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お印&ポン・ヌフ

ブレーメンのレッスンはお花の教室があるビルの上の階の1室でやっていますが、扉には表札もなんにもないので、部屋番号だけを告げられて初めてやっていらっしゃるかたは、「ここで本当に良いのだろうか?」と不安になるようです。

久しぶりに来る方も、「部屋番号何番でしたっけ?」とわざわざ私のケイタイに電話を入れてくるくらいです。そんな話を以前、パッチワークキルトの先生をなさっているスーパーお姑(自称)サマ、午後のSさんにしたところ「わかりました!お任せ下さい!」と何事か画するところがあるようで、引き受けてくださいました。

そして昨日、その作品をおもちくださいました。

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可愛いクッキーがふたつ。ちゃんと「Kitchen Yamada」という刺繍が施されています。上の葉っぱのところに磁石が入っているので扉にペタンと貼り付けることが出来るのです。

素敵なお印をいただきました。午後のSお姑様ありがとうございます。これからレッスンの時にはこれを扉に貼り付けて生徒さんをお待ちしましょう。これを貼り付けるだけで気分は「うぇるかむ」になりますね。

そして昨日のSさんの課題は先月の繰越レッスンで、上級者用シュー生地菓子の「タルトレット・シュルプリーズ」でした。先月シュール・リーさんがやられたときに、焼きあがったシューを冷ますのに時間がかかったことを踏まえて、半分は生クリームを入れない仕上げにしました。(*リー様、お大事になさってくださいよ。)

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左がタルトレット・シュルプリーズで、右の仕上げをすると「ポン・ヌフ」というお菓子になります。正式にはフィユタージュを十字にのせて焼くのですけれど、今回はあくまでタルトレット・シュルプリーズの流用ですからそこまではしませんでした。

私の製菓教本、吉田菊次郎先生の「パティスリー」によれば、ポン・ヌフは「ポン」は「橋」、「ヌフ」は「新しい」という意味でいわば「新橋」になるわけだけれど実際はセーヌ川にかかる一番古い橋だそうで、《この橋、セーヌ中央に浮かぶシテ島の先端を横切り、右岸と左岸をつないでいるため、ちょうど十字を結ぶ形となっている。この名を戴いた菓子もそれになぞらえ上面をフィユタージュで十字にかけ、フランボワーズのジャムと粉糖で紅白に飾り供される。》だそうです。

いやあ、勉強になりますねぇ。昨日はちゃんと調べていかなかったので、午後のSお姑サマ相手に「橋の袂で売ってたんですかねぇ~。なんか謂れがあったんすよ。」とバカな話をしておりました。と、いうわけで午後のSお姑サマ、こういうちゃんとした名前の由来がございました。(日本なら絶対橋の袂で売ってるな。新橋名物「新橋焼き」みたいな感じで)

今月はレッスン内容が地味なので、なんか生徒さんの喰いつき(!)も悪く、ヒマだなぁ~と思いつつ、こういう時もあるさと開き直って、この先のレッスン課題の試作&写真撮りなんかをしております。その試作のお味見も昨日、Sさんとしたのだけれど、その話はまた明日にでも。

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コメント

ポン・ヌフ しみじみ美味しいケーキでした!!
今年のヒット作かも・・・・?
それに比べて あの お印はじ・み ですねぇ
秋には 派手派手の栗まんじゅうをぶら下げますよん!!!
(でも 得意ではありません)

>午後のSさん

うちの教室で可愛らしい苺ショートケーキのお印なんかだったら、やはり私とのギャップが生じてしまうでありましょう。このお印はとてもしっくりきました。

でも、秋の栗のイガイガもいいなぁ。イガはどうやって作るのかしらん?

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