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お金はないが粉はある

GW始まりましたね。

わーい、わーいとはしゃぐものの、我が家の家計は月末締め。ということは29日の今日はいわば家計費の底。財布はカラッポ。

金はないが粉はある・・・という我が家の状況は毎度のことなので、慣れております。

朝、6時半起床。粉をこね始め、発酵している間にメールのお返事だのたまった事務仕事をこなし、2次発酵後に朝食をとって、9時にはこんなのが出来上がりました。

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さて、この焼きあがったパンを冷ましている間に、近所のコインロッカー畑にパリパリのレタスを買いに行ったのですが、レタスは見当たらず、結局、蕪3個、サヤエンドウ一袋、そしてとれたてのタケノコ1本を300円でゲットしてしまったので、レタスのかわりにサヤエンドウを採用。おまけに、タケノコの下茹でをしなくちゃなりませんでした。

タケノコの面倒をみている間に、いいようにパンが冷めたので切れ目を入れて・・・

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えへへ・・・。私は勝手にサブマリンドッグと名付けたのだけれど、そうは言わないのかな。(追記・・・サブマリンサンドでしたね。)

これをバッグに詰めて、途中で500mlのお安いワインを購入してむかった先は県立四季の森公園です。

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1周ぐるりと散歩して、お腹もすいたところで大きな桜の木の下あたりに腰をおろして食べました。

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すんごいボリュームです。乾杯!(追記・・・これは横から噛り付くのが正解です。いっぺんにふたつの具が楽しめます。バランスをとりながら食べないといけないので、一度手に持ったら食べ進めるしかありません。飲み物はストローで飲むのが良いと思いますが、ワインをストローで飲むことは推奨いたしません。悪酔いしそうです。)

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本日の出費はバス代210円(帰りは1時間かけて散歩して帰った)と安ワイン、一人分450円。

お金持ちにもそうでない人にも、初夏の風は心地よいデス。

カマボコじゃない

かまぼこではないし、ましてやおでんの具でもないです。

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しかし、お正月のお重の中に入っていても違和感がないことは認めます。5月の焼き菓子倶楽部の「ガトーフランボア」をトヨ型に詰めて焼きあげ、カットしました。カメラ写りの悪い子です。

普通、焼き菓子に関しては「冷蔵庫には入れないで!」というのがお約束なのですが、(焼き菓子に含まれる油脂が冷えると固まっちゃうからね)今回の5月のお菓子に関しては「冷して食べると美味しいよ」の小型のお菓子特集です。

もう一品はビスキュイ・ショコラ

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焼きあげたタルトの上から、思い切りウィスキーの入ったシロップを打ちます。これも冷して食べると美味です。(画像では顔色が悪い・・・ゾ)

ガトーフランボアはほとんどアーモンドクリームといっていいほど、小麦粉の配合が少ない贅沢な生地の真ん中にラズベリージャムとカスタードクリームを詰めて焼いています。しっとりとしてうまい。

焼き菓子倶楽部は一般にはあまり知られていないような、焼き菓子のバリエーションを楽しんでいただくために、作るものも選んでいます。味の好みも様々なので、「ああ、こんな焼き菓子もあるんだなぁ」くらいのノリで召し上がっていただけると楽しいかもしれません。お申込の方法はHPのほうからどうぞ。

ちなみにHPは焼き菓子倶楽部のところだけ更新済みで、その他はまだです。先日も午後のSお姑様に「7月のレッスン?載ってましたっけ?」と突っ込まれました。まだデス。まだだけど、もうすぐちゃんとやるから、今やろうと思ってたのぉ~!ということでひとつご勘弁下さい。

シュー月間終了

今朝、うとうとしている時間帯に、羊の寝言で起こされました。

「わん!」

せめて寝言は人間の言葉にしてほしいよ。まったく。

さて、昨日はあんなひどいお天気だったにも関わらず、今月最後のレッスンにみなさんお休みもせずいらしてくださいました。4月はシュー皮関連レッスン月間だったのですが、フィナーレを飾るべく、かよちゃんとえりかちゃん・・・と思わずちゃんづけで呼んでしまいたくなる様なスイーツな二人組みがシュークリームに挑戦してくれました。

えりかちゃんなんて真っ白いフリル付きのエプロン姿だ!(萌え♪)

かよちゃん作の小ぶりなシュークリーム

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えりかちゃんはもうちょっと大きめに仕上げてました。

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前回、シュール・りーさんがシュー生地の応用編、タルトレット・シュルプリーズのレッスンを受けているときに、感に堪えないように言ってましたっけ。「このシュー生地を最初に考えたヒトってすごいですよね??」本当に!

私の手元の製菓技術教本 吉田菊次郎先生の「パティスリー」によるとですね「シュー生地は別名パート・シュル・ル・フー(火の上の生地、火にかける生地)という」そうです。最初に鍋に水とバターを入れてがんがんに沸騰させて、粉をぶちこみ、練り上げるその過程のことを指しているのですね。

シュー生地はとにかく生地を冷まさないことが大事なので、レッスンといっても

「ほら、モタモタしない、急いでガンガン混ぜて!」

ガンガンガン(木しゃもじで鍋をかき混ぜる音)

卵入れたら左手で鍋をゆすって、右手でがんがん混ぜる!

「急げ~!!」

ガツガツガツ(鍋底が調理台に当たる音)

生地を絞るときに、絞り袋を伝って生地の温かさが手に感じられれば概ねOKです。

また先ほどの教本の説明に戻ると「シューがよくふくれる為には中心となるデンプンが充分に糊化するように加熱しなければならない。この加熱が不十分だと粉のデンプンがアルファ化しないのでうまく粘性がでず、またデンプンが脂肪とむらになったりし、部分的に弾力性の差が生じて皮が破れたりすることになる」そうです。でもだからといって、長時間加熱してしまうと粉の中の蛋白質が凝固してグルテンが変性をおこし弾力を失ってしまうので、「油脂と水を沸騰させて粉を加える場合には、生地が85℃以上にならないように」そして「デンプンがアルファ化するためには65℃以上が必要」なわけでしてそこらへんの加減を実際のレッスンでは、悠長に言葉で説明してもいられんわけで「ガンガン混ぜろ~」とか「オラオラ急げぇ~」とか「モタモタしてんじゃねぇ」とかの大変含蓄に富む言葉を駆使して進めております。

おほほほ・・・決してワタクシのお品がないわけではございませんのよ。

レッスンでは大抵、クリームのほうが余るのですが、私が自宅で作る時は生クリームを入れないカスタードだけを詰めることが多いので、シュー皮だけがあまったりします。その場合はシュー皮だけを冷凍しておきます。

で、冷凍したものを散歩に行くときに持ち出して・・・

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チーズを挟んだら立派なワインの友に変身です。シュー皮の塩気がワインにあうのよね。

マドレーヌちゃん

小さい頃は可愛かったのに・・・と自分で自分の子供の頃の写真をみて、姪が言っているらしい。「本当に!」おばさんも大いに同意するところであります。

姪の2歳のころの可愛い花柄のワンピースは、母の手縫いで、とてもよく似合っていたのだけれど今は母のお人形さんの夏服になっている。こんな小さいお洋服が着れたのねぇ・・・。それが今では・・・・・。ああ!

そんなふうに育っちまった娘をみて親御さん達はタメイキをつくわけだ。大きくなるのは幸せなことですが。

さて、そういう日々に、松江に住む従兄弟(例の怪しいケイエイコンサルタントもどき)のところに女の子誕生!!という朗報が届きました。怪しいケイエイコンサルタントは浪人時代と大学時代、我が家に半分下宿するようなかたちで(つまり飢えるとうちにご飯を食べに来て居つく)過ごしたので、母にしてみれば義理の甥というより、出来の悪い息子みたいな感覚でいるわけです。私や姉にしてみても、単なる従兄弟というより、自分達の手下みたいな感覚です。だから、そこに女の子が生まれたなんて聞くと、やっぱりそりゃぁ嬉しいわけです。(ま、いろいろカレにも人生の辛酸を嘗め尽くした過去があるしね。)

先日、実家へ行った折、姉も含めて「お祝いには何がいいの?」という話になったのですが既に母はなぜか「お人形にする」と決めてました。でも昨今、デパートにいってもぬいぐるみは目につくけれどお人形さんはコレといったのがないのよねぇ・・・とこぼす母。

「オカアサマ、マドレーヌちゃんになさい」

「マドレーヌちゃん???」

私の提案はマドレーヌちゃん。ご存知でしょうか?皆様はマドレーヌちゃんを。おフランスの修道院に暮らす(ちがうのか?修道院が経営する全寮制の学校に通ってるのか?)可愛い女の子。

ファミリアに行くと売ってるはずよ、と教えてあげてから、ネットで検索してマドレーヌちゃんを母に教えてあげて、それから母と姉と私と、いい年をした元女の子達がこのお人形をめぐってあーでもないこーでもないと盛り上がりました。大きい布製のお人形にするか、それとも着せ替えのお洋服がいっぱいある小さい硬いお人形にするかは、母が実物を見てから決めるということにして、あとはマドレーヌちゃんがいかなる女の子であるか、説明もかねて、絵本をつけてあげることに話もまとまりました。いいなぁ、お母さん、お人形を買いに銀座におでかけするのか・・・。私もおつきあいしたいところですが、仕事、あるしね。それが水曜日の話。

金曜日の今日、先ほど実家へ電話いたしました。

「マドレーヌちゃん、買った?」

結局、大きい布製のほうを買ったそうです。絵本もちゃんと買えて、一緒に送ったそうです。島根で、マドレーヌちゃんは認知されるのでしょうか?可愛がってもらえるといいなぁ。

そして、ある程度予測していたことですが・・・

母 「うちにも買っちゃった。大きいの。」

・・・・・。やっぱり。

「こんどあなたが来たときには抱かせてあげる。」

えへへ・・・実はけっこう楽しみにしとります。

5月のレッスン

よそのお店を宣伝するだけでなく、ちゃんと自分のとこも宣伝しなくっちゃ。と急に仕事に目覚めた日曜日の朝。

ああ、なんてまじめなワタクシ。(多分三日坊主)

リリエンベルグに行き損ねた~とダダをこねてるしゅうるり~さんだって、この日はこんなものを12個も作ってお持ち帰りだったのだ。

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「タルトレット・シュルプリーズ」・・・シュー生地とカスタードを合わせたフィリングをタルトレット生地の上に絞り焼きあげます。

焼き上がりはポンポンに膨らむのだけれど、シューのようにそのまま形を保つわけではなく、ふんにゃらこ、とすぐにしぼみます。で、しぼんだところに今度はクレーム・シャンティーを(なに生クリームをホイップしたヤツです)詰めて、また立体的にするわけですね。

シュルプリーズはアドバルーンって意味だそうです。しぼんだところがいかにもアドバルーン(ちがうって!)だな。

今月はシュー生地に絞ってのレッスンだったのですが、これはタルトレット生地をのして成型するところから始まるので、初心者にはちょっと手に余ります。まずはシュークリームやシューロールからどうぞ、というオススメでした。

で、5月は実はあまりまとまりの無いレッスン構成になってしまいました。Teanut4

クルミと紅茶のケーキと

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モッカーシュニッテン

コーヒーのスポンジとスポンジの間には生クリームを挟んだ薄いパイを挟んでいます。で、全体をコーヒーのクリームで覆い、上はコーヒースポンジのクラムをまぶしています。ちょっとクラシックなタイプのケーキですね。

あとはゲヒュートタルトレットという小型の焼き菓子で、なかなか美味しいのだけれど、ああ、時間がなくて写真撮り用に作ってないです。すんません。

そんなわけで、ちょっと地味めな5月のレッスン予定です。(反省)

でもはじめての方には、とっつきやすいレッスンなので、今年はなんかやりたいなぁと思っているかたにはオススメです。(と必死でアピールしてみる)

ミュゲ

フランスに住んでいたころ、春の訪れを感じさせるものといえばすずらんの小さな花束だった。5月1日から始まるすずらん祭りでは街角にすずらんのミニブーケがあふれ、菓子屋の店頭にはすずらんをあしらったプティ・ガトーがお目見えしたものだった。

ああ、なつかしい、5月のパリ・・・

行った事ないけど。

ええ、そんなわけで新百合ヶ丘のリリエンベルグの店頭に、このミュゲを見つけたときは、「ありゃま本当にあるわ」とちょっと感動しました。ドイツではこのすずらんを「5月の鐘」なんていう呼び方をするそうです。つまり5月を象徴する花なんでしょうね。

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一番下にカリカリのプラリネの層があって、上のレモン風味の爽やかなバタークリームとシロップを打ったアーモンドスポンジともども口に含むと、渾然一体となった美味しさが口に広がります。ああ、口福。

昨日はブレーメンでのレッスンは午前中でオシマイだったので、昨日おいでになったしゅうるりーさんとご一緒に昼食をとった後、あざみ野までご一緒し、「ええ?っリリエンベルグにいかれるんですかぁ!!!」という恨めしげな声を振り切って、新百合行きのバスでえんやこらとお店まで行って参りました。

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こちらの落ち着いたたたずまいの建物がティールームになっています。で、このメルヘンチックな建物のほうでは販売をしています。

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ほとんどのお客様が車で買いにいらしているようで、駐車場は満杯状態。お天気のあまりよくない平日の午後だっていうのに、引きも切らないお客様達。これだけ売れていれば、常にケーキはフレッシュですよね。パン屋さんのように「こちらのケーキは○○時に出来上がります」っというショーカードがついています。デパートの店頭の乾燥しきったショーケースの中のケーキとはえらい違いだわよね。

私は乗ってきたバスが新百合ヶ丘で折り返してまた、「山口台中央」バス停までくる間の20分が勝負!だからお茶を飲んでるゆとりはないので売り場へ直行したわけです。あざみ野駅からバスで約20分強。それくらいかかるけれど、それだけの価値はあるお店です。

私としてはNO1のケーキ屋さん。

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オランジェリーというムース。レアチーズのムースの間に日向夏のゼリーが仕込んであってさわやかで軽い味です。

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「ナンシー」という名前のついた木苺のゼリーが挟まったケーキ。

これのほか、定番のザッハトルテも買いました。

全部羊とはんぶんこして試食。ここのケーキの素晴しいのは食べ終わった後、「この幸せは夢だったんじゃないか」と思えるほどのはかなく美しい余韻です。

ああ、幸せ。

そしてお店が、ケーキを芸術品やなにかと勘違いしている最近の店やデパ地下とはちがって、ちゃんとケーキらしいぬくもりを感じさせてくれる店でいてくれること。これってとっても大事なことだと思うのよね。

そんなわけで、リー夫人、今度はご一緒しましょうね。

ああ、美味しかった。

どちらかを選べ

その昔、その昔・・・ワタクシが女子大生だった頃、クラブの先輩から尋ねられました。

「顔が良いがセンスの無い男と、顔は不細工だがセンスの良い男、さぁ、どっちを選ぶ?」

 私が「?」という顔をしていると先輩は、「例えばJ大の星野サンと歌代サンみたいな人よ」とささやいた。

当時、新宿の野村ビルで大規模な合同展を開くべく、うちらの大学とJ大とG大の役員が打ち合わせと称して、毎週新宿で集まっては会合後遊び歩いていたのである。私は次期渉外担当として、その末席にお邪魔して各大学の諸先輩方に可愛がられて(つまりコイツ変な奴!的な可愛がられようです)おりました。その大恩ある他大学の先輩、星野先輩と歌代先輩を、ひきあいに出して、「そんな議論できません!」な~んて言うはずもなく、それからしばし女の子みんなで、ああでもない、こうでもないと盛り上がったわけです。

星野先輩は、まあいわば正統派の美男子で鼻筋がとおり目が大きく背も高い。けれどもいかにも理系男子で、服のセンスがどうこうというより、女の子慣れしてなくて、平たく言えば「スケベ丸出し」。東に綺麗な女の子がいれば、そちらに駆けつけ、西にもっと綺麗な女の子がいると「回れ右!」して即座に駆けつける・・という大変わかりやすい御仁でありました。で、その東と西の中間にいる女の子のことはまったく目に入っていないというのがアリアリとしている。そういうところが、女の子達には「センスないよねぇ」という印象を与えていたわけです。ま、正直でガキなだけで罪はないのだけれどね。

かたや、歌代先輩は小柄でどう見ても美男子ではありません。顔のデッサンがどこかなんかイビツなわけですよ。ちょっと山下達郎にも似ていて(わかるでしょ?)清潔感のある不細工(ああ、歌代先輩ごめんなさい!)でありました。ただ、この人の笑顔はものすごく良い。破顔一笑っていうくらいの魅力ある笑顔でした。で、あまねく女の子達を大事にしてくれる。きちんと向き合ってくれる、という非常に評判の良い先輩だったわけです。

さて、女の子達の議論は「子孫の為には星野先輩。自分の為なら歌代先輩」という点では全員一致で、さぁ、ではどっち?と改めて聞かれると各々「う~ん」と深く悩んだわけです。

さて、なにゆえこのような古い話を持ち出したかというと先日NHKでガンバ大阪の遠藤の特集をやっていたからです。遠藤ファンの人がいたらごめんなさい。遠藤も昨今のルックスの良いサッカー選手の中にあっては中村俊介の上をいく不細工ですよね。試合中彼の顔がアップになるたび、「いや、ほんと、不細工だよねぇ~」と感に絶えずついついもらしてしまうワタクシです。そして不細工、不細工といい続けているうちにすっかりファンになってしまったわけです。不細工ではあるものの、バランスの良い頭の良さがにじみ出ていて、おまけに笑顔が良い!そんなに熱心なサッカーファンではないけれど、彼のプレーにも惚れ惚れです。で、遠藤は例の歌代先輩に非常に似ている。ああ、この感じ、歌代先輩だぁ・・と久しぶりに思い出し、歌代先輩お元気かなぁと思いを馳せてたわけです。

東と西の中間にいた、かつての平凡な容姿の女の子達はそれぞれどういう選択をしたのでしょうか?

ちなみに歌代先輩は卒業後、某シンクタンクに就職あそばされ、わりとすぐにとても綺麗な女性とご結婚なさいました。星野先輩は理系でしたのでSONYに無事就職されました。で、一度だけ美人の先輩の代役でデートしましたが、記憶の隅を突いてもどこへいったか、何を話したか、全く覚えておりません・・・。すいません、星野先輩。

どうも、人の顔をおぼえるのが苦手な私は、顔のデッサンが多少狂っているくらいの人のほうが覚えやすく、あまりに整然と整っているとすぐに忘れるという癖があるようです。その結果、不動裕理(女子プロゴルファー)渡辺明竜王(将棋塚田真希(柔道)遠藤(ガ大阪)というコレクションに固まりつつあります。

羊は・・・・・。ええ、口元のデッサンが。本人「チェリーリップ」と申しておりますが通常世間では「タラコ唇」と称されるものでありましょう。

朝の奇跡

飛行機の搭乗時刻まであと1時間しかないのに、私はまだ仕事場にいて、それからあせってタクシーに乗って川崎のもとの実家の自分の部屋で旅行に必要な衣類とかを詰めていた。タクシーは外に待たせてある。持っていく服が決まらないので、もうイイヤ、Tシャツは向こうで買おうと決めた。今回は英語の達者な父とも一緒の旅行なので、本当に気が楽だし、そうそう、むこうのレストランで美味しいものでもねだっちゃお♪なんてウキウキ気分で、時計を見ると「ゲッ!あと搭乗時刻まで30分じゃないの!!」

と、いうところで目が覚めた・・・。

夢の中の私は無事に飛行機に乗れたんだろうか?

そうして起きた私は、いつもどおり羊を放牧に追い立ててから、自分のほうの仕事(発送準備とか帳簿つけとか、メール書きとか諸々。)にとりかかり、ギリギリまで未練たらしくあれやこれややって、残り18分を切ってから、シャワーを浴び、髪を乾かし、お化粧をして、着替えて家を飛び出した。

いつもと同じ電車に揺られながら、「ある意味、奇跡!」とつくづく思った次第です。

夢の中の私は、きっと待たせていたタクシーに乗り込んでから、「いけね、パスポート!」と思い出してまた、バタバタと家に戻って机の中を探し回ったに違いない。

ゆとりのある美しい生活・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

絶対、無理!!

一昨日の朝も、こんなのを作っていたので、やはり駅まで走るハメになりました。今の時期、実際に召し上がるのがお渡しした翌日になる、なんていう場合はなるべく作ってから時間を置きたくはないので、仕事がある日はお渡し日の朝に作ることになります。

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新婚のトシコのお家に義理のご両親がお見えになるんだそうで、おまけにその日は義理のお父様のお誕生日なんだとか・・・。トシコ(元の職場の同僚デス)、新婚なら自分で作れよぉ・・・とか言いつつ、昨年の試食会の時に好評だった「ビクトリア」(マリエンホーフ社のブラッディオレンジのリキュールを使ったチョコレートとオレンジムースのケーキ)を作って、代官山の仕事帰りにトシコの職場まで届けました。

このケーキを抱えて、徒歩、約20分の道のりを13分で走り切ったワタシはエライ。

毎朝、奇跡を起こす女・・・といえなくもないナ。

ケーキはアートだ!!

今日はこの春中学生になったASU&MARIコンビの親子レッスンでした。またまたMARIKAちゃんはパパとの親子レッスン。パパもMARIKAちゃんもノリノリだね。

本日のレッスンは春らしいレモンパイ。サクっとした簡単なパイ生地を空焼きしたあとにすっぱいレモンのフィリングを流し込み、上にメレンゲをのせて、またオーブンに入れて少しだけ焼き色をつけます。メレンゲを絞り袋に入れてどういうふうに絞るか、そこはもう好きにおやりなさい、と言ったらこんなゲージュツ的なレモンパイになりました。

ASUKA画伯作、「縄文」

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MARIKA画伯作「父へ捧げるハートのオマージュ」

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たいそう楽しそうでしたので、良かった、良かった。

私はどうみても子供受けのする優しいセンセイでも面白いセンセイでもないですね。ごくアタリマエに普通の大人に接するような心持で対応しております。うちの姉はチビ達が本当に赤ん坊の頃から、叱るときは思い切り理屈で攻めておりました。「だいたいアナタがこういうことをするとこれがこうなってとても危ないのよ、わかった?」というふうに1歳に満たない乳児にコンコンと言って聞かせておりました。で、当然私も彼らを特別子供扱いするでもなく、わからん理屈はわからん理屈のままに押し通し、シラっとしていたのですが、そういう時の子供の顔は面白いですね。相手がわけがわからないことを言って、どうも自分の理解の範疇を超えているな、と思ったときには「とりあえず保留箱」にその情報を入れちゃうのですよ。それが彼ら、彼女らの表情を見ていると「あ、保留箱に入れたな」というのがマジマジとわかる。で、もう一回大人の言葉で説明してあげるけれど、それも「保留箱」へとりあえず入れられてしまうのがほとんどなのですね。ある程度大人になったときに、その保留箱は開けられるのか?それとも夜寝ているうちに必要な情報は保留箱から取り出されるのか、そこらへんはよくわからないのですが、どこかできっと吸収されているのでしょう。

ASU&MARIコンビは今はただ教室へそれぞれのお母さんやお父さんと来て、一緒にたのしくお菓子を作る・・ということが楽しい!という段階ですが、それで充分だと思います。食育だのなんだのという前に、レモンをすりおろしたときの匂いや、うまく卵があわ立ったときの雲みたいなフワフワだのを嗅いだり感じたりして、家でご両親と一緒に作ったお菓子を食べるという経験がなによりだと思います。

センセイがその場を支配するのではなく、子供たちが楽しく作り、親御さんがそれをサポートするという形で良いのではないかと思っております。センセイは影もうすく単なる進行役に徹し、脱線しすぎるときだけ牧羊犬のごとくキャンキャンとその場を締めてまわるだけであります。

そして子供たちはいつの間にか卵の泡立ても一人でしっかり出来るようになっていたりします。

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全身から「根性!」というオーラが出まくりのASUKAちゃんは、本日ママの力もセンセイの力も借りずに卵の泡立てを完璧にこなしました。

つむぎさん、つまり泡立ては腕力ではないのですよぉ。

MARIKAちゃんはもうちょっと手が大きくなると泡立て器をもっと楽に使えるようになりますね。時間の問題です。二人ともお疲れ様でした。MARIKAちゃんのパパ、美味しいバースデーケーキになりましたでしょうか?

3月の読書

3月は少し本棚の整理をしたいと思ったので、ブックオフ行きになる本と、永久保存になる本の見極めをするため、再読月間でありました。

だからご紹介する本はかなり古い本です。でも名作だからちゃんと残っていると思います。まずは山さんのバイブル、師岡幸夫著「神田鶴八鮨ばなし」

柳橋の「美家古鮨」で修行を積んで神田に店をもった著者の、江戸前の鮨とはどういったものかについて鮨を握っている側からの解説と自分自身の修行話が、なめらかな文章で綴られています。(口述したのをまとめた感じかしら?)ひとりの若者の成長譚とも読めるし、お鮨のこともよくわかる。あと、なにしろ「食」に携わる者としての姿勢がビシビシと伝わってくる好著です。

この人のすごいところは非常に考え方が合理的(というのとはちがうかな?)思考がグダグダしていないところでしょうか。だから鮨についての解釈でも「伝統的な」ということにばかり捉われていてはいけない。最終的なゴールは「お客様に美味しいお鮨と召し上がっていただくこと」であると、きっちり見定めたうえで、その時代にあった仕事をし、かつお客様の味覚の広がりにも対応していくという自在さをもっているところでしょうか。そして著者がそのレベルに達したのは、芯のところがぶれないだけの修行をしたからという自信が土台になっているようです。修行ひとつにしても、この人は相当に理屈っぽくて、並みの親方では彼を御せなかったと思うのですが、それだけの器の人、美家古鮨の親方に出会えたからこそ、華が咲いたのだと思います。

これを読むともちろんお鮨をものすご~く食べたくなるけれど、本当の仕事をしている鮨屋さんでないと満足できなくなるので、お財布との兼ね合いでちょっと難しいのよね。頭の中でお鮨を堪能するばかり。でもこういう頭の中がすっきりした人の話を読む快感はあります。

さて、次はタコ社長のバイブル海老沢泰久著「美味礼賛」

あくまで小説と銘打ってはいるけれど「大阪あべの辻調理師専門学校長」の辻静雄氏の伝記です。これを読むとどうして戦後の短期間で日本にこれだけちゃんとしたフランス料理が根付いたかが理解できます。彼の舌とそれを正しく伝えようとする真摯な姿勢があったればこそだったのですねぇ。

マダム・ポワンという最良の庇護者のもと、フランスに滞在してありとあらゆる料理を食し「文化としての美食」を体に刻み付けていくという体験とその時に培った人脈で、その後の辻調理師専門学校を大きく成功させた辻氏の半生を描きつつ、その下には「文化としての美食と生きていくための食事」という時として相反する食の捉え方の対比が顔を覗かせます。

私の登戸の先生も「どうして、ケーキは膨らむのか。どうして焼き色はつくのか?」といった疑問に諸先輩方も、当時の製菓学校の先生方も答えられないことに業を煮やして学校に掛け合って、ドイツに単身「オープンリール」の機材一式を背負って大陸を横断して出かけた人です。ドイツ語がわからないながら、ドイツの製菓学校での講義を「オープンリール」に納めて、帰国費用がないので帰りは客船でパティシェとして働きながら帰ってこられたそうです。東京オリンピックの年のことで、この辻静雄氏の渡航の少し後のころですね。

今、私達が日本にいながらにして誰もが各国の本格的な料理を口にすることが可能になったのはこうした先人達の努力と、なにより「正しく広く伝えよう」とした私心を越えた姿勢のおかげなのだと思います。

もちろん、小説としてもとても楽しめます。

最後は山田営業本部長のバイブル・・・・と思ったのですが、なにしろこの人は「週刊ポスト」くらいしか読まんからなぁ。

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あけびの花

ここのところ、朝になると近隣のお花が「見に来てよぉ~」と誘いにくるので忙しい。

今日はあけびの花が呼びに来た。

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この時期になると咲く、この花がなんの花かわからなかったとき、大久保画伯に教えて貰った、五葉あけびの花。咲くのを指折り数えて待ってました。

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これは花梨の花。これも蕾のときから咲くのを待ってました。

その昔、母がやっと咲いた花を見て「待ってた花が咲くのは嬉しいわねぇ」と割と柄にもなく言った言葉を思い出します。

待ってた花が咲くのは嬉しい・・・。本当に!

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田植え前の田圃ではれんげの花が花盛り。そして今週末はうちのちかくで青葉チューリップ祭りが行われる予定です。

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確かに、満開です。綺麗よぉ~。

春ご飯

BABIちゃんとの花見から帰ると、羊さんとタケノコ君が待ち構えていました。今年も大家さんが隣家の竹やぶから自宅を守るべく「タケノコ掃討作戦」が行われていたのです。そのお裾分け。今年は例年より少し早めの掃討作戦のような気がする・・・。すぐにお米の研ぎ汁で茹でておきました。

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そんなわけで日曜日は朝から羊さんと近隣の花見に出かけ、お茶の時間には

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シュークリームを焼き・・・そんなゆとりがあるのも、夕飯がタケノコご飯と決まっているからです。タケノコご飯用に白ワインも買ってある♪

まずはチーズとこういうので飲み始めました。

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うくくく・・・。上段はシメジと昆布の酒煮。下は鰹節入りのほんのり甘い炒り卵。もちろんタケノコご飯用にとった出汁の昆布と鰹節を使ったものでございます。ま、それだけじゃ寂しいので鯛のお刺身もつけましたが。

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そしてメインのタケノコご飯♪

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とれたてのタケノコは甘くて、大変おいしゅうございました。大家さん、いつもお世話になります。今シーズンはあともう一回くらいタケノコ掃討作戦がおこなわれるのでしょうか?楽しみにしております。うくくく・・。

うちの近くのお気に入りの散歩道にはからたちの花が咲いておりました。トゲトゲですごい枝ですが、白い花は可憐です。

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春はやっぱりいいなぁ。

お花見ロール

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桜。咲きましたねぇ。この花はうちのほうの川沿いに咲いていた桜で、ソメイヨシノではありません。葉が一緒に出る山桜の一種でしょうか?

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これまた、ソメイヨシノではない、うちのほうの桜です。ソメイヨシノは濱チベットではやっと今日くらいから咲き始めました。

さて、こんなふうに桜がおいでおいでをしているのに、家にこもっていられるわけがありません。私も花見に行ってきました♪

午前中のブレーメンでのレッスンを終えてから、なんと濱ボンベイまでお花見遠征!野毛の掃部山公園と伊勢山皇大神宮の桜を愛でてまいりました。ゴマちゃんの飼い主、与之吉さんの奥方であるBABIさんと久しぶりの逢瀬であります。

お花見のお供はコレ。

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ふんかふかのレモンクリームロールです。じつは今日のレッスン前に、作っていました。6月のレッスンで取り上げるので、今日写真撮り用に焼いたものです。レッスンにいらしていたWさんとも一緒に試食して、一切れは疲れて帰ってくるであろうかおり先生の為に冷蔵庫に残し、のこりの4切れをお花見に持参しました。

ふわふわのスポンジ、すっぱいレモンのクリームとほんわかした生クリームが口の中で溶けていく幸せ・・・見上げれば青い空を覆わんばかりに咲いた無数の桜の花。

春のクライマックスは今日、この時だわねぇ・・・と口のあたりを粉砂糖で真っ白けにしながらBABIさんと語り合ったのでした。

パン屋散歩

花を愛でながらの散歩が花散歩ならパン屋さんを目指しての散歩は「パン屋散歩」でいいんだろうなぁ、きっと。

というわけで日曜日の午後、羊の放牧を兼ねてはじめてのパン屋さんを訪ねてきました。しばらくお休みしていたteruさんのブログに紹介されていたちいさなちいさなアトリエです。

ラトリエ28番地・・・横浜市青葉区つつじヶ丘28-32

この日は朝からワタシは登戸の教室にかすてらを焼きに行っていたので、羊にここの住所だけを伝えて、どのルートを通って散歩するか決めておいてもらいました。こういうとき方向音痴ではない羊を連れていくと便利です♪

うちから藤が丘経由、青葉台方面にむけて約40分のところにありました。可愛い黄色のおうちです。ご自宅を兼ねているのでしょうね。お庭には普通に洗濯物が干してありました。

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扉を開けるといきなり左手にショーケースがあって、お母さんが立っています。あまりの近さにちょっとたじろぐ私達。teruさんがブログに、遅くいくと売り切れてますよと書いていてくれたとおり、午後2時過ぎでしたが売り切れているのがいくつもありました。パンも美味しそうだけれど焼き菓子や生菓子(この日はすでにシュークリームだけでしたが)も置いているのね。

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私達が購入したのはこのブルーベリーがぎっしり入ったブルーベリーブレッドと

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焼き菓子2種。右がエガディナーヌッストルテと左側がお店のオリジナルのタルトレット。中にブルーベリージャムが仕込んであって上にはプルーンがのっています。サクサクのタルトレット生地が美味しかったです。羊さんのエガディナーのほうも齧らせてもらったけど丁寧な作りで美味しい。パンもブルーベリーの酸味が効いていて、なかなか良い感じでした。

家の近くにあったら毎日寄って散財しそうです。

徒歩40分というところにあって、良かったというべきか残念というべきか・・・。

パン屋散歩にはもってこいのお店です。teruさんご紹介、どうもありがとうございました。詳しい場所はteruさんのブログを参照してくださいね。

一度行ったから、私は行けるけどその道筋を人に説明する能力までは天から授けられていないのよ、残念ながら。 

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