どうやって作るんでしょ~か?
さて、このケーキ。まあ普通といえば普通のチョコレートケーキでございます。ただ、切り分けると・・・。
ブレーメンでのケーキレッスンに熱心に通うJUNさんは、ケーキは私のところに来ていますがパン作りは某大手クッキングスクールで師範科まで進んでいらっしゃいます。そのJUNさんが先日、レッスン時にその某大手クッキングスクールの製菓教室でとりあげられるお菓子について、「これ、どうやって作るんでしょうか?センセイわかります?」と尋ねてきました。
聞けば、そのクッキングスクールでは、その作り方は秘密になっていて、学んだ生徒さんにも作り方は門外不出だと、かん口令を敷いているのだとか・・・。「え~!そんな、いきなり聞かれたって私だってわかんないよぉ」と答えたものの、私もそのケーキはアメリカのお菓子の本かなにかで見て知っておりました。
ケーキの名前はチェッカーボードケーキ。チェス盤のようにココア生地と普通の生地が交互になっているケーキです。これを簡単に作る型があったように思うよ~と答えて後日、その型をネットで探してJUNさんに「ね?この型使えば出来るから」とメールをして、それでこの件は落着かと思ったのですが、JUNさんは許してはくれませんでした。
「某大手クッキングスクールではこういう型を使わずに作るらしいんです!」というお返事が来ました。・・・(泣)
なんとなくイメージはできるのだけれど、その時は具体的にどう作ればよいのか皆目わからなかったのです。
それが、しかし・・・ある夜、夜中ににふと目覚めた瞬間に、まるで職人の山さんが降臨したかのようにいきなりワタクシ、理解したのであります。まるでヘレンケラーが「ウォ~タ~!!!」と理解したかのような瞬間でありました。
わかったら、試したくて試したくてたまらなかったです。焼き菓子倶楽部とかお誕生日ケーキのご注文とかケーキレッスンとか抱えて、いつになく忙しかったのだけれど、どうしても作ってみたくてたまらず、代官山出勤日の出社前に遅刻覚悟で作りました。物差しとか使わず、かなりラフに作っちゃったので、けっこういい加減ですが、理屈は合っていました。
理屈はわかってしまえば「なあんだ!」というくらいのものですが、それを実際にスポンジでどうやるか、というところがミソなわけです。某大手クッキングスクール(イロハ料理教室とでも言っておきましょう)が、せっかく秘密にしているので、それをここでバラしてしまっては申し訳ありません。皆様にはヒントだけ。
この画像を見れば賢明なブログ読者のみなさんなら、どうやって作るかおわかりでしょ?
ま、理屈はわかっても肝心の基本のスポンジが美味しく焼けなければ全く意味を成さないわけで、ケーキ教室としてはその基本のスポンジをどう習得させるかが主眼でしょうに、とちょっと可笑しくなっちゃいました。でも、教えたくない~!という気持ちはわからなくもないかな?(わかるまで私も苦労したからね。)
そのうち、私のところでもこれをレッスンのケーキにいれちゃお。それも見かけだけのケーキではなくて、オレンジとチョコレートの組み合わせにして豪華な味で仕上げちゃお。
どんなスポンジでも理屈さえ知っていればこの形には出来ます。でもうちの教室で作るからには絶対美味しいスポンジで作るからねッ!!
だから、さぁ!みんな泡立て、がんばるのよぉ!
ああ、この図式、弱小チームがお金持ちの有名強豪チームとの試合に無謀にも挑んで特訓を重ねるスポ根マンガと同じじゃん。(嘆)
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