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ケミカルアレルギー?

親子レッスンに来てくれるASU&MARIコンビのMARIKAちゃんのママは、特定の食品アレルギーではなく、添加物等ケミカルなものに反応してしまうアレルギー体質なのだそうです。

「食べてみてはじめて、あ、ここのなんか使ってる!ってわかるんです。」と笑いながらおしゃってましたが、笑い事じゃなくけっこう食べ物には気を使って大変そうです。「だから野菜も取り寄せだし、お菓子も最近はセンセイのとこにお願いするばっかりで~」とこれまたニコニコ。(お買い上げいただいてこちらもニコニコ。恐縮です。)

うちのお菓子は、添加物?ったってベーキングパウダーか、たまに使用する食紅くらいなものだけれど、最近自由が丘のクオカに出向いたときにいわゆる添加物ではないけれど「トレハロース」とかゲル化剤やペクチンやクエン酸、乾燥卵白なんかが棚に整然と並んでいて、あれ?最近のケーキ材料店ってちょっと東急ハンズなんかの手芸コーナーとか模型のコーナーに似てると思いました。

「これがあると、すごく綺麗に仕上がってプロ仕様です」みたいなうたい文句についのせられちゃって、私も以前クオカで「ナパージュ」を買ったことがあります。確かにツヤツヤと美しく仕上がるのだけど、味がなぁ~と思って結局使い切らずに捨ててしまいました。けっこう良いお値段がするものなのでもったいなかった!でも一度味見したので、その後お客様によって「上にジャムみたいなのを塗るのは好きでないのでやめてください。」というご注文の際の断り書きを見ると、「あ、もしかしてナパージュ食べたの?」って思うようになりました。

大手のケーキ教室には業者さんからいろいろな新製品が届くのだと、聞いたことがあります。ブレーメンの教室にそんなものがくるはずもなく、登戸のセンセイのところにだって、業者さんなんてきません。(馬券お友達の卵屋さんは来るけど)

「普通に手に入るもので作る」が登戸の先生の方針です。なんのことはない、当たり前のことだけれど、以前はけっして普通の人には手に入らなかった工業製品みたいなプロ仕様の材料も、簡単に手に入ってしまう世の中になりました。「これを使ったら・・・見栄えが数段に良くなる」そんな気持ちになることもあります。

だからMARIKAちゃんのママのケミカルアレルギーの話を聞いて、ぐっと気持ちが引き締まりました。

当たり前のお菓子を当たり前に作ることが大事。

これはMARIKAちゃんのママがご注文してくださったマドレーヌ。レッスンのあとにパパと合流しておばあちゃまのお宅へ行くので、そのお土産用でした。

Cimg3173

本当になんてことない普通のマドレーヌ。レモンの味のプレーンと珈琲味の2種類を詰め合わせました。そのうち親子レッスンでMARIKAちゃんに仕込むので、おうちで一緒に作ってくださいね。

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コメント

手作りのものなのに、どうしてこんなにいろいろ使ってるの?
と、袋に書いてある材料を見てよく思います。
それでも最近はちゃんと書いてあるからいいけど・・。
本当の手作りを大事にしているって素晴らしい♪

食べるものにアレルギーがあると、外食も苦労します。
もっと本当の意味で健康に優しいものを提供してくれるお店が増えていくと良いな~。
それなら高くても納得できます。

十年ほど前にエジプトから日本に戻ってきて数か月後、アトピーが全身に出て苦しんだことがあります。
「向こうでまず口にしなかったのに、日本で急に摂りはじめたもの」をテーマにじっくり犯人探しをしてみたら、なんとなく口にしている清涼飲料水やお菓子類が浮かびました。
以来、添加物の入ったものを極力排除してみたところ、アトピーが随分軽くなったことがあります。
以来、なにか飲み物、食品やお菓子を買うときなどは、しつこいくらい裏に引っくり返してなにが入っているのか確認するという、ある種とっても嫌味な習慣が身についてしまいました。
いやあしかし、本当になんにでも色々入っているもんですよお。
よくよく見てるとびっくりします。

そういう目線で見ていると、添加物の入ったお菓子などは「見た目重視」のものが多いような気がします。お土産用の和菓子なんかでも、素朴な原材料のもののほうが味は良いことが多いです。

そもそも「全て手作り」などと称しているものに、どうしてこんなケミカルなものが入っているんだ??とずっと不思議だったのですが、そうかそんなものが意外に小さな工房なんかにまで入り込んでいるんですねえ。
手っ取り早くコギレイに作ろうという気持ちって、絶対味にも反映すると思うのだけれどなあ。

>hirorin
なんだかねぇ~。イーストより天然酵母のパンのほうが良いと言ったり「体に優しい手づくり」をうたっているその一方で、そういう工業用のような製菓材料も出回っているんですよ。
最近のプロパティシェのレシピを見てるとそういう素材の名前が出ていて、「こりゃ、なんじゃ?」と調べることが多くなりました。一概に体に悪いっていうものではないのですが(乾燥卵白なんて乾燥してある卵白なだけだし)、家庭で作る場合はどこかで線引きは必要でしょうと思う次第なんです。

食品業界にぶら下がっている立場から言わせていただくと
食品添加物の使用は消費者側の要望が根幹にあるんですよね~

チョットでも色の悪ぃお肉や煮崩れたお惣菜って
買わなぃ人のほうが多ぃですから sweat01

あれだけ嫌がっていた中国からの輸入野菜だって
結局は 『安いし』 と言って今じゃフツーに買っちゃうぐらぃ
我がままなんです消費者は (笑)


>アリーマさん

結局ね、日本人って勤勉なんだと思う。昨日より明日、明日より明後日、日々努力してさらに効率的により大量にコストもさげて、工業製品を作り続けてきたわけだ。
各製菓材料メーカーにしても、担当者がもっと品質が安定したお菓子をつくれないかって試行錯誤をした結果、とても素敵な材料を開発したのだと思います。
振り返ったら、随分最初の志とはちがったよなぁ~と思うはずなんだけど、なにしろ昨日より明日、明日より明後日の国民性だからね。小さな町の洋菓子店にしてもトレンドに乗らないと淘汰されちゃうしって、無理してしまうのでしょうね。
もうここらで立ち止まる必要があると思うのですが。この国民性、なんとかなりませんかねぇ。

>ヌシさん

そう、消費者がそれを求めてしまったっていうのが一番悪いのよね。でもそんな中でMARIKAちゃんのママみたいなアレルギーの人が出始めたってことは一つの警鐘だと思います。
あと、マスコミもきっととっても悪い。一方で添加物のことをうるさく言って、悪玉にしているのに、見た目の華やかなものばかり取り上げるんだもんね。女性誌で「ダイエット情報」のうしろのページで「グルメ情報」を載せているようなもんだ。

そういう時代の雰囲気自体がいやだと思います。手作りのお菓子を自宅で作るのなら、できばえより手間を楽しんで欲しいと思います。「わぁ~、お店で買ったみたい」っていう褒め言葉は褒め言葉じゃないのよね。

登戸の先生の「普通に手に入るもので作る」というのは
とても共感を覚えますhappy01
難しい材料なんていらないんだと
改めて思いました。

>hiroさん

お元気でしたか?
hiroさんからコメントが入るとすごくほっとします。お元気で良かった!!
登戸のセンセイ時流にのればもっともっと有名になった人だと思います。でも今のまんまのセンセイがみんな大好きなんですよ。何年たっても生徒が全然離れようとしないで通い続ける、やっぱりすご~い人なんです。初めて教室に問い合わせしたとき受話器の向こうから聞こえた泡立ての音に間違いは無かった!と自信をもっていえる教室です。私もそんな教室にしたいデス。

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