買いに行けないので、マーラカオ(中国風蒸しパン)を作ることにしました。どこが中国風なのか、わからないけど。

材料は卵2個、黒砂糖90g、小麦粉120g、ベーキングパウダー小さじ2、ミルク60cc、ブランデー10cc(なに、ミルクの量が足りなかっただけ)以上。粉とBPは合わせてふるい、黒砂糖もふるっておきます。

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① 卵黄をほぐしたら黒砂糖を入れて混ぜ合わせます

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② ミルクとブランデーを合わせたものを少しずつ加え混ぜます

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③ 粉類を入れて泡だて器で混ぜ合わせます

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④ こんなかんじ。今日はレーズンも入れちゃいます

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⑤ 卵白は別のボウルに入れて泡立てます

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⑥ ④と⑤をゴムヘラでよく混ぜ合わせます

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⑦ 型(直径15cm)に流し込んで湯気が立った蒸籠に入れます

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⑧ 中火で蒸すこと40分

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こんな感じにふっくら蒸しあがりました。

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寒い雪の日にふかふか、ほわほわのマーラカオ!黒砂糖が無ければふつうのお砂糖でも大丈夫。お暇でしたら是非お試し下さい。

でも、またヒマになってしまった私はこれから餃子の皮を作ります。雪の夜はアツアツの手作り焼き餃子でしょう! 

昭和のガキにマロングラッセ

私、かなり若いのですが、でもなぜか生まれは昭和30年代後半なのですよ。計算が合わないのが自分でも不思議です。

その頃は今みたいに食に関する情報が一般家庭に届くわけもなく、普通にどこのおうちもご飯とお味噌汁とお漬物、焼き魚や煮魚なんか食べ、おやつだって「鈴かすてら」食べたり、お饅頭食べたり、喉が渇けば子供でも手軽に作れる「ワタナベのジュース」なんていう色水を飲んだりが当たり前でした。

ただ、うちには父の仕事の関係で、突然、頂き物と称して珍しい食べ物が届くことがありました。それが国内のものであれば、おおぉ~と賞賛の声で迎えられ、鯛の浜焼きなんかだとその編み笠?みたいなものは後々まで私達のままごとの小道具になり、大事に大事に遇せられたものです。

ところがたまに得体のしれない食べ物が届くわけですよ。黒くてショッカライだけの魚卵の缶詰とかは、魚卵もあまり好きでなく、おまけに全く酒を嗜まない家庭に育った母にとっては、迷惑以外の何ものでもなく、人様に差し上げてもご迷惑でしょうからと、多分次から次へ捨てられたと思う。だいぶ後になってから「あれはキャビアだった」と思い至ったらしいのだけれど、やはり「好きでなかったから良いの」という結論になった。

価値がわからない奴にとっては所詮「猫に小判」なわけである。

さて、そんな日常の中にごくまれに訪れる不思議な食べ物たち。その中でも何年か続けてお中元かお歳暮の時期に綺麗な小箱に入ったお菓子が届くことがあった。お菓子だから食べてイイヨ、と言われて私達がおやつに食べていたのだけれど、しかし、一個一個がそれぞれ石鹸箱サイズの紙箱の中に丁寧に入れられている。ご丁寧なことだわねぇ、と母達は言っていたけれど、私達は無造作に箱からその栗のお菓子を取り出して食べていた。でも子供心にすごく上等で、特別に美味しいお菓子だなぁと思っていた。良い香りのするネットリとした甘い栗のお菓子。綺麗な箱も特別だった。フランスという国のお菓子らしいよ、ということは聞いた気がする。父の綿のワイシャツから母が手作りしたシュミーズなんつうものを着ていた、昭和のガキが出合ったマロングラッセである。

だいぶたって日本製のマロングラッセも巷にあふれ、私も口にすることが多くなった。でもどれもちがうよね、と私は自分の中にいる昭和のガキンチョに聞く。「全然ちがう~!」という声がかえってくる。遠いフランスにはいまでもきっと私が食べたマロングラッセは売られているのだろうなぁ。日本でもきっとそれと同じくらい美味しい本格的なマロングラッセが出来ているのだろうか。(食べたことないけど)

そして今でもあのマロングラッセが大事に入れられていた、綺麗な紙箱を想う。あれはまさしく私にとって「フランス」だった。

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マロングラッセを思い出させたのはSUZUさんからフランス出張のお土産でいただいた、このチョコレートの小箱でした。美しいデザイン、こういうのがフランスのお菓子の真骨頂ですね。

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もちろん中のチョコレートも洒落た大人の味わい。こういうのをさりげなく選べるというのもその人のセンスだと感心します。SUZUさん、どうもありがとう。

2月が始まった

2月が始まった。あさってはいよいよ節分だし、少しずつだけれど日が昇るのも早くなっている。

2月の朝日は少し特別。父が亡くなったのは立春の、春の日が昇った直後だったから。姉と私で泊り込んだ病室で、気持ちが張り詰めた夜が明け、やれやれと簡易ベッドを片付けたりして私と姉との緊張が解けた瞬間を見計らったように父は逝ってしまった。

子供の頃から、父は海外に頻繁に仕事でよく出かけたので、空港へ見送りに行く事は多かったかもしれない。父はとても優しくて面白い、可愛げのある人だったけれど、決してウェットな人ではなかった。だから、じゃあねと言ったらさっさと搭乗口に行ってしまった。最期の時もそんなふうだった。

あ、行っちゃった・・・そんな感じがした。

空港から父が乗った飛行機が飛び立つと、母と姉と私は、「さて・・と」という感じでお昼を食べて帰ったり、お夕飯の買い物をして帰ったりしたんだと思う。父が亡くなった時はさすがにそんなわけにはいかなかったけれど、それなりに日常はちゃんと戻ってくる。父に似てウェットではない私も姉も母を交えてきゃぁきゃぁとおしゃべりをして楽しく過ごす。もしかしたら、それは父がいたときとはちがう幸せの形かもしれないけれど、幸せなことにちがいは無い。

だから、2月の朝日、特に今日みたいにき~んと晴れた朝の光は、父が逝ってしまった朝を思い出して「ああ、こんな朝だった」と思うのだけれど、感慨にふけっているゆとりも無く、今朝も駅までの道をデカイ鞄を斜めがけにして、脇目もふらず走り通したのである。

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お正月以来初めて、昨日は実家へ行った。これは私がラゾーナで買っていった京はやしやさんの抹茶わらびもち。お値段を言ったら、姉がちゃんと良いお茶を点ててくれました。抹茶の苦味が美味しい!

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姉が買ってきてくれたのは、地元パティスリー清月のケーキ2種。いつもは清月さんで練りきりを買ってくる姉なのに、今はとにかくケーキが食べたいそうで・・・。小猿の受験でストレスが溜まっているからだそうだけれど、小猿の卒業式までに痩せないと、スーツが着れない!と騒いでいませんでしたっけ?

でも、清月さん、おみそれしました。和菓子も美味しいけど、ケーキもかなり美味しい!オカモさん!美味しかったですよ。姉は次は鶴見神社の近くのなんとかというケーキ屋さんを襲撃?するのだと言ってましたが、美味しいお店があるのでしょうか?

オネーサマ、ところでダイエット・・・どうするのよ。

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