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彼岸花

義兄のお父さんが亡くなったあと、姉一家の住むマンションのすぐ近くに家を建てて義兄のお母さんが越してらして丸8年だったそうです。

それまでは川口にいらしたので、私はそんなにお目にかかる機会はなかったのですが、姉達のそばに越していらして、その後私の両親も鶴見に越したので、それからはお正月とチビたちのそれぞれの誕生日や祝い事のたびに、一緒にテーブルを囲み、私の作ったケーキを一緒に賑やかに食べて楽しい時を過ごしました。

この夏、体調を崩されて入院なさったと聞いても、病院に通う姉や義兄の口からはまださほど深刻な話は聞かされず、涼しくなったら一旦ご自宅に帰られるものと思っておりました。

前日、義兄が病室に見舞ったときはいつもより調子が良いくらいだったそうなのに、急に逝ってしまわれました。あっけなかった・・というより潔く逝ってしまわれたなぁ、という感じです。季節ごとに一緒にテーブルを囲んでいた人がいなくなるのは、辛いことです。次にケーキを切り分けるときは8等分で良いのか・・・と思うとそれが本当に寂しくて。ケーキを食べ終わったあとに、ふみお母さんが持ってきてくださったおせんべいやら果物を、みんなで食べ続けて結局お夕飯が食べられなくなるのが恒例だったなぁ、とか、一人暮らしのふみお母さんの為に、お年賀用に小さなお菓子や甘納豆を選ぶのが暮れの大事な用事だったなぁとか、そういう小さなことが思いおこされます。お付き合いの時間は8年ほどだったけれど、いつも優しく接していただいたことと、義兄がふみお母さんのことをとても大事にしていたことが、亡くなったあとでもぽっと心に暖かく灯ります。

義兄も姉もとりあえず葬儀を済ませるまでは、やらねばならぬことが山のようにあって、ゆっくり悲しんでばかりもいられない状況のようなので、わたしも葬儀の時には姉のサポートをきっちりするつもりです。

今日はお彼岸で、うちのほうでも彼岸花がいっぱい咲いていました。

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「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

ご愁傷様です。
子どもの頃「お母さんは死なないもの、いなくならないもの」と思っていました。
年々、年老いて小さくなっていく姿を見ても、その思いは心のどこかにあります。
でもお別れの時期は確実に少しずつ近づいてきているんですよね。

にっきさんのお姉さまのご家族はしばらく寂しくもあわただしい日々を送られることと思います。それをサポートするにっきさん一家ともども、どうぞ皆様お体ご自愛ください。

彼岸花って不思議な花です。
普段はどこにいる(?)のか全然わからないのに、お彼岸の頃になると必ずイキナリ咲いている!
きれいな花なのに、花屋さんで売っているのを見たことがありません。(都会では売っているのかなあ?)

大切な誰かの席が、ずっと空席なままなのは本当に寂しいものです。
空席なんだけれど、そこはその人の席ってこと、寂しくてもいつも思い出すこと…家族の中なら、そんな風な在り方もあるのかなぁと思います。

寂しいですね。。。
そこにいるはずの人がもういないって。

大変な時にしっかりとオーダーに応えてくださってありがとうございました。

テーブルに花はなかったけど、あのケーキが花を添えてくれました。 最高です。
そうそう、案内状いただきました。
ありがとうございます。
とっても楽しみにしています。

彼岸花・・・
何か怖さを感じるほど赤く魅力的な姿です。
秋口になって気温が下がるとスッと出てきて花を咲かせるんですよね。
そして花が終わると葉が出るんですが、そのころはもう花があったことを忘れちゃうからなんの葉っぱか意識しなかったり。

>さんぱちさん

私が結婚してから立て続けに祖母、義兄の父、伯母二人、伯父、父と鬼籍に入ったので怒涛の仏事攻撃でした。それぞれの納骨から始まって一周忌、三回忌、七回忌の法要と・・・そういう時期ってあるものですね。そしてそういう時期を過ごすことで人が亡くなるということに「耐性」ができていくのかもしれません。すごく寂しくて辛いことではあるのだけれど、みんな振り返らずにさっさとアチラへ行ってしまうものだと思いました。本当に「残された」コチラ側の人たちは、お葬式に始まる仏事を通して結束を高め、その亡くなった方の思い出を語ることで亡くなった方の人生を締めくくるという意味があるのだと思います。
振り返らず、さっさとアチラへ旅立ってしまうのはきっとその人がちゃんと精一杯生きてきた証拠なのかもしれませんね。

>さばさん

次の小猿の誕生日にはケーキを8等分にしなくてはならない、というのが辛いなあ。そう思っていたのだけれど

>空席なんだけれど、そこはその人の席ってこと、寂しくてもいつも思い出すこと…家族の中なら、そんな風な在り方もあるのかなぁと思います。

って書いていただいて、全くそのとおりだと思いました。みんなで寂しいという気持ちを封じ込めないで、寂しいこともひっくるめてまた日常に返っていかなきゃね。

>akikoさん

いえいえ、akikoさんのオーダーの時にはこんなことは予想もしていなかったので、全然問題なくノー天気なままで製作しておりました。

赤い彼岸花は燃えるように咲くけれど、そこに白い彼岸花が交じるとすごくその白が目立ちます。昨年の某HPでの線描きでは「彼岸花」をとりあげて、「ケーキの線描きに彼岸花!」とちょっと物議をかもしました・・・。「いや、そのうちにお彼岸にはお萩ではなくお彼岸ケーキという時代がくるからさぁ」と苦しい言い訳をしたのですが、なに、この花の形状がとても美しく、且つ線描きにするには曲線が多くてやりやすかった、という理由でした。

寂しくなりますね。
「9つに切り分けやすいように…」と書かれていたにっきさんの投稿とアップされていた小猿くんの四角いバースデーケーキを思い出します。
ふみお母様のご冥福をお祈りしています。

>オカモさん

どうもありがとうございます。式は父の時と同じく総持寺でした。ふみお母さんもよく散歩してただろうし、姉のところの子供達もあそこの庭で遊んで大きくなったし、やはりなにかとご縁が深くなっていくお寺です。華美なところがなくて良いお寺ですよね。

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