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さくらんぼ

なんとか、今週のすべての仕事をやり終えました。これから郵便局へ出向いて焼き菓子倶楽部の最終分を発送したら、その足でペルシャ猫の閣下が降臨なさる軍事教練合宿へ参加いたします。

やれやれ・・・・今週が上期の中で最大級の山場だったかもしれない、とひとやま越えて汗を拭います。(若干、冷や汗・・・)

各方面で、「忙しいのはアタシの所為?」とご心配をおかけしてすまんことであります。そんな中、レッスンにいらした午後のSお姑サマからは「うさぎや」のどら焼きで、「ホラホラ、これでもう一息がんばれ!」とはっぱをかけられました。(さすがお姑サマ、嫁の操縦方法をわかっていらっしゃる!)

忙しかったのは、焼き菓子倶楽部の所為でもなければ、レッスンの所為でもなく、私の段取りが悪かったからであります。それには深いわけが・・・・。(ま、イイヤ)重なるときには重なるもので、カタギのほうの仕事も今週がちょっとした山で、かつブレーメンのほうでもカオリ先生との緊急打ち合わせが入り、新規のかたからのお問い合わせアリ、と到底ブログ書いている時間も無く、皆様の楽しいブログも仕事の合間にチラチラみるばかりでありました。

ワタシがこんなに苦しんでいるというのに、リー様はお誕生日ひとりランチを楽しみ、ヌシさんはうさぎさんでディナーかい!とぶつぶつ言いながら、仕事してました!crying

さて、6月の焼き菓子倶楽部をどうしようか、というのも悩みの種で、それが決まらないから余計ストレスが溜まったともいえるのです。

最初はコレにしようかとも思いましたが・・・

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サワーチェリーのタルト。美味しそうでしょう?ザクっとしたタルトの上に、解凍の際に出る余分な水分を切った冷凍サワーチェリーをギュギュギュと詰めて、アーモンド粉入りのスポンジ種を流して焼きあげます。焼きあがったら、残しておいたチェリーの汁とキルュシュ酒を合わせたものを沁みこませます。

でもね、食べたらあまりぴんとこなかったのよ。わざわざ、焼き菓子倶楽部で取り上げるまでもないかな・・・と思って。さぁ、そこから今月の迷走がはじまったわけであります。

途中でこんなのも製作してたし。

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これはバースデーケーキ。真っ赤で細いスタイリッシュなロウソクを見つけたので、それをお付けしたのだけれど、多分、イメージとちがったんじゃないかな?と後悔がのこる出来です。中はチョコレートの濃厚なクリームとコンポートにしたアメリカンチェリーがぎっしり入ったキリュシュのムースの2層になっています。かなり贅沢なつくりなんだけどね。(タメイキ)

そんなわけで いろいろと悩める日々を送っていたわけですが、どうにか6月の焼き菓子倶楽部のお菓子も決まり、その試作品を持って、今日の空のように爽快な気分で(雨降ってるじゃん)、胃薬と頭痛薬とビタミン剤とブルーベリー、ヒアルロンサン、ケフィアのサプリメントを持参の上、合宿参加です。

では行って参ります。 ヤバイ、また時間がないから駅まで走らなくっちゃ。

今週はお休み

いや、マジで今週ものすごい事態なので、自分のブログの更新も、皆様のところへ遊びに行くのも、いただいたメールにお返事するのもヤバイ状態です。

精神的にもかなりボロボロなので、しばらくサヨウナラ。

今週末はペルシャ猫の閣下が降臨なさる合宿なので、そこでカツを入れなおしてまいります。

「閣下、ワタクシかなり疲れております。」

「ふんっ!自業自得じゃにゃぁ」

そんな言葉が聞こえてまいります。

空耳でしょうか?

ちーさんハンコ

焼き菓子倶楽部5月、前半組の方、今日こんなのが届きます♪

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焼き菓子倶楽部発足の際、自分で決めたルールは「2,000円~2,500円くらいの少人数でも楽しめて、常温発送できるお菓子を作る」というものでした。

でも冷たくして召し上がっていただく小型菓子というテーマで選んだ、ガトー・フランボアが、ここのところの暑さで常温配送ではデロンデロンになりそうです。そんなわけで今回ばかりは、チルド便でお届けします。(こちらの都合ですので送料は据え置きです)冷蔵庫で冷して食べてね。

さて、4月から焼き菓子倶楽部に限って商品説明カードのデザインを変えています。作者のちーさんから、一足早くお披露目があったのですが、デザインを使わせていただく身としてはハンコを押した紙がうすっぺらくて(サイズで選んだら薄くて!)裏の文字が透けてしまってちーさんに申し訳ない出来でした。

で、やっと満足のいく形になったので、改めてお披露目いたします。

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踊るようなちーさんの字体が、「ちいさな焼き菓子が届くぞ~い♪」という楽しい気分を盛り上げてくれます。ケーキの図柄も候補で5種類も提案してくださったのですが、そのなかで一番私が多く作りそうなタルトの図柄を選びました。そしたらちゃんとお皿にのってフォークまで付いてきたのよ♪(肝心のフォークがリボンで隠れてる!アタシのバカ!)

ハンコに合う色のインクパッドもちーさんに選んでもらっているので、これから紙の色を変え、インクの色も変えその季節ごとのバリエーションでお楽しみいただけることと思います。今回はガトー・フランボアのラズベリーに敬意を表して2種類のピンクの用紙で作りました。こちらはポップなかんじの明るいピンク。もう1種類は紙質も色も落ち着いた優しい色合いのピンクです。

約1年を通じてお届けする焼き菓子倶楽部だからこそ、パッケージも過分なお金はかけられないけど、その時、その時で楽しくしたいと考えております。そんなわけで、ちーさんの消しゴムハンコは焼き菓子倶楽部にとてもとてもピッタシでした。改めてちーさんに御礼申し上げる次第です。

大久保画伯の格調高い切り絵の「羊マーク・キッチン山田」カードも健在です。ご進物や大きいケーキのときは画伯カードが付きます。

ご協力いただいた二人アーティストに恥じないような、美味しいお菓子を作るぞ~!

食玩小説の取り扱い方

「キッチン山田の皆様こんにちは!」というメールをいただくことが多くなってしまった。「ハイ、こんにちは~♪」と私の中のタコ社長やら山さんやらが声を揃えてお返事する。

だから・・・・・・。ちがうってば。

なんとな~く、自分でぶち上げた虚構の世界に本当の「キッチン山田」が飲み込まれていってしまっているような気がする。私の気のせいなら良いのだけど。

 でももう、私の頭の中には事務所兼工房の間取りとか店構えが出来上がってしまっているのだ。店は商店街の一番はずれにあって、全然おしゃれでもなんでもない工務店みたいなアルミサッシの引き戸で、入ると左手に小さいショーケースがひとつだけあって、そこには今朝、山さんが焼いたばかりのシュークリームや、パイが並び、右手奥には事務所へ続くドアが、左手には山さんが仕事場にしている工房がある。一番奥には応接室に繋がる少しだけ重厚な木の扉があって、その応接室にはくたびれた皮のソファーと山田営業本部長が高校野球の神奈川県大会で1勝したときのウィニングボール(?)が後生大事に飾られている飾り棚がある。事務員の山ちゃんの水色の制服やら、タコ社長の身長、山田営業本部長のウエストサイズだって当てられそうだ。・・・・つまり、かなり末期症状がでている、ビョーキだ。

そして、今年になって始めた焼き菓子倶楽部、何回かリピートしている方なら、もうわかっていらしゃるように、最初はちょっとしたオマケのつもりだった食玩小説が、どんどん長くなってきている。実は焼き菓子倶楽部自体はまだ今回の5月で4回目なのだけれど、食玩小説のほうはもう6回分まで書けてしまっているのだ。先日なんか、教室へいらしている午後のSお姑サマに「あんな小説なんかにうつつをぬかしていないで、試食会の企画とか練りなさい~!」と叱られたばっかりだ。(でも、Sお姑サマったら誰よりも楽しみにしているくせに♪「してません!」って叱責が飛びそうだ。)

さて、それはそれで良い・・・と思う。問題は今月初めてご注文なさる方が多い、という点なのである。やっぱアレをいきなり貰ったら、「?」だろうなぁ。だからといってバックナンバーをつけたらさらに「?」だよなぁ・・・。

ええと、唯一ここでお声かけが出来るつむぎさん、拙ブログの「山さんVS山田営業本部長」のところを読んでおいてください。

まちがっても「あ、社員4人のこじんまりした工房なのね?」って思わないでね。事務員の山ちゃんはまだ本採用にはなってないから・・・(ちがう!!)

5月の読書(中間報告)

子供の時、海外出張から帰ってきた父のお土産で好きだったのはお人形さんでも貝殻のアクセサリーでも、当時は珍しかったフルーツでもなくて、実は機内食(お偉いさんと一緒の時に乗るファーストクラスのヤツ)の綺麗なメニュー表だったり、なんかわからない文字が書いてあるパンフレットだったりした。そういうものの方が、海のむこうの知らない国の香りがしたのかもしれない。

父はそうして海外を仕事で飛び回っていたが、母も姉も私も驚くほど出不精で、よその国の話を家で聞くほうが好き、というていたらくだった。これは今も変わらない。そのよりによって出不精なワタシにアリーマさんたらこんな本を「お読みなさいな。」「コレはオモシロイヨヲ」とオススメくださったわけだ。読者の人選を誤ったね?アリーマさん。

でもどこにも行かないワタクシにとって、きらびやかなヨーロッパの高級ブティックめぐりの話より秘境のほうがよほど親近感が沸くから、まあ、本屋で探して読んでみましょうと思っていたら、探すまでもなくたまプラーザの有隣堂ではちゃんと平積みになってました。(アリーマさん、売れてるみたい!良かったネ)

金子貴一著「秘境添乗員

秘境添乗員と名乗り活躍している著者には添乗員としての顔だけでなく、ジャーナリストとしても、有能なアラビア語・英語通訳としての顔も持っている。この本は4章立てになっていて1章は「秘境添乗体験記」2章は「なにゆえ金子氏がこういう仕事につくにいたったかについて」3章は「ジャーナリストとして経験した湾岸戦争、及び自衛隊の通訳として自衛隊イラク派遣部隊とともにサマワ駐屯した体験記」4章では「国内秘境添乗の話とともにご家族の介護、そして著者自身の結婚にいたる経緯」という内容です。ちゃんと頭から読んでこそ、なんだろうけどバラバラに読んでも面白い。

で、これはワタクシのまったく私見なんだけれど、この本は秘境という異郷や異文化について書かれているというより、タイトルが示すようにこの本を読むということは「秘境添乗員」たるカレを読むことに他ならないなぁ・・と。

人様を形容する際に「うすっぺらい」とか「冷たい」「熱い」「情が深い」「懐が深い」「思慮深い」とかいろいろな表現があるけれど、私が本を読んだだけで抱いた金子氏のイメージはあえて言うなら「厚ぼったい」・・・。(これって褒め言葉になるのかなぁ?褒め言葉なんですが)「熱い男」とかいうやたら押し付けがましいヤツでもなく、「情が深い」という浪花節は入っておらず、「懐が深い」というほどには完成させていない、というか、まだまだ現在進行形の行き方だから「厚ぼったい」人なんじゃぁなかろうかと・・・。勝手な思い込みですが。

添乗体験記ではまるでサービス業のバイブルのような読みどころあり、充分ビジネス書を書かせてもいけるんではなかろうか?と思ったりもした。(笑)

いいなぁ、「厚ぼったいヒト」。けっして達観したり枯れたりしないで現在進行形のままドスドスとまわりのヒトも巻き込んで生きていくのだろうなぁ。

「そういう人」の本でした。もちろん、異文化とのつきあいかただの、ジャーナリストとしての活躍から垣間見れる、湾岸戦争やイラク戦争の裏側だの得られる知識やものの見方もすごく参考になります。読む人によって感想はまたそれぞれだとおもうのだけれど、今回の私の読み方は「いやぁ~なんとも厚ぼったい人がいたもんだぁ」というものでありました。

出不精な私はこれを読んで「そうだ!旅に出よう!」とは思わず、あいかわらず半径5キロ圏内でゆるゆると暮らしていきそうではありますが。

かすてらの話

やっとさんぱちさんに予告していたかすてらの話に辿り着きました。

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ことの発端はさんぱちさんが書いていらしたNHKの深夜の番組「タイムスクープハンター」の「リストラ武士の奮戦記」でありました。明治維新で一気にリストラの憂き目にあった若い武士が、当時流行のかすてら屋さんに修行して、紆余曲折を経て今まで固執していた武士としてのプライドを捨て、新しい時代に船出していく・・・・とまるでこの番組を見たかのような書き方をするけど、要約するとこんな話で良いんでしょうね?さんぱち先輩!

で、さんぱちさんが「詳しいあらすじはこちらで」とリンクを貼っておいてくれたタイムスクープハンターのHPを拝見したら、そこでかすてら屋の親方が持っているかすてらが丸くて、「あ!」と思ったわけです。この時代、かすてらは「丸型」でありましたか。

それから日を置かずして私は登戸の教室に、S崎さんの安産祈願かすてらを焼きに参りました。良いかすてらを焼けて、先生にも褒めていただけて、気分がほぐれたところで、この番組の話を先生にしてみました。

「先生、明治維新の頃のかすてらって丸型だったんですか?」「そうだよ。」「え?では型は曲げわっぱとか?」「銅だよ」「ええ?ではどちらかというと今でいうスポンジケーキみたいなもんだったのですか?」「やっと、この時代にスポンジケーキみたいなものまで辿り着いたんだよ。」「ええ~?」

どうも私自身の思い込みが今まで強かったようです。かすてらが南蛮から日本に入ってきてすぐに日本では木枠を使っていたと思い込んでおりました。

さて、そこから先生のかすてら伝来持論が始まりました。先生の説はかすてらはポルトガルの宣教師によって伝えられた「パン・デ・ロー」が元祖だろうといわれているけれど、先生としてはあんな菓子(スポンジ)が長い長い航海に保存できたとは思えない。もしかしたら中継地のマカオあたりで焼かれたものを持ち込んだのかもしれないが、それより最初は「かすてらぼーろ」のような乾いたものだったと考えたほうが自然である。最初は日本では「紅梅焼き」のようなものとして広まったのではなかろうか、とのものでした。

で、やっと明治維新の頃に銅の型をつかってふんわりとしたスポンジ状のものができるようになったのですね。今のように木枠を使って大きい形状のものが焼けるようになったのは、ガスオーブンの発展によってなんだよ、とのことです。それまで下からの火力しか得られなかったものがようやく横からの火力を得、そして上からの火力が可能になったオーブンの発展によって現代のカステラの製法が確立したのだそうです。先生曰く「大正時代がいいとこじゃない?」

意外と新しいお菓子だったのね?かすてら。ハイカラなお菓子でありました。そして上火という力を得てからは、効率よくオーブンいっぱいに焼ける長方形の木枠が採用され、パサパサした味はどうもねぇ~という日本人の(というか日本の風土が求める)食味にあわせて、生地の蒸気を閉じ込めつつ焼きあげるという独特の焼き方に発展していったのでありましょう。

武士階級の人が明治維新後に職人に~という話も多いに有り得る、という話でした。かすてら一番電話は二番、三時のおやつは文明堂♪の文明堂さんの始祖のお名前は「中川安五郎」さんだけれど東京進出を果たした実弟は宮崎甚左衛門というご立派なお名前。武士階級からの転身、大いに有り得ると先生も語っておられます。

あと、日本国内でも長崎からどのように伝わっていったかその道をたどると・・・というお話も聞けて、さんぱちさんからの情報が思わぬ形で先生とかすてらを熱く語る、という楽しい時間に変わりました。ありがとうございます、さんぱち先輩。

かすてらの起源については福砂屋さんのHPのが一番詳しいです。福砂屋さんが監修したのかな?かすてらについての立派なご本は先生のところにも送られてきていて私も目にしたことがあります。

さて、そんなわけで「かすてら」ですが私にご注文いただけても、なかなか焼けないのが現状です。(現在順番待ちの方が・・・すいません。)でも登戸の教室でしたら、先生の監修のもと腕利きの生徒さんが焼きますので、ご注文が可能です。私がその場にいたら焼かされるかもしれないけど、私より腕の確かな若手が焼くことが多いと思います。興味のある方は登戸の先生のほうへお問い合わせ下さい。でも、このブログのことは先生にはナイショにしているので、くれぐれも私の名前は出さないでください。そこのところだけひらにお願い申し上げまする。

アプリコット♪アプリコット♪

昨日はブレーメンでのレッスンでした。ゲヒューテ・タルトレットというドイツの小型菓子を作ってくれたのは、いつも仕事帰りに大荷物を抱えてやってくる現役OLなおみサン。実は彼女、ドイツに行っていた帰国子女。まあ、子供の頃で期間も短かったから、ドイツのお菓子を買い食いする、なんていうことはしていないらしいけれど。

彼女のパパやママに彼女が作って持って帰ったドイツ菓子を食べた感想なんかを伺いたいもんだが、彼女のお菓子のほとんどは、あろうことか彼女が担当している会社の役員さん達のお腹に入るらしい・・・。ああ!(嘆)

「で、味にうるさい役員さんなの?いろいろお菓子の謂れとか聞かれるの?」「いえ、とにかく美味しければそれでいいみたいで・・・。わーい、お菓子だ、お菓子だというかんじです。」

彼女は保育園にお勤めしているわけではなく、れっきとした大手の会社の執行役員さんの秘書さんである。すっかり彼女のお菓子は役員さん達にあてにされているらしい。おやつが出てくる会社、保育園と似てる・・・・・(笑)

で、肝心のゲヒューテ・タルトレットだけれど写真は無い。夜のクラスなので室内では写真をとっても綺麗に撮れないので、会社帰りに駆けつけるなおみサンのお菓子はいつも画像として残しておけない。残念です。

さて、来月のレッスンは目玉がメジロ押し、ですが今月中にブレーメンに画像を提出しなければならないのは7月のレッスンで取り上げるお菓子たち。

7月はアプリコット♪がテーマです。

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「プティガトー・ダブリコ」 シート状に焼いたスポンジの間に、裏ごした杏を加えたイタリアンメレンゲとバターをあわせて作るクリームをサンドします。小さくカットしたら表面にアプリコティして、残しておいたクリームを紙のコルネに詰めて線描きです。本体を作る工程は少ないけれど、良いスポンジを焼く、綺麗にカットする、美しく線描きをする・・・・という丁寧な作業が求められます。

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こちらは先日の午後のSさんのレッスン前に作っておいて、Sさんとご一緒に試食しました。「アプリコ ザーネトルテ」こちらも杏を裏ごして、それと生クリーム、メレンゲをあわせてさわやかなムースにしたものです。この日はこんな仕上げにしたけれど、本番はまたちがうものにしようかなぁ~と考え中です。でも爽やかな夏のケーキでしょ?

七夕男子のバースデーケーキ、今年はアプリコット♪アプリコット♪はどうかなぁと楽しく考え中です♪

大きいツヅラと小さいツヅラ

4月の読書の話の続き。プリンセス・トヨトミに出て来る登場人物はどれも魅力的なんだけれど、読み終わって、私がいいなと思ったのは主人公大輔(女の子になりたいどんくさい中学生の男の子)の友人、ジャコ屋の島クンです。

大輔は女の子にはなれないにしろ、男らしくあることを強制する力の象徴、男子制服にはもう我慢できず、セーラー服を着て行くことで自分をあるがままの自分として通す決心をして、傍の心配をよそにそれを実行に移します。当然学校では大騒ぎになり、生活指導室に連行されます。そんなとき、担任の先生に大輔が自分の気持ちを振り絞って言う言葉・・・「確かにー僕が我慢したら、全部済む話なのかもしれない。でも僕はもう嫌なんです。じっと黙って演技するの、つらいんです。別に僕は誰にも迷惑かけません。ちょっと変わった子がおる、って放っておいてくれたらいいんです。それでも駄目ですか、先生?」

その大輔の言葉どおりの反応をしたのがジャコ屋の島クンで、彼は蜂須加のように力ずくで、女の子になりたいという大輔の存在を否定したり、茶子のように大輔を守らなければ、と自分と彼を一体化して蜂須賀に戦いを挑んで、よりいっそう大輔をややこしいことに追い込んだりはせず、「ま、(大輔のような)そういうのもありかもな。」と距離感を保ちつつ、本当に大輔が窮地に陥った時には自分がすべきこと、やれることとしてちゃんと手を差し伸べる。父親を亡くして、店の手伝いをしているという設定になっているから、中学生としては本当に大人なんでしょうね。そういう描かれかたをしていてる、島クンがいることでこの閉塞した大輔の中学生活が随分と救いのあるものになっているようにおもいます。ま、詳しくは本屋へ行って買ってくれ。

さて、とても長い前振りでした。

実は今回はロードークミアイのメシを喰うセンジューショキとしての立場も踏まえて、けっこうつまんないまじめな話です。ちょっとモヤモヤしていて思考が先へ進まないので、ほんとうはかすてらの話を書こうとしていたのですが、先にこっちをやっつけちゃいます。すんません、さんぱち先輩。

さて、私は現在ロードークミアイセンジューショキとして働いておりますが、以前正社員だったときは、バリバリの支部執行役員でありました。世の中はちょうどバブル全盛期で、男女雇用機会均等法世代の大卒女子がブイブイ仕事に邁進していた頃です。その頃いろいろ労働法も変わって、以前はあった女性保護の観点からの法律が、却って働く女性の足かせになっているっていうんで、保護的観点からの条項が見直されていました。会社からの労働協約改訂の申し入れを受け、執行委員である私達も議論を重ねたのですが、その時、特に強く意識したことは「どんな結論を出すにしても、必ず女性のいろいろな働き方を考える。男性以上に選択肢が分かれる女性の生き方をどの進み方が良い、悪いではなく、どれもアリだという前提で考える」という姿勢でした。

よく、女性なんだから女性の立場で意見を言ってね、てなことを言われますが、女性の立場っていったって千差万別なんだから、「自分の立場」でものを言うのと「女性の立場」でものを言うのとは全く違います。で、女性の側での立場で(もしくは誰かの立場に身をおいて)ものを考えるのには、女性であることも男性であることも関係なく出来ることだと思うわけです。要は想像力の問題でありましょう。実感を伴うかどうか、というのはまたちがったことだけれど、それは周りの人の話を聞いて想像して補う努力をすることで埋めることができるかと思います。

私の時代はようやく、結婚しても仕事を続ける人が増えてきたころで、まだねこてんさんのように育児勤務(制度としてまだ確率されてなかったですね)をする人はマレ、という頃でした。今は社報を見れば毎月育児休暇に入ったり、育児休暇があけて売り場に育児勤務しながら復帰したり、という人の辞令が当たり前のように載っています。一方で残念ながら離婚して名前がもとに戻ったのぉ~という人もいるし、もう一方でバリバリ働いて管理職につく女性もいっぱい出てきました。だからといって、それぞれの立場の人がみんな満足して生きていけるかというと、どの道に進んだところでそれぞれに困難があり(ねこてんさんがんばれ!)、また幸せもあろうかってもんです。社会的に、ねこてんさんのような働くママたちを支援する仕組みがもっと必要だし、一方で専業主婦がその仕事が金銭に換算されることがないからといって軽んじられるようなことがあったらそれも変な話です。私のように子供がいない、というのも同情されたり非難されたり、あるときにはうらやましがられたりというのもお門違いです。いろんな働き方、生きていき方がでてきて公にそれが語られるというのは、まだまだ問題点は多いけれど、良いことである、と私は肯定的に捉えています。

でも、まあ平たく言えば、みんなそれぞれの事情を抱えて生きている。それだけのことですよね。これだけ多岐にわたる生き方がある以上、それぞれの事情と各家庭、各カップルの順列組み合わせはもう無数・・・。家事の取り組み方だってその事情によって星の数ほどやり方があると思います。この事情だったらコレはあり、だとかこういう人はダメだよねぇ・・・とかそういうふうに一概にはもう言えない時代になっている、と思います。現実ははるかに進んでいる。

さて、その昔、私の仕事が一番大変だったときに(よりによって新婚時代だぜ)一番、萎えたのが同僚であるちょっと年上の既婚者(男性)に「ええ~そんなことまでダンナにやらせてるの?」という発言と、そういう奴に限って「ヤマダの旦那さんは良いよねぇ、かみさんが働いてくれたら楽だよねぇ」ということを盛んに言ってきて、いちいち反論するのがめんどくさかったことでした。夜遅くまで反省会という名のもとの残業のつかない会議が終わって、キミたちは帰ればお風呂とご飯がまっているだけだろうが、うちの羊はお風呂を洗い、明日のお弁当の為にお米を研いで、洗濯物をたたんで、遅い私の帰りを待っていてくれるんだよぉ・・・。チキショウ!と私の場合思ってもつまらんので、そんなことは考えずに温かい我が家へまっしぐらに帰ったけどね。ふう。

これは男の人にやって欲しくない、ということが人それぞれにあるかもしれない。それはその人の美意識で、よくわかるけれど、私のようにちゃんと自分の立場を言語化して反論できる人ばかりならともかく、うまく言えないひとだってきっといっぱいいる。だから専業主婦だって、子供がいたって、いなくたって、独身だって、バツイチだって、女性になりたい男の子だって、ゲイだって、いろいろとみんな大変なんだからさぁ、そっとしておいてくれないかなぁ。そういう人もいるよね、っていうくらいで許してくれないかなぁ。

女たるものかくあるべし・・・っていうのがあるとすれば、大きいつづらと小さいつづらがあったら、「女たるもの大きいつづらを持ち帰る気概を持て!」ってことぐらいで、でも現代はいろいろと複雑な社会になってきているのだから、よくよくふたつのツヅラを見比べて、持ったりゆさぶったりして中身を推測して、且つ敵の(?)裏の裏をかいて選ばなくっちゃいけないですね。

大きいのを選んで帰りに持ち運べなくなってタクシーを呼んだりするのは言語道断だし、小さいのを選んだから身軽で、といってデパートの特売場で散財したりも避けなければなりません。いついかなる時代であっても、どんな立場であろうとも、女たるもの(きっと男の人もね)大変なんです。だから、ただただみんな、がんばろうぜぇ。とエールを送る次第です。

安産祈願かすてら

どういうわけか、今私のまわりは出産ラッシュです。これから私の知り合いのところに次々と赤ちゃんが生まれる予定です。

そんな中、多分トップバッターを切るであろう、ケーキ教室の生徒さん(現在産休中)のS崎さんから1ヶ月ほど前からかすてらを頼まれておりました。最初はS崎さんのご自宅へお送りする、という手はずになっていたのですが、私がのんびりしている間に、S崎さんは臨月をむかえてしまいました。いつご出産になってもかまわないよう、かすてらはご実家と旦那さまのご実家、双方へ直接送ってくださいね、というメールが届きました。

いよいよ・・・ですね?こちらまでなんか緊張してきちゃいましたよ。

そして今日、登戸の教室にS崎さんのかすてらを焼きに行ってきました。ここのところ、なかなか思うようなかすてらが焼けず、不完全燃焼気味だったワタクシですが、きょうはなんとしても2枚連続で良いのを焼かなければなりません。

で。どうだったかと言うと。

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2枚続けてかなり満足な焼き上がり♪久しぶりの快挙です。先生にも「焼いたアナタも鼻高々だろうけれど、ワタシも鼻高々だよ」と言っていただけた、最高の焼き上がりです。

ああ・・・良かった!

これで安産間違いなしだな。

そんなわけで、S崎さん、明日双方のご実家へお送りいたしますね。無事に元気なあかちゃんが生まれますように。お祈りしております。

4月の読書

4月は通勤時間帯を通信教育のお勉強にちょっと当てていたので、読書量は少なめ。そんななかでも重い本を持ち歩いて久しぶりに再読したのが塩野七生著「海の都の物語~ヴェネツィア共和国の一千年~」

いまでこそヴェネツィア=ゴンドラもしくはヴェネツィアングラスもしくはベニスの商人くらいしか頭にうかばないけれど、海洋国家として大いに栄えた国の盛衰史が切れ味良く書かれています。資源をもたないヴェネツィアが貿易によって大いに栄える為に、外交に内政に、苦心することで偉大な「商人」国家になっていく、その様子が個人主義に徹底した同時期のライバル国家ジェノバとの比較も交えて描かれます。

私にとってヴェネツィアは「複式簿記」発祥の地。積荷を積んで余所の国へ航海し、そこで積荷を売って、新たな商品を買い入れて自国へ戻りそれを他の国からきている商人達に売りさばく・・・そうした中から生まれた複式簿記。偉大だ・・・。

この簿記が生まれたことによって、ものすごくスムースに複雑な商売が可能になったことは間違いないです。「簿記」とか「帳簿」とかいうと顔をしかめる人も多いけど、あれは実に美しいものです。(あくまで齧っただけですけど。)ああいうものは、やはりとことん合理的な頭の人たちでないと考えられないものですね。だからシュイクスピアの「ベニスの商人」はあくまで「イメージ」であって、本当のヴェネツィア商人達は「1ポンドの肉」なんつう非現実的な担保はとらなかった筈。

さて、もう一冊読んだのも、軽い読み物でしたけれど会計検査院の調査員3人が登場する万条目学著「プリンセス・トヨトミ」。5月のある日、大阪が全停止するという事態になった、その背景にはこの調査官達があるNPO組織「OJO」の会計検査を申し入れたことから始まる・・・という楽しいフィクション。これ、大阪の町を実際に知っていたらもっと楽しめるのになぁ。しかし、ここで繰りひろげられる会計検査院の「会計検査とは如何にあるべし」という姿勢が心地よい。「そうなんだよ~!!」とクミアイセンジュウショキとして常に役員のお金の使い道に目を光らせるワタクシとしては、ついつい自分がなし得ない(アタリマエだ、私は検査員じゃないからね)強い姿勢に大きく深くうなずくのであります。あ、これもう一方の主人公はふたりの中学生。ひとりは女の子にどうしてもなりたい、外見は冴えない男の子で、この主人公の設定もナイスだ。

そんなわけで気付けば「経理の基本知識がわかる」という通信教育のリポートを書きつつ、こうした本を読み、かつ現在通勤列車内で「やさしくわかるキャッシュフロー」なんつうビジネス本を開いては、立ちながらも眠気に襲われております。

クミアイセンジュウショキに、はたしてキャッシュフロー会計の知識は必要か?と問われれば「いえ、趣味ですから」と答えるしかありません。

ましてや「簿記」が趣味のケーキ屋って変だよね。

母の日

本日は母の日。母たる使命をおびた方、ちゃんとお祝いしてもらえましたか?

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画像はカーネーションにちょっと似てたから撮っただけの松葉ぼたんです。今を盛りと畑の隅で咲いています。

「母の日」ですが、うちは・・・・うちは・・・仕事柄、自分達の「母」は後回しです。すまんこって。姉の誕生日もスルーしたままだぜ。(汗)

午後に、ちびっちゃいお嬢さん連れで母の日用のケーキを取りに見えたお客様がみえました。こちらはお嬢さんの初めてのお誕生日ケーキもお作りしましたっけね。巻き毛が愛くるしい、可愛いお姫様になってました。秋にはお姉さんになるんだもんね。

で、肝心の母の日スペシャルフルーツショートケーキです。うちまで直接取りにいらしていただけると、こうしたデコレーションのケーキも安心して作れます。

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お店の果物売り場から苺はそろそろ消えつつあります。今回も苺を探すのにちょっと苦労しました。苺にかわって売り場の主役になっているのがアメリカンチェリーです。今回のフルーツショートケーキは、スポンジとスポンジの間に生クリームではなくカスタードクリームと生クリームを合わせたものを挟んでいます。そこにはバナナと苺とアメリカンチェリーをシロップで煮たものをたっぷり挟みました。

もう苺も日持ちしないくらい柔らかくなってしまったので、苺を使ったケーキはこれで今シーズンは終了ですね。ムースにしたり、クリームに使ったりではまだ使えますが、すくなくともケーキの上に飾りとして載せるのは無理ですね。

今日も初夏を通り越して夏の日差しでしたものね♪

お印&ポン・ヌフ

ブレーメンのレッスンはお花の教室があるビルの上の階の1室でやっていますが、扉には表札もなんにもないので、部屋番号だけを告げられて初めてやっていらっしゃるかたは、「ここで本当に良いのだろうか?」と不安になるようです。

久しぶりに来る方も、「部屋番号何番でしたっけ?」とわざわざ私のケイタイに電話を入れてくるくらいです。そんな話を以前、パッチワークキルトの先生をなさっているスーパーお姑(自称)サマ、午後のSさんにしたところ「わかりました!お任せ下さい!」と何事か画するところがあるようで、引き受けてくださいました。

そして昨日、その作品をおもちくださいました。

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可愛いクッキーがふたつ。ちゃんと「Kitchen Yamada」という刺繍が施されています。上の葉っぱのところに磁石が入っているので扉にペタンと貼り付けることが出来るのです。

素敵なお印をいただきました。午後のSお姑様ありがとうございます。これからレッスンの時にはこれを扉に貼り付けて生徒さんをお待ちしましょう。これを貼り付けるだけで気分は「うぇるかむ」になりますね。

そして昨日のSさんの課題は先月の繰越レッスンで、上級者用シュー生地菓子の「タルトレット・シュルプリーズ」でした。先月シュール・リーさんがやられたときに、焼きあがったシューを冷ますのに時間がかかったことを踏まえて、半分は生クリームを入れない仕上げにしました。(*リー様、お大事になさってくださいよ。)

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左がタルトレット・シュルプリーズで、右の仕上げをすると「ポン・ヌフ」というお菓子になります。正式にはフィユタージュを十字にのせて焼くのですけれど、今回はあくまでタルトレット・シュルプリーズの流用ですからそこまではしませんでした。

私の製菓教本、吉田菊次郎先生の「パティスリー」によれば、ポン・ヌフは「ポン」は「橋」、「ヌフ」は「新しい」という意味でいわば「新橋」になるわけだけれど実際はセーヌ川にかかる一番古い橋だそうで、《この橋、セーヌ中央に浮かぶシテ島の先端を横切り、右岸と左岸をつないでいるため、ちょうど十字を結ぶ形となっている。この名を戴いた菓子もそれになぞらえ上面をフィユタージュで十字にかけ、フランボワーズのジャムと粉糖で紅白に飾り供される。》だそうです。

いやあ、勉強になりますねぇ。昨日はちゃんと調べていかなかったので、午後のSお姑サマ相手に「橋の袂で売ってたんですかねぇ~。なんか謂れがあったんすよ。」とバカな話をしておりました。と、いうわけで午後のSお姑サマ、こういうちゃんとした名前の由来がございました。(日本なら絶対橋の袂で売ってるな。新橋名物「新橋焼き」みたいな感じで)

今月はレッスン内容が地味なので、なんか生徒さんの喰いつき(!)も悪く、ヒマだなぁ~と思いつつ、こういう時もあるさと開き直って、この先のレッスン課題の試作&写真撮りなんかをしております。その試作のお味見も昨日、Sさんとしたのだけれど、その話はまた明日にでも。

遠くの佐藤浩市より

連休明けの金曜日、仕事を終えてぼけっと駅までの道を歩いていた。代官山の生意気な道は石畳で、雨でじっとりと濡れていた。

産業廃棄物処理業者さんの軽トラックが止まっていたのだけれど、私が通りすぎた後、ガタガタっと大きい音がして、積んでいた廃材が荷台から滑り落ち、そのはずみで、あろうことか無人のトラックがゆるゆるとバックし始めた。

石畳はゆるい坂道になっている。

うっわぁ~と思って私は脇によけた。トラックの運転手さんらしき人が、声にならないような叫びを上げて、トラックの後ろにまわり、必死でトラックを押し留めようとしていた。私は、「こういう時はどうしたら良いんだっけ?」と一瞬、ぼんやりとしてしまった。

そんな時、離れた駐車場からものすごい勢いで宅急便のお兄さん、うちの事務所の集配担当のコバヤシ君が走ってくるのが見えた。

トラックはコバヤシ君が駆けつける前になんとか運転手さんの力で止まり、そこの産業廃棄物業者のほかの人たちも駆けつけて、難を免れた。クロネコヤマトのコバヤシ君はだから活躍したわけではないのだけれど、離れた駐車場から何事かを察知して、(駐車場からは陰になって滑り落ちるトラックは実際には見えなかったハズだ)まず駆けつけたコバヤシ君に私はなんか感動してしまった。

昔、一緒に働いていた仲間の中にはコバヤシ君のように、何事かを察知するととにかく現場に駆けつけてくれる頼もしい男の子達が、何人かいたけれど、今はどうなんだろう?すくなくともそういう活きの良い、フットワークの良い男の子は最近見ないなぁ。

コバヤシ君はYUKA姐さんのお気に入りの子である。だから今日YUKA姐さんに、そのあらましを話してあげた。「コバヤシ君こそヒーローである!」YUKA姐さんのお墨付きをもらった。

スーパーマンは昔は新聞記者にその身を変えていたけれど、今はきっともっとフットワークの良い宅急便業者に姿を変えているんだねぇ。

ちなみにコバヤシ君は小柄だけど、ルックスも良い。今時無口でシャイな子である。

そんなわけで、さんぱちさんやら、しゅうるりーさんやらの妄想合コンに是非、コバヤシ君を入れてもらえないだろうか?バシっと決めたスーツ姿ではなく、クロネコヤマトの制服で、ちょっと汗臭くて、口下手で、「あ、運転があるんで」と言ってお酒も飲んでくれないだろうけど、その場の女の子(あえて、女の子と言っておく)の心はわしづかみだと思う。

帰ってからこの話を羊にしたら、「やっぱサイドブレーキはしっかりかけなきゃ」と言われた。どこかズレた感想だが、この話から羊は「サイドブレーキはきっちりかけよう!」という教訓を得、私は「遠くの佐藤浩市より、近くのコバヤシ君だわ」という教訓を得たわけだ。

日々、賢くなる私達である。

緊急告知!ってほどでもないけどぉ。

今月のレッスン内容は既に発表しておりますが、「ライヒチザントマッセントルテ」を追加します。

スポンジケーキの作り方だけれど、溶かしバターをたっぷり入れて焼きあげるふんわりと優しい味の紅茶の為のケーキです。作ってから3日は置かねばならないお約束のケーキです。

何故急遽、レッスンメニューに加えたかというと、夏みかんのシロップ煮を作ったから。そして同じくマーマレードを作ったから。そう、生地にはマーマレードを入れて、シロップ煮を飾りにして焼きあげます。昨年は簡単なシロップ煮でレッスンはやったのですが、今年は3日かけて徐々に糖度を上げながら漬けていった夏みかんのシロップ煮が使えます。

なに、ご注文用に漬けたのと、ご注文用にマーマレードを作ったからなんだけどね。せっかくなので多めに漬けて、マーマレードも作ったから。シロップ煮が終了したところで、おしまいです。

え~っと、レッスンではなく食べてみたいという方は、別途メールでお申込ください。シロップ煮をよけて置きます。

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根性が無くても

根性がなくてもGW中に楽しめたのが、鶴見グルメツアー。

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生麦にあるキリンビール工場内のパブでまずビールをひっかけ

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燻製盛り合わせなんてものを肴に、もう1杯ずつ飲み、いい心持になったところで

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鶴見の沖縄ストリートまで出向いてヤージー小で沖縄蕎麦480円をすすって、お腹一杯になり、

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潮鶴橋の手前の店でブラジルコロッケをお土産に買い

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実家でコロッケを食べる。

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母の新しいお人形、マドレーヌちゃんの観賞をしながら・・・ね。

GWは鶴見に限る。

根性が無いと

もともと人ごみが嫌いだし、そこへきて長年の百貨店勤めで平日休みに慣れてしまった身には、GWは覚悟していたつもりでも、やはりめげることが多い。

ちなみに今回は実家めぐりの合間に、羊さんのたっての希望でコンドルおじさんの建築物を見ようツアーを組み込んでいた。駒込の旧古河邸庭園と上野の旧岩崎邸を見る予定でいた。しかし、出鼻をくじかれるJRの人身事故とそれに続いての踏み切りへの置石騒ぎで、乗った京浜東北線は川崎駅で長時間止まり次は大森駅手前でまたもや止まってしまった。その影響で車内はいつもの通勤時間帯並みに混みこみに。

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遅くなったものの、予定通り旧古河邸にも、旧岩崎邸にも行けたのだけれど、どちらも本当に人が押し寄せていて、旧岩崎邸にいたっては建物内部を見るためには、また長い行列の最後尾にならばねばならず、根性の無い私達はすぐに断念。旧古河邸でも邸宅内はカフェになっていて、邸内でお茶をいただくことができるのだが、そこにも順番待ちする人の列ができていて、根性の無い私達は断念していたのだ。

羊家へのおみやげに「うさぎや」のどら焼きを♪と思っていたのだけれど、店の外まで大勢の人が並んでいて、根性のかけらもなくしていた私達はすぐに断念。お昼は上野でお蕎麦でも食べようか?と言っていたのだけれど蕎麦屋も天麩羅屋もフレンチもイタリアンも、とにかく人が行列していて・・・・根性のない私達はすぐに断念。

断念の連続である。こういうときにどちらかが根性があるとケンカになったりするんだろうなぁ。うちはとにかく二人とも断念するほうをすぐに選択するのでケンカになりようもない。ただ、なにしに来たんだ?という疑問は沸くが、そんなものは二人ともビールの泡とともにすぐに洗い流してしまうんである。

唯一、上野でありつけた「明石焼き」。上野松坂屋の地下の店だが、ここだって並んだ末に入れたんである。

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ビールに明石焼き、期待してなかった割にはとても美味しかった。

宿題すんだ?

世間は今日からGW後半だけれど、うちは羊さんが今日まで仕事でありました。で、先ほど空のお弁当箱を提げて元気に帰ってまいりました。

そんなわけで、うちは明日からGWです。

その前にこんな宿題が・・・。

①通信教育のレポート作製

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ちゃんと済ませました!エライ!

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②ご注文品の発送

先ほど、宅急便のセンターに持って行きました。任務終了デス。

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③GW明けのご注文用に夏みかんを仕込んでいます

これは今夜と明日の朝、さらに糖度を上げて漬け込めばできあがります。

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あとはお布団も干してシーツも洗ったし、ひざ掛け類も洗濯して仕舞ったし・・・。

宿題終わりました!!

明日から地味~なお休みに入ります。皆さんの楽しいGWのご様子は帰ってきてからじっくり読ませていただきますね。

GWがかきいれどきのお仕事をなさっているちーさんやkanさん、がんばってください。そして6日の夜に「みんなお休みが終わっちゃうんだぞ~!いい気味だぁ!」と祝杯をあげてくださいね。(そんなに性格悪くないですか?私は売り場勤務の時、まさしくそうしてましたが・・・)

しょせん、妻の愛なんて

今朝、しゅうるりーさんのブログにお邪魔したら、愛情あふれるご子息、大豆君のお弁当の写真がのっていました。

リー様がおっしゃっているように、特別豪華なお弁当ではないかもしれませんが、きっちり愛情が詰まってる!母の愛は偉大だわぁ・・・と思った次第。

そしてうちも毎朝、お弁当を作る。自分の分と、羊の分であります。自分の分は自分が食べるのだから自己責任といってしまえばそれでおしまいだけれど、あてがいぶちの羊にとってはどうなんでしょう?

基本、草食動物なので、とにかく野菜を詰めることだけがお約束。

でもそれだけ。

ごめん、それだけなんだ!

所詮、妻の愛なんて・・・。

いつの日か、大豆君、君は遠い目をして思い出すにちがいない。

「母さんのお弁当はもっと愛情にあふれていたよ・・・。」

そうさ、でもそれを妻に求めてはいけないよ、大豆君。

大人っていうのは、そして大人の男の人っていうのは、特にオットという立場を選んでしまった人は・・・とてもとても寂しいものなんだよ。

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