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遠くの佐藤浩市より

連休明けの金曜日、仕事を終えてぼけっと駅までの道を歩いていた。代官山の生意気な道は石畳で、雨でじっとりと濡れていた。

産業廃棄物処理業者さんの軽トラックが止まっていたのだけれど、私が通りすぎた後、ガタガタっと大きい音がして、積んでいた廃材が荷台から滑り落ち、そのはずみで、あろうことか無人のトラックがゆるゆるとバックし始めた。

石畳はゆるい坂道になっている。

うっわぁ~と思って私は脇によけた。トラックの運転手さんらしき人が、声にならないような叫びを上げて、トラックの後ろにまわり、必死でトラックを押し留めようとしていた。私は、「こういう時はどうしたら良いんだっけ?」と一瞬、ぼんやりとしてしまった。

そんな時、離れた駐車場からものすごい勢いで宅急便のお兄さん、うちの事務所の集配担当のコバヤシ君が走ってくるのが見えた。

トラックはコバヤシ君が駆けつける前になんとか運転手さんの力で止まり、そこの産業廃棄物業者のほかの人たちも駆けつけて、難を免れた。クロネコヤマトのコバヤシ君はだから活躍したわけではないのだけれど、離れた駐車場から何事かを察知して、(駐車場からは陰になって滑り落ちるトラックは実際には見えなかったハズだ)まず駆けつけたコバヤシ君に私はなんか感動してしまった。

昔、一緒に働いていた仲間の中にはコバヤシ君のように、何事かを察知するととにかく現場に駆けつけてくれる頼もしい男の子達が、何人かいたけれど、今はどうなんだろう?すくなくともそういう活きの良い、フットワークの良い男の子は最近見ないなぁ。

コバヤシ君はYUKA姐さんのお気に入りの子である。だから今日YUKA姐さんに、そのあらましを話してあげた。「コバヤシ君こそヒーローである!」YUKA姐さんのお墨付きをもらった。

スーパーマンは昔は新聞記者にその身を変えていたけれど、今はきっともっとフットワークの良い宅急便業者に姿を変えているんだねぇ。

ちなみにコバヤシ君は小柄だけど、ルックスも良い。今時無口でシャイな子である。

そんなわけで、さんぱちさんやら、しゅうるりーさんやらの妄想合コンに是非、コバヤシ君を入れてもらえないだろうか?バシっと決めたスーツ姿ではなく、クロネコヤマトの制服で、ちょっと汗臭くて、口下手で、「あ、運転があるんで」と言ってお酒も飲んでくれないだろうけど、その場の女の子(あえて、女の子と言っておく)の心はわしづかみだと思う。

帰ってからこの話を羊にしたら、「やっぱサイドブレーキはしっかりかけなきゃ」と言われた。どこかズレた感想だが、この話から羊は「サイドブレーキはきっちりかけよう!」という教訓を得、私は「遠くの佐藤浩市より、近くのコバヤシ君だわ」という教訓を得たわけだ。

日々、賢くなる私達である。

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コメント

エエ話やなぁshine

お陰さまで良い気分で一日を始めることができます。ありがとうー!羊さんのコメントもとっても「らしく」、それになにより事故にならなくて良かった。

良い気分だから「何事かを察知するととにかく現場に駆けつけてくれる頼もしい男の子達」どころか、「何事かを察知するととにかく保身第一で身を隠す(しかも人の陰に)オッサン」ばっかりでさー…とか考えて腹を立てるのはやめにしておきます。

>さばさん

何事かを察知するととにかく保身第一で身を隠す(しかも人の陰に)オッサン・・・それも生き抜くためのだいじな才能なのかも。
どうも私のまわりにはそういう才能にも恵まれず、ただ、ただ、ぼぉ~っとお日様のむくほうにむかって立っている、というヤツばかりで。
ええ、ええ。その筆頭株が羊ですってば。

そりゃあ、夢のサトウさんよりリアルコバヤシ君の方がポイント高いでしょう。でも一番はナイスコメントの羊さんかもしれない。コピー機修理のシブヤ君もいいわよ~(誰なんだ)

>さんぱちさん

コピー機修理のシブヤ君も是非!そう考えると妄想合コンのメンバーには不自由しませんね。
う~んとうちはあと八洋(自販機)のタカハシ君を出そうかな。

あるよね。。。話の違う部分が主題になってること。
確かにコバヤシくんに興味のない羊さんにとっては"サイドブレーキ"が重要なんだわ。

うちの場合、彼に「ねぇねぇ、こういう話知ってる?」とか「○○って××なんだってー」なんてビックリ話をすると必ずものすごい否定的な言葉で反論されて打ち切りになります。

会話ってもんはキャッチボールなんだからさ・・・
たとえ嘘くさい話でもちょっとは「へー、でも信じがたいなぁ」とかソフトにかえしてくれないと後が続かないじゃん。
と、ちょっと愚痴ってみたり。

コバヤシくん、これからも世間の危機に頑張って駆けつけてください!

>akikoさん

うちは基本「褒めて育てる」方針なので、否定的な反論はお互いあまりありません。(多分否定的発言に慣れてないので、相当凹むと思います。)でも男の人にはどうしても理解できない範疇もあるようで、たまに「?」な感想がかえってきたりします。こちらがグラブを構えている方向とはあさっての方向に返球されるようなものですね。

ただ、ワタクシも羊に新しい電動剃刀だといかに快適にひげをそることが出来るかについて、熱弁をふるわれたときには、「まったく相手の言葉に共感できない事柄もあるのだ」と男女間の深い深い溝を垣間見た気がいたしました。羊、すご~く嬉しそうに語ってくれたんだけどね。ごめんよって感じでした。

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