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蛇含草

さんぱちさんが落語を聞きに行った、なんていう話を先日書いていらしたからだと思う。全盛の頃の桂枝雀師匠の独演会に行ったことを思い出した。

その時の演目のひとつが「蛇含草」だった。その舞台を鮮やかに昨日寝床で思い出した。

「ウワバミが人間を丸呑みにしたときに、この草を口にするとすぐに腹がこなれて、また空腹になるという蛇含草。これをお守りがわりに貰った男が、仲間と餅の食い比べで限界まで食べて行き倒れそうになりながら、家に帰り、そうだ、この蛇含草さえ口にすれば腹がこなれる~と思い出し、それを飲むと・・・。」という話。知ってました?

限界まで食べてしまった男のことが心配になったご隠居さんが、覗いてみると「餅が甚平着て座ってた・・」というオチ。ま、つまり蛇含草は単なる消化薬ではなくって「人間を溶かしちゃう」薬だったわけですね。

そう、何故にここで唐突に「蛇含草」かというと・・・。

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あこがれのショーラパンに行ってきたのよ、さばさんと。皆様ご存知の卵のアミューズの次に出てきたのがこちら。グラスに入っているのがカリフラワーのムース。豚さんのいろいろなところを固めた美味しいもの、マグロとマンゴーのサラダ。充実です。

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フォアグラのテリーヌざんす。

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ほろ苦い春の味覚、ホワイトアスパラとグリーンアスパラ。そして生ハムの組み合わせ。さばさんは生ハムで巻き巻きしていたけど、私はアスパラはアスパラで食べてみた。美味しいなぁ・・。

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続いてキノコのスープ。お皿も熱いので気をつけて、といわれたので手は使わず、顔をお皿に近づけてさばさんと二人、匂いを嗅ぐ。(犬のようだ)クンクン、ク~ンクン。キノコの香りがたまらない。

で、ここまでは意外と楽勝だった。ゆとりがあった。私たちイケルじゃん。と思っておりました。

で、肝心のメインがこれ。さばさんは「鴨」私は「子羊」

この量が・・・命取り。美味しかったのよ、実に。でもね、ここで急にもう満腹。食べたけど・・がんばって。子羊も美味しかったけど、さばさんから貰って食べた鴨さんが絶品でした。りんごと一緒にしてあるのだけれど、りんごはただのソテーではないな。

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次は鴨にしようかな・・・なんて今朝は思えるけれど、このあとデザートのプリンとコーヒーまでたどり着いた段階では、もう思考力ゼロでした。

大雨の中また濡れながら家路につく途中、コンビニで「液キャベ」なんか買って(飲みすぎでないのにこんなの買ったのはじめて!)布団に倒れこみ・・・。

「蛇含草・・・あったらなぁ。あ、でもそうすると明日お布団の中には私ではなくショーラパンディナーがパジャマ着てるってことになるんだぁ」

と、しょうもないこと考えておったわけです。

ショーラパン、恐るべし。

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さばさんへの遅いバースデープレゼントは自家製マーマレード食べ比べセット。デコポン→夏みかん→高知ブンタンの3瓶です。妖怪ジャム舐めの彼女は多分今夜あたりにはショーラパン攻撃から復活して、クリームチーズにのっけて、ペロペロやるんだろうな。

来年も合同誕生日、楽しみにしてるね、さばさん。

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「グルメ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

おめでとうございます!!
ようやくデビューですね、それもディナーからとは
さすがにっきせんせい&さばさんです。
(大体みんなランチから始まるのにうさぎ道)
ラインナップはおおよそ私も頂いたことがあるものだー♪
味を思い出して今口腔内がヨダレで大変なことになっております。。。

シェフは鴨だか鳩だかを焼くのが何より好き!という方なので、
ローストの美味しさはもう言うことなしだった事でしょう。
そう、分かりますわかります、途中で思考回路がやられるんですよねぇ胃袋が割れそうに膨れて…。

『あらしのよるに』素晴らしいお誕生日ディナーを楽しまれたお2人に、良いことが沢山ありますように。おくればせながらおめでとうございます。

とうとういってきたんですね~~♪

あのときのおいしい気持ちと、オナカがすごく苦しかった気持ちをおもいだしました。
アスパラ~~~~
これは、、、行かねば!

わたしは、メインなしのコース仕立てでいいのにな。

「蛇含草」面白いけど、けっこうグロいサゲですよね(笑)
横浜先輩ブロガー様たち大絶賛の「ショーラパン」、私もディナーに行きました!おいしさに感激したのは言うまでもないのですが、お手ごろ価格なワインをおいてくれているのもうれしかったです。フランス料理はワインリスト見ただけでめまいがすることが多くて(ほとんど自腹だし(涙))写真見てたらまた行きたくなってしまいました~restaurant

ところで、今読み返しておお!と改めて感じ入っていたのですが、
全盛期の枝雀師匠の独演会にいらしたことがあるのですねぇ。
私も好きでした、桂枝雀。残念な亡くなり方をしましたよね。
題は忘れましたが、さくらんぼうを種ごと食べて、頭に桜の木が生えてきて、花見をしたりするお話が好きでした。枝雀師匠がやるとありありと絵が浮かんでくるとでも申しましょうか。
実家の母が落語で生きているような人で、百人一首の『千早ぶる
神代もきかず竜田川…』を、例のご隠居さんの珍解釈『竜田川』で真剣に私に教えるような人なので学業では本っ当に苦労をさせられたことを思い出しました。なのでいまだにその歌の本当の解釈はちょっと自信がないんです。ただ、竜田川に散った紅葉が綺麗…という内容でいいんでしたっけ?落語だと関取は出てくるわ、花魁は出てくるわ、相撲取りが転職して豆腐屋になるわ、それはもう壮大なお話なもんで…。

ラパンデビュー(?)オメデトウございます。
いやあ、相変らず美味しそうだなあ(涎)

ここの場合冗談抜きで量がすごいので、一度メインに魚と肉を両方行ったら、本当に帰り道地面にめり込みそうになりましたっけ。
オット、あれ以来行ってくれないんです。ちぇ。

ああ、このカモはそれにしてもタマランなあ・・・ううううう。

祝♪ ショー・ラパンさんデビュー 彡☆
しかもディナーでデビュー だなんて やるぅ~
☆゜・:*:・。,★゜・:*:・ヽ(*゜▽゜*)ノ。・:*:・゚★,。・:*:・゚☆

マグロとマンゴーのサラダ いいなぁー (〃・¬・〃)
アスパラと生ハムも久しぶりに食べたい… (〃・¬・〃)

にっき先生 メインは全部食べちゃったのですか?
お願いして半分は お持たせ にしてもらえばよかったのにぃ

あ、でもやっぱり調理したてを堪能したほぅが美味しぃか

>るるさん
苦しかった、でも今日はもう羊相手に「次は私が牛頬肉の煮込みを食べるから、羊さんは鴨にしてね、で、私に3切れ分けてね」という交渉をしておりました。アスパラガス、いい香りでしたよ。

>さんぱちさん
落語のオチってかなりブラックなものが多いですよね。上方落語は鳴り物が入るので、華やかでにぎやか。江戸前(?)の渋い色合いの落語ともちょっとちがっていて聞き比べも楽しいですね。さんぱちさんのブログのおかげでいろいろ思い出しちゃった。

>リー夫人こと本牧香菜婆様
メインまで快調に飛ばしていたので、勢いでメインも全部食べてしまいました。最後の一口で死んだ。あれはさばさんとの楽しいおしゃべりと、ワインと、シェフのサービスの絶妙のタイミングがなせる技であったかと・・・。

枝雀師匠の独演会は枝雀師匠が舞台にあがっただけで、もう可笑しくて笑えました。でも師匠自身は決して目が笑ってなかった印象がいつもありました。一種の天才で、天才であるがゆえに追い詰められたのかなぁ。残念です。
頭に桜の木が生えて・・という話は「頭山」という話ですね。そして「竜田川」の和歌の正しい意味は千早という花魁は竜田揚げがことのほか好きだったのに、新しく来た料理人の神代さんは竜田揚げを知らないばかりか、「そんな料理法知らないわよ、千早さん古っ!」と罵倒してせっかく千早さんが揚げた竜田揚げを水にくぐらしちゃったのよ、という意味です。で、「とは」は千早さんの仲間の花魁の「永久(とは)」さんのことで、「こうこうこうだったのよ、聞いてる?永久ちゃん!」という意味です。

>アリーマさん
そう、鴨が絶品でした。リンゴと一緒に食べるようになっているのですが、そのりんごを口に含んだ瞬間に「なに?コレ!」って思いましたもの。「鴨」ひとりメシ嬢と是非一緒に食べて下さい。ものすごい嵐の中、おぼれそうになりながらも行った甲斐がありました。でもやはり苦しかった。今日の昼はコンビニのインスタントのお蕎麦、夜は玄米ご飯と鯖の塩焼き半身の半分、そしてひじきの煮物なんかでバランスをとっております。一ヶ月位、こういうメニューで良いや、と思ってます。

>ヌシさん

うん、お持ち帰りも出来るって知ってたのだけど、勢いで食べてしまいましたとさ。次回からそうする。だって本当にアリーマさんじゃないけど地面にめり込みそうでした。よくぞ無事に家に帰れたものだと思います。

でも、先を越されたのが悔しいからって、なにもあんなにひどい雨を降らせることないのに~。これはヌシさんの呪いだと信じて疑わなかったわcoldsweats02

>そして「竜田川」の和歌の正しい意味は…

せんせい、お願いですからこれ以上私を混乱の渦に巻き込まないで下さいよー、途中まで結構真剣に読んで『なぜ料理人が!?』とアタマが沸きそうに…。『からくれない』の『から』は唐揚げのからだったんだ!とか思い始めた自分がコワい。じゃあくれないって何よ、あ、そーか千早ちゃん実は揚げ物がヘタで鶏肉の真ん中がまだ生で紅色だったのかな…嗚呼妄想が止まらない。ショーラパンが切れているからだ!私も早くディナー行きたいです!

なんて、おいしそう!! 憧れのショーラパン!!
いつか行ってみたい! でもちょこっと遠いんですよね。
この辺りからだと。
まずはランチ行ってみようかな?

しかし、すごいボリューム。鴨も羊も大好物なので、画像に食いついちゃいましたっ。

うふふ♪ショーラパンでびう、おめでとうございます(*'-')ノ
本当にすごい量ですよね・・・相変わらずでうれしいようなw
私も初めて食べに行ったときは、はちきれそうでした。
もういいや・・・もうしばらくいいや・・・と思うのですが
ちょっとたつと、また食べたくなってたりします^^;
おそるべしショーラパン☆

>リー夫人
他の方にはなんのこっちゃ?というやり取りでしょうか?
「ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれないに 水くくるとは」という在原業平の百人一首にもとられている和歌です。これを題材にした落語が「竜田川」知らない方はこちらをどうぞ。
http://members.at.infoseek.co.jp/sakainch/index-8.html

業平の歌は、「ちはやぶる」は神の枕詞ですから特に意味はなくまぁ、厳かな雰囲気をだしているわけですね。で、つまり「こんなすっげー綺麗な紅葉に川が染まっていたとは、マジ不思議なこともあったとかいうう~んと昔のヤツらも知っちゃいなかったんじゃないの?コレ見られた俺達って最高~!」という意味でございます。

>SUZUさん

もうすぐ、市営地下鉄が中山を通るぞぉ。チャンスです。(あれ?遠回りになるのかな?)
ま、とにかくあざみ野~坂東橋間は30数分しかかかりません。意外と近い印象でした。是非チャレンジ!

>ゆゆさん

小食のゆゆさんはどうしていたのでしょうか?最初っから少しずつお持ち帰り用にまわしていたの?本当に信じられない量でした。次回は私も無理せずお持ち帰りにいたします。

次はランチに挑戦したいものです。

にょほほぉ~ ヽ(* ̄▽ ̄*)ノ ♪♪♪

>ヌシさん
そのコメントは・・・あっ、今日でしたね。どうでした?鹿さんのお味は。記事のUPを楽しみにしています。

こっそりトラックバックを貼らせていただきましたぁ♪

>ヌシさま
トラバありがとうございます。
うさぎさんディナーに関して、リー夫人からよく食べつくせましたね、と驚かれました。自分でもそう思います。もっと胃袋を鍛えて、ヌシさんみたいに余裕~と言ってみたいです。

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