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溺れる・・・・ぅ

10月を前にして、既に仕事の波にさらわれてはるか沖まで流されております。

試食会も準備がたいへんなんだけど、それにレッスン&製作の仕事の山が・・・そんなときに限ってロードークミアイセンジュウショキも忙しかったりする。

無事、沖から生還できるのでありましょうか。

そんなわけでしばらくブログはお休みいたします。皆様のブログも拝見するのは職場でだけに(おいっ!!)なってしまいそうです。

試食会の様子はがんばって報告いたします。それまでアデュ~。

皆様もお達者でお過ごし下さい。

山さんの仕事

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「栗は食べるより、剥くほうが好きだ」というお知り合いの方、いませんか?いたら是非、思う存分剥いていただきたい・・・。

2/3くらいまで剥いて、虫食いを発見したりすると本当にガックリ。

そんな苦労の末、渋皮煮が完成です。

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今朝、ちーさんのところを覗いたら、ちーさんのお友達作のすごく綺麗で丁寧な仕事の渋皮煮がのってました。私の中の山さんが「アッシなんぞまだまだ駆け出しですなぁ・・。」というタメ息をついております。

渋皮煮はこれで充分、というかこのままが美味しいのだけれど、今回は最初からケーキに使う用なので、さらにブランデー入りのシロップに漬けて保存です。試食会の時に使う予定です。今シーズンはもう1回くらい作らないといけないだろうなぁ・・・。

栗の皮を剥くのが三度の飯より好きっていう人、どこかにいないかな。

山さん好み

まだまだ日がある、と高を括っていたのだけれど、今朝はやけに涼しくて気がつけばもう10月は目の前に来ている。ヤバイ。

10月はレッスン希望も順調に入っているし、ご注文もすでに何件か入っていて、紅玉りんごは5日過ぎに出荷だという果樹園からのメールも来た。「だ・か・ら・9月中に出来る事は、全部やっておくように!」とタコ社長から言われていたっけ・・・。

そう、本日の私の人格は「山田営業本部長」であります。

先日工場長の山さんと試食会にお出しするケーキの打ち合わせをいたしました。例年通り、軽いものから徐々にメインのものへ、という流れは変わらないのだけれど、今年山さんが提案してきたケーキのラインナップは、見事に良く言えば「玄人好み」、営業サイドから言わせると「よくぞまあ、ここまで地味にできたもんだ」とあきれるほど、地味。

あのさぁ、ケーキなんだからぱぁ~と華のあるヤツとかなんで出せないわけ?作れないわけじゃないでしょ?と山さんに再度提案をしなおしてもらったのだけれど、そうして出てきた第2案が、これがまたさらに輪をかけて地味・・・(嘆)

あらたに、山さんが提案してきたラインナップの〆のケーキが、これはもうどうにかなりませんか?と泣いてお願いしたいくらいの地味なナリで、これはさすがに営業としては受け入れられない、と突っぱねたら、山さんは無言で試食用のケーキを風呂敷包みから取り出した。実はこれをもって代官山の事務所へ行き、その日出勤していた人たちにも食べてもらったのだけれど、その結果・・。

営業としては口惜しいけれど、「これ以上、何も足せない、何も引けない」という味なんだな、これが。食べてくれた人たちも一様に「これだけで完成してる」というご意見で、浅はかにも「これをチョコレートガナッシュで覆ってしまえばもう少しマシな外観に・・・」とか思っていた私の思惑も見事にはずれてしまいました。

鼻の穴をふくらました山さんの顔が浮かびます。

そんなわけで、営業サイドとしてもこれ以上ゴタゴタ文句をつけても始まらないので今回の試食会は思いっきり地味という路線でいくことに決定しました。もう、山さんの好きにやってもらいます。

ズバリ、第4回試食会のテーマはこれです。

「見渡せば花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮れ」

せめてもの華に司会を本牧マダムにお願いすることになりました。あとはご出席いただけます方々が会場の華となってくださいますよう、お願いする次第です。

そして最後のケーキ、(チョコレートケーキということだけはお伝えいたします)これは楽しみにしていただいて良いかと思っております。

彼岸花

義兄のお父さんが亡くなったあと、姉一家の住むマンションのすぐ近くに家を建てて義兄のお母さんが越してらして丸8年だったそうです。

それまでは川口にいらしたので、私はそんなにお目にかかる機会はなかったのですが、姉達のそばに越していらして、その後私の両親も鶴見に越したので、それからはお正月とチビたちのそれぞれの誕生日や祝い事のたびに、一緒にテーブルを囲み、私の作ったケーキを一緒に賑やかに食べて楽しい時を過ごしました。

この夏、体調を崩されて入院なさったと聞いても、病院に通う姉や義兄の口からはまださほど深刻な話は聞かされず、涼しくなったら一旦ご自宅に帰られるものと思っておりました。

前日、義兄が病室に見舞ったときはいつもより調子が良いくらいだったそうなのに、急に逝ってしまわれました。あっけなかった・・というより潔く逝ってしまわれたなぁ、という感じです。季節ごとに一緒にテーブルを囲んでいた人がいなくなるのは、辛いことです。次にケーキを切り分けるときは8等分で良いのか・・・と思うとそれが本当に寂しくて。ケーキを食べ終わったあとに、ふみお母さんが持ってきてくださったおせんべいやら果物を、みんなで食べ続けて結局お夕飯が食べられなくなるのが恒例だったなぁ、とか、一人暮らしのふみお母さんの為に、お年賀用に小さなお菓子や甘納豆を選ぶのが暮れの大事な用事だったなぁとか、そういう小さなことが思いおこされます。お付き合いの時間は8年ほどだったけれど、いつも優しく接していただいたことと、義兄がふみお母さんのことをとても大事にしていたことが、亡くなったあとでもぽっと心に暖かく灯ります。

義兄も姉もとりあえず葬儀を済ませるまでは、やらねばならぬことが山のようにあって、ゆっくり悲しんでばかりもいられない状況のようなので、わたしも葬儀の時には姉のサポートをきっちりするつもりです。

今日はお彼岸で、うちのほうでも彼岸花がいっぱい咲いていました。

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試食会告知その後と秋のケーキ

HPをご覧になった方は既にご存知だと思いますが、10月13日開催の試食会の参加募集は終了いたしました。

実は最大定数よりかなり少ない時点で、募集終了です。もったいない!という言葉も頂戴したのですが、なにしろ今回の企画を仕切る山田営業本部長、態度はデカイくせに小心者。イロイロなところに声をかければもう少し人数が集まりそうなのだけれど、そこで声をかけて人数が多くなりすぎたらどうしよう、とか椅子が足りないようだとレンタルしなきゃ、だの傍から見ていても舞い上がっていて落ち着かないこと甚だしいので、タコ社長の一存で募集終了いたしました。

ご参加表明いただいた方、本当にどうもありがとうございます。本日プラチナチケット(?)を発送いたしますので週明けにはお手元に届くと思います。今回、ご都合が悪くて参加いただけなかった方、試食会リポートはきちんといたしますので次回の参考になさってくださいませ。ここまでの仕切りは山田営業本部長でしたが、ここからは工場長、山さんの仕切りに代わります。タコ社長としてはそのほうがなんぼか安心です。

ただ、山さん、今日は代官山の帰りに登戸へ寄って夜かすてらを焼き、明日は篁流かすてら会の秋の品評会に出席です。肩が休まる暇がないかも・・・。

さて、昨日は今回の試食会に多大なご協力をいただけるハズ、のリー夫人のレッスンでした。今月はあまりレッスン予約が入らなかったので、来てくれた方にはサービスしちゃいました。(なに、生クリームを余らせても仕方なかったので、使い切っただけの話です。)本来は上になんのデコレーションもしない「ガトー オー カラメル」なのですが、残った生クリームとチョコレートを使って秋のケーキに仕立てました。

Caramel

それでもまだクリームが余ったので、リー夫人がお持ちくださった美味しいカボチャのシフォンケーキにもちょっとお化粧。

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前回のレッスンの時に駄々をこねて「食べさせろ~」と言っていたら本当に焼いてきてくださいました。えへへ~。(私は粉を捏ねるのもうまいが駄々を捏ねるのも得意だ!)

ご馳走様でした。

深くお詫びしてくれなくて良いよぉ

kanさんから今朝の田園都市線の混乱、私は大丈夫でしたか?という優しいコメントが入っていました。いや、はや、田園都市線が止まってしまうともうどうにもならない辺境の地。影響は大有りでしたよ、まったく。

今朝はケーキの発送があったのでいつもよりかなり早く家を出て、傘をさしつつ郵便局本局まで(実はけっこう遠い)えっちらほっちら出かけて行き、駅にもどったときにはまだいつもの電車の時間まで20分もゆとりがございました。さて、時間つぶしにドトールでコーヒーを一杯、と思っていたのですがなんか駅の空気が違っていて、様子を見に行ったら案の定ダイヤが大幅に乱れているとの情報。コーヒーはあきらめてそのままホームの人となりました。電車が入ってくるも、ホームの中間くらいで止まってしまってそこからにっちもさっちも動かない・・・。この段階で覚悟は決めました。

電車に乗ったもののちびりと動くと止まり、かなり止まった挙句走り出すもまたすぐ止まるという蝸牛の歩みで、車内アナウンスも盛んに「振り替え輸送にご協力を」と呼びかけるばかり・・・。本当はこのまま我慢して乗って二子玉川まで行っていつもどおり大井町線に乗り換えてもいいのだけれど、と思ったのだけれど雨の日の混雑した電車内の空気がイヤであざみ野で降りて、横浜市営地下鉄に乗り換えセンター北で市営地下鉄グリーンラインに乗り継ぎ、日吉から代官山まで東横線で行きました。いやはや、市営地下鉄グリーンラインはこんな乗車率は想定していない作りなので車幅は狭いは、車両編成は短いは、そんなところに一挙に人が押し寄せたものだから駅のホーム自体に人があふれていて危険でした。

もうホント、疲れちゃって、日吉駅でボォーっと電車を待っていたら、向こうからフラフラと我が家の常連YANOさんが歩いて来るではないですか。彼女はあざみ野に住んでいて本社勤めなので渋谷勤務です。こういうときに目の色を変えて会社に必死で辿り着こうとするような人種ではないYANOさんとワタクシ・・・。顔を合わせたら一気にその場がほどけました。「あんらぁ~こんなところでまぁ~」とのんきな二人は満員電車の中で「事務所内をゴキブリが飛んで、それを見た上司が固まって動けなくなった話」とか「姪っ子の足がでかくて履く靴がない」という話だとかおおよそ緊張感のない話をしながら楽しく過ごしました。

う~ん、だから大変だったの!と強く人には訴えられない過ごし方でした。アンラッキーだったようなラッキーだったような。YANOさんとは納涼船以来でしたから、偶然に会えて嬉しかったのよね。

ただ、気になったのがやたら最近車内やらホームで聞かされる「ご迷惑をおかけいたしましたこと深くお詫びいたします」ってアナンス。これって病院で「患者様」と言われるのと同じくらい嫌な感じがする。「深くお詫びしてるより今の状況を説明しろよ!」と思うなぁ。乗客が聞きたいのはあなた方が詫びているっていうことより、どのルートだとどれくらい時間がかかるのか、とかそれぞれのルートはどれほど混んでいるのかとかだから、それがわからないのであれば、さらっと「ご迷惑をかけて申し訳ありません。皆様お気をつけて行ってらっしゃい。グッドラック~!」で良いと思う。いつからだろう、あんな「深くお詫びいたします」なんていう気色悪い言い方になったのは・・・。なんか言い訳を先に言われている気がして嫌さ、私は。

さて、そんな気色悪い話はやめて、これが現在の我が家をとりまく田圃の状況です。すでに一部稲刈り終了の田圃もございました。

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これは幼稚園児たちが植えた幼稚園の契約田圃。赤米を植えたらしいです。もうすこしするともっと綺麗な赤紫色になるのでしょうね。

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萩の花も咲きそろい、「蜻蛉は青い露草が大好きなんだよ」という毎年聞かされる話を、羊が今年も口にしました。

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里にも赤とんぼが舞い降りて、本格的な秋が始まったようですね。

イベントと湯治とモスラ

引き続き、しつこくイベント参加者募集のハナシ。10月13日開催予定のキッチン山田の試食会、参加申し込みはこちらから。勇気ある一般参加者の皆様、是非どうぞ。

さて、そんなこんなで落ち着かない日々を送っているわけですが、昨日は母と一緒にこんなところで湯治。

傍から見れば「敬老の日を前にお母様を温泉に連れてきてあげた孝行娘」に見えるのだろうけれど、その実は娘の肩痛の療養に無理やり付き合わされた母、という図式であります。母は長湯が苦手なのよね。おまけに昨日は前日とはうってかわって晴天の夏日。露天風呂なんか入っていた日にはこんがり日焼けしちゃいそうですわ。

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でも渡り廊下を裸足でペタペタ歩いていると風が気持ちよく入ってきて、いっぱしに温泉気分を味わえるような気がします。

川崎でお昼食べる?と言っていたのだけれど、同じ敷地にある蕎麦処でささっと済ませました。侮るなかれ、ここ、広々としていて天井が高くて、おまけに空いていて、お風呂上りには良かったわぁ。以前、実家はここのお隣の町にあったので、実家があったときにここがオープンしていればもっともっと通ってあげたのに。こんなに空いてて大丈夫なんだろうか?

その後母と実家へ戻り、久々ののんびりした休日を過ごしました。お茶請けは途中で買ってかえったわらび餅。昨日みたいに暑さが戻った日にはこういうのが嬉しい。

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もうそろそろ水羊羹も終わりの季節なんですねぇ。お店の店頭からは水羊羹も葛桜も消えていました。ヌシさん、急げ!お彼岸も近いしね。

夜になって自分の家に戻ってみたら、マンションの廊下にこんなのを発見!こういうのがキライな人は見ないほうがイイヨ。うちの姉なんざぁ、ものすごい悲鳴を上げて脱兎のごとく逃げると思う。お好きな方は画像をクリックしてみてね。

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フラッシュが炊かれたため、いまひとつ色が出てないのだけれど、私は最初、何かの花が落ちているのだと思いました。それくらい綺麗な水色だったの。カメラでパシャっと撮ったあと、当然のことながら私の鼻歌は♪モスラーやモスラ~♪

一晩寝ても、このメロディーが頭から離れないので、多分今日は事務所で仕事しながら、ずっとこのメロディーが頭の中をグルグルまわっている気がします。さあ、皆さんもご一緒に。(モスラ~のあとの歌詞は各自適当にアレンジしてね。)

モスラーやモスラ~♪

試食会申し込み開始です

やれやれ、やっとHPの更新が済みました。ここのところ連日、5時起床でがんばった!と、いう割にはあまり変化がないので(汗)

夏休み前に山田部長がぶちあげたキッチン山田の試食会一般募集をHPのほうで始めました。実は教室関係者やゲスト、すでに手を上げていらした方など、若干名の方のご予約は済ませてしまっております。すいません。ですのでけっこう狭き門かも・・・。(と、言いつつもう参加者希望はいなかったりしてと思っていますが。)

HPのほうにも書いたのですが、残念ながら定員オーバーでお断りしなければならない場合、その方には次回の試食会で優先的にお声をおかけいたしますので、お許し下さい。

それからケーキレッスンのスケジュールが教室の改装工事の関係で9月10月、若干変わっています。お気をつけ下さい。レッスンスケジュールも11月まで載せました。9月は案外レッスンのほうが空いているので、(私も夏休みで気が緩んだが、生徒の皆さんも同様のようだわ)体験レッスンなさりたい方はお気軽にどうぞ。

10月、11月は満を持しての秋のケーキ満載なので予約の激戦になるかも(そう言っていてならんことがほとんどだ。ああ・・・)

HP更新作業の合間に、試食会用のケーキの試作も作っていました。

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「ビクトリア」・・・マリエンホーフ社のブラッディオレンジのリキュールをふんだんに使ったオレンジとチョコレートの組み合わせのケーキです。今回の試食会ではゲストとしてマリエンホーフ社の日本代理店である樂空間 L’estの代表中尾友紀さんにもいらしていただけることになったので、リキュールとお菓子について少しお話いただける予定です。私もお会いするのは初めてなので、とても楽しみです。

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しかし、昨日はこのケーキに使うスポンジを焼きつつ、HPの更新なんぞやって、それから出勤したので午前中で既に疲労困憊。午後の私はなんだか思いっきり機嫌が悪うございました。職場の皆様ごめんなさい。

・・・今日もこれから出勤です。

秋が来た

残暑が厳しくてもちゃんと秋はやってくる。

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いつもの散歩道では小紫式部の実が紫に染まってきました。

そしてスーパーの果物売り場にも確実に秋はやってきたようで、このあいだまでは桃がいっぱい並んでいたケースの一画に、いつの間にか洋梨が出ていました。ひとくちに洋梨といってもいろいろ種類があるようで、今出回っているのはラ・フランスではありません。あれは11月くらいですね。

でも、洋梨の甘くて透明な香りに変わりはありません。コンポートにして使いました。

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洋梨のシャルロット、一歳のバースデーケーキ仕様です。つまり、バターも生クリームも使っておりませぬ。中には洋梨のほかにアプリコットとバナナを刻んで入れております。一歳の赤ちゃんも食べられる・・・ということはローファットケーキでもあります。使用する牛乳を無脂肪に変えれば、卵黄2個分の脂質のみです。ただし、ローカロリーかというと、他のケーキよりかはもちろんローカロリーだけれど、とことんまではカロリーは落としていません。だって、今回は可愛いプリンスのために作ったからね。

大人にとっては卵、卵した味かもしれないなぁ・・・。ま、そこらへんはご容赦下さい。大人向きで生クリームを使って、白ワインを使って作れば、上品な季節のケーキになります。(見た目はこれと変わらず・・・)

今日は、すっきりと晴れて気持ちの良い日になりそうですね。これから大量の洗濯物を干してから、私、出勤いたします。

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プリンス&プリンセス

8月まるまるお休みしていたのだから、当たり前なのだけれど、9月になったらけっこう仕事が忙しい。こうなるのはわかっていたのだから、どうしてお休みのうちにHPの更新とか、大事なところへのお手紙、とか片付けておかなかったの!と自分で自分を叱ってやりたい。

でもなぁ、体に染み付いたキリギリス体質なんだもん。

さて、そんな私を甘やかすことなく、お客様はやってくる。ありがたいことじゃありませんか。

今週はスペシャルなオチビさん達のバースデーケーキが続きました。まずは将来イケメン間違いなしのプリンスの初めてのバースデーケーキ!

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こちらのプリンスとのお付き合いは1年以上。なにせママのお腹の中にいるときからのお付き合いなもので。プリンスのママはお腹が大きいときからブレーメンでのレッスンに通いはじめ、産休をとってからふたたびレッスンに帰ってきました。月に1度、プリンスをパパに預けて楽しくレッスンに通っています。ご自分でもケーキは作れるはずだけど、1歳の子もいっしょに食べられる、というとちょっと普通のつくりとは違ってくるので、喜んでお引き受けいたした次第です。

「フルーツたっぷりの華やかなケーキがイイナ」というご希望でしたので、白桃とバナナとキウイを使用。バターを使っていない3枚のスポンジの間にカスタードとイタリアンメレンゲを合わせた無脂肪のクリームに、バナナ、白桃を刻んで加え、表面はヨーグルトのムースで覆っています。レモン入りのシロップでコンポートにした白桃をてんこ盛りにして、周りにはラングドゥシャーを飾りました。

プリンスが食べられるのは白桃と真ん中のスポンジ&クリーム部分です。表面のヨーグルトムースには生クリームを使っているので、あまりオススメはしないけど、多少だったら口に運んでも多分大丈夫。生クリームったって、ほんとに少量だしね。1歳の赤ちゃんは、基本的にママが口に運んでくれるので、そういう点では安心です。

さて、もうお一方のスペシャルなプリンセスは、わたしが1歳の赤ちゃんでも食べられるケーキを作るきっかけになった真央ちゃんです。今年は目じりを下げっぱなしの伯父様からではなく真央ちゃんのママからのリクエストになりました。

真央ちゃんはチョコレートとバナナが好きな可愛いお転婆娘になったそうです。2歳のバースデーケーキ!2歳になると、チョコレートも生クリームも大丈夫になるのですね。子供の1年ってすごいなぁ。真央ちゃんのママからのリクエストはそんなわけで、真央ちゃんの好物、バナナとチョコレートを使ったケーキでした。

大丈夫・・・とは言われても慎重なオバサマといたしましては、いきなり生クリームをコテコテ塗ったケーキは作りがたく、抑え気味のケーキにいたしました。

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下の段に濃厚なチョコレートムース、上の段はバナナを入れた軽めのバニラムースです。ミニシューの中にはカスタードクリームを詰めてバニラムースの海に沈めました。伯父様を含めた仲良しの家族で、ワイワイと真央ちゃんを囲んで楽しく食べてもらいたくて、こんなたこ焼きケーキです。2歳のプリンセスには澄ましたケーキより、こういうほうが嬉しいかなぁと思ったのだけれど・・・。さて?反応は?多分もうあと数時間でお祝いの会が始まると思うのですが。

そして来週もまた、新たなプリンスのケーキ作りが待っております。さすがに9月に入ったら忙しくなってきました。(そんなわけでHPの更新とかイベントの告知とか、もうちびっと待ってくだされ)

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夏休み最後の日

夏休み最後の日は日曜日。久しぶりに太陽も顔をのぞかせ、ちょっとばかし暑かった。

夏休み、最後の日だからお仕事がらみだけれど、ちょっとおでかけ。横浜の辺境の地、山岳地帯から地下鉄に乗って横浜のボンベイと称される町まで、お届けするバースデーケーキを風呂敷に包んで、初めて会うその人はいったどんな人だろうかと楽しく想像しながらトコトコ行った。

桜木町はランドマーク方面にはわりとよく行くほうだし、実家にいるころには散歩がてら桜木町から山下公園までよく歩いた。でも野毛方面はそういえば、もう30年近く行っていないのよね。

地下鉄を降りたらなぜか、先頭にゴルフクラブの柄のような棒を掲げたおじさんに先導された一団に取り囲まれた。不思議なことにこの一団、私が行くほう行くほう、ごんずい玉のように取り囲んで付いて来る。「途中で先に飲み物買ったほうがよくねぇぃ?」というおばば様の声が集団からするんだが、なぜか輪は途切れず私を取り囲んだまま移動する・・・。

そうして導かれるままに私は野毛坂方面へ向かったのである。途中、気付くと集団はいつの間にか煙のように立ち消え(そんなわけはないのだけどね)私はKIKUYAの前に立っておりました。私の前を歩いていた別のおババサマとその家族が私に先んじてお店のドアを開けると、中から店主らしき人の声で「開店は12時です~」と言うではないか。おババサマとその家族はじゃぁ又、と言って立ち去ったが私は店の横で風呂敷包みを下げながら突っ立って、開店を待った。と言ってもたかが10分くらいのもんなんだけどね。

横浜の辺境の小さな私鉄の駅がある町から来た山猫にとったら、ここは大きな町である。坂が多いけど、その坂の幅が広くてなんだかわからんが「さすが・・」と思う。完全おのぼりさん状態だわ。まるで田舎から出てきた行商のオバサンのように風呂敷包みを下げて店の前に立つ私を不憫に思ったのか、KIKUYAカフェのお母さんが早めにお店に招きいれてくれた。思っていたよりこじんまりした店内は居心地が良く、窓際の席にちんまり落ち着いた。と思ったら、次々お客様が来店。あっという間にほぼ満席になり、人気店の実力を思い知らされた。

そしてその人が登場。そう、今日はアリーマさんお誕生日。ケーキはいつもどおり配送で、とお願いされたのだけれど「夏生まれで、酒が強くて、派手なケーキは苦手で、私が休みの日がお祝いの当日で、且つ私が届けられる範囲に居住している」という条件を全てクリアーしていたので、無理やりこのケーキに決めて、無理やり私自身がお届けした。いわば押しかけケーキ職人である。

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「マラスキーノ・スライス」 前回の試食会で出したので、知っている人は身もだえして悔しがるであろう・・・。(但し酒好きに限るが)私、勝手にこのケーキは夏の夕暮れが似合うケーキだと思っております。表面はメレンゲで、時間が経つとどうしても離水してしまうので、配送は難しい。お誕生日ケーキとしてはすこぶる地味なので、ちょっと気がひけて、前夜、スポンジを焼いている間に、マジパンをこねこねして作りました。

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アリーマ家の愛猫ヒメちゃんの画像を、アリーマさんのブログから引き出して印刷して写っていないところは想像力で補いつつ・・・。

「どう?」と差し出したヒメちゃん写真とマジパンのヒメちゃんもどきを見て羊「う・・・。」と息を呑む。基本的にお互い褒めて育てる教育方針をとっている家庭なのだけれど、多少、私より点数が辛い羊は「似ているとか似ていないとかの問題以前に、猫に見えないよ」と言い放った。

ちっ・・・やはりそうか。そうだわよねぇ。ケーキにのせることは私だってやめようと思っておりました。でもつまんないから、別注で注文いただいたシュークリームの箱にちゃっかり入れちゃったもんね。ふん。

目の前で箱を開けてお見せしたりはしなかったので、この似非ヒメちゃんを見たアリーマさんの顔色はわからないが、まあいいや。記念日だし、聞けばヒメちゃん癌の疑いが晴れて元気になったそうだし。

そんなわけで、私の最後の夏休みは生アリーマさんとKIKUYAのスリランカカレーを堪能するという貴重な一日になりました。いや、もうお腹いっぱいで~。(もちろんKIKUYAのカレーでね)

貴重なお誕生日の一日、ランチの時間に押しかけケーキ職人に付き合ってくれてアリーマさんありがとうございました。いやほんと、私の作った似非ヒメちゃんなんか足元に及ばぬくらい、アリーマさん、ヒメちゃんに似てました。(ちなみにお鼻は黒くはなかったです)ちゃんと額に「アリーマ」ってお名前が書いてあったし。

また、横浜のボンベイ町に行ったらアリーマさんに遊んでもらおう、と空になった風呂敷をマントみたいに広げて、畑の脇の泥んこ道をトコトコ歩きながら田舎の町に帰ってきました。

アリーマさんに気に入ってもらえたシュークリーム。本当にごくごく普通の家庭の味なんだけど、かえってそういうシンプルなところが良いのかな?もちろん、私も羊も大好きです。Cimg2391_2

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