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春を告げるケーキ

早いもんで1月ももう明日1日を残すばかり・・・。この間、「今年もよろしく~」なんて言っていたのにね。

ブレーメンでのレッスンも1月は今日が最終日。1月の最終レッスンはマダムが、いかにも早春といったさわやかなレモンを使ったムースに挑戦してくれました。

Zitronen・Torte(ツイートローネン・トルテ)

Zitronen

軽くて薄いスポンジの間にレモンとワインを使った甘すっぱいムースを詰め、上からホイップした生クリームをナッペしています。

レモンと白ワインという酸味にゼラチン、生クリーム、卵白という蛋白質をあわせるので、手早くしないとモロモロに固まってしまったりします。スポンジは基本のスポンジだし、あまり凝った工程ではないので、簡単に見えますが、油断していると手痛い目にあいます。(その昔、手痛い目にあった当人が言うんだから間違いないっす。)

レモンの色でもあり、春を告げる花でもあるミモザの花の砂糖漬けを、あまり生地のパイをハートに抜いて焼いたものと組み合わせて飾ってもらいました。

この先もレッスンで「Zitronen」とつくものが出てくると思いますが、レモンを使ったお菓子には大抵「Zitronen」という名前が付いちゃいますから、紛らわしいです。

焼き菓子新作?

さて、代官山の事務所内でのチャリティ焼き菓子バイキングも2日目の午前中には完売になったので、午後には郵便局からユニセフへ無事に送金できました。

みんなの気持ちもいっぱい入れて、ソコソコの金額を寄付できたのでよかったです。おまけにみんなに食べてもらうことで新しく作った焼き菓子の反応まで見ることが出来て一石二鳥♪

今回新しく(というかバージョンアップして久々に作った)のは2品。ひとつはこちら。「トランシュ・ア・ロランジュ」

Tranches

説明文として↓の内容をPOPにしました。

「パート・サブレの間に詰められたフィリングはアーモンド粉と砂糖、卵、それにフレッシュなオレンジの皮と果汁、ケーキクラム(ケーキの切れ端を乾燥させたもの。今回はココア生地のクラムを多く使用)を混ぜ合わせ、マリエン・ホーフ社のブラッディ・オレンジのリキュールに浸したオレンジピールも混ぜています。焼き上がりに、ブラッディオレンジのリキュールで溶いた粉砂糖のグラスを表面に塗っています。ほのか~な、オレンジの香りが楽しめます」

もう一つの焼き菓子は、本当に初めて試しに作ったもの。レシピだけ登戸の先生からいただいていて作ってなかったのです。「バーゼル・レッケルリ」(なんのこっちゃ?バーゼルはフランス、スイスの国境近くの都市の名前です)

Bazer1

タルト型に敷き詰めた甘いビスケット生地にも、中のフィリングにも各種スパイスと生姜汁が入っています。フィリングは、これまたバター、アーモンド粉、卵、ケーキクラムがベースのもの。
スパイスはグローブ、ナツメグ、シナモン、メース、キャラウェイを入れて、ラム酒もきかせてみました。
上にも生姜、スパイス入りのビスケット種をかぶせて、照りの卵液を塗ってスライスアーモンドをふりかけて、焼きあげています。

Bazer2

これは・・・個人的に私が好きな味です。ガツンとくる旨さってぇヤツですか?

代官山男子諸君にもやはり好評でありました。繊細な香りのローゼンリキュールを使ったバラのマカロンも、男子諸君がお土産に持ち帰ったところ奥様達に好評だったようなのですが、アタシの作る菓子はやっぱこっちだろう・・・と改めて思った次第です。

一杯のコーヒーが繋ぐ縁

私の作ったケーキに、カフェ・ハンズのマスターが合わせてくれたコーヒーは「ハイチ」だった。3月の試食会の為の試食会でのことで、その3日後にハイチの国を大地震が襲った。

あのコーヒーを飲んでいなければ、もしかしたら、地震の悲惨さに心を痛めてもこんなふうに「なにかしなければ」という気持ちにはならなかったかもしれない。そしてその一杯のコーヒーを飲んだ責任みたいなものに、小さな一滴を垂らしたのはやはりカフェ・ハンズのマスターとママで、ハンズさんはすぐにハイチの売り上げの10%の寄付をかかげた「ハイチ地震チャリティ」を始めた。

私にはあまりお金がないので、募金といってもたいした額は出来ない。そういう場合は無い知恵を絞るに限る。後日、うちのオープンレッスンにいらしたちーさんが、私と同じように考えていたことを知って、「二人ともおんなじこと考えてたんだねぇ。」と笑ったのだけれど、お金が無ければお金に換わるものをなんとか産み出せばよいわけで、ちーさんは自作の素敵な消しゴムハンコを使って、素敵なハガキを作って、それをお客様に買っていただくことでお金に換えて募金した。

さて、私が得意なのは当然お菓子を作ることで、手間を惜しまず作ることだけが取り得みたいなもんである。

そんなわけで、カタギのお仕事をしている代官山の事務所内で、上長の許可をもらって、「勝手にハイチ支援、焼き菓子バイキング」を開催させてもらった。

Cimg3712_2  ←クリックすると大きくなります。

事務所に常にいるのは大体10名前後なので、そんなに数を作ってもきっと余るだろうと見越して、専従以外の役員も集まる会議の日を2日目にあてて開催。

ルールは簡単、焼き菓子1個、100円プラスα。つまりα分を寄付として考えてね、ということで、美味しかったら多めに寄付して、という御願いもしておいた。不味ければお金は1個100円しかいただけないので、これはこれでしっかり私にとっては武者修行も兼ねている。

最初は売り上げ金は赤十字に、と思っていたのだけれど、ここにきてハイチの子供達が本当に危機に面しているという報道がされているので、まずはユニセフにがんばってもらおう!ということで全額をユニセフに募金することも告知。

今日、28日にちょうど食べ頃になるように、1週間寝かさないと美味しくならないものから作り始め、昨日の夜に最後のロールケーキを焼いて本日、10時にOPEN!(といっても私も仕事しなきゃいけないので、単に休憩室にセットしただけデス。)↓クリックすると大きくなります。

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全部で6種類。それぞれの商品説明も手書きのPOPをつけて籠に満載にしておいた。持ち帰り用のビニールの袋も準備して、奥様やオチビさん達へのお土産としても買っていただけるようにしてみた。

Cimg3716

多分職人の山さんが小学生だったころはこんなだろうという、可愛いイラストがみつかったので、雑誌から切り抜き、貯金箱に貼り付けて、愛嬌も出してみた。

(なにせ日頃、当の本人には愛嬌というものが全く無いから、こういうときに苦労するわけだ。)

おかげさまで、予想を上回る盛況ぶりで、このチビの貯金箱ではお札が入らない(取り出しにくかろうと言われた)と、すぐに大きな箱が用意され、二日間の予定だったのに1日でほぼ完売状態。(用意した焼き菓子は80個はあったはずなのに)今日のお休みだった人(許可を出した上長その人も会議で不在!)への、ほんの申し訳程度にお菓子が残っただけで、企画・実行した本人としては本当に嬉しい結果になりました。

うちの事務所の珈琲倶楽部のマスターに「いや、ヤマダさん、本当に実行力あるよね。フットワーク良いよね。」って褒められて、その時は「いや、組織じゃなく個人だから動けるんですよ」って言ったけれど、でもあとからちょっとちがうな、と思った。

私だって個人でこんな勝手な募金活動をやって大丈夫だろうか?とか逡巡する気持ちもあったけれど、絶対にYUKA姐さんは支持してくれる、珈琲倶楽部のマスターも喜んで買ってくれる、そういう安心感があったからこそ一歩踏み出せたんだな、と思った。やってみれば、開催予告の回覧をまわした直後に注文書を書いてよこしたpirokoちゃんや、「最近競馬でもパチンコでもウハウハでさぁ~」とまだお菓子がないのに財布を広げたkida君やら、みんな気持ちの良い奴ばかりで、なんだか私のほうが幸せをもらっちゃった。

ハイチの子供達が大変なのに、それなのに、私の方が幸せを貰っちゃって、それがなんとも心苦しいのだけれど、少しでも役に立てばよいので、月曜日に郵便局からユニセフへ送金しようと思います。

そんなわけで、ハンズのマスター&ママ、お二人の蒔いた種が、ちょこっとだけど芽をだしたかもしれません。

カフェ・ハンズのマスターが淹れているのはコーヒーだけじゃないのよね。コーヒーの最後の一滴に託されているのは愛だね。愛!

アンコールにお応えして

1月はわりと時間もあったので、のんびりと焼き菓子倶楽部のお客様方に、これからはどんなのが食べたいですか?というアンケートをお願いしたりしておりました。

結果はええ・・・千差万別でございました。でも、オーソドックスなものも食べたい!という意見も多かったので、そこらへんも参考にさせていただいて、新生2010年焼き菓子倶楽部はのんびり4月スタートをもくろんでおります。(予定は未定、決定にあらずサ)

さて、そのほかにもアンコールで焼き菓子倶楽部で取り上げたあのお菓子をまた食べたい!というご意見もあり、ま、せっかく2月はバレンタインデーなんぞという大義名分もあるので「フォンダン・ショコラ」をバレンタインデー限定でご注文を承ることにいたしました。

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ただし、焼き菓子倶楽部の時は6月だったのでアメリカンチェリーをシロップ煮にして入れたのですが、今はサクランボの時期ではないので、チェリーは入りません。

詳細はコチラから。

今日のオープンレッスン

今年初のオープンレッスンを受けに来てくれたのは、笑顔はじけるちーさん

で、レモンパイの実習でございます。

いや、ちーさんならほとんど指導の必要がないよねぇ・・・。というわけでサクサクと工程が進みます。本当は今回はお茶菓子付き、ということだったのだけれど、ちーさんなら、プラス1レッスンということで簡単なお茶菓子をレモンパイを作る合間に一緒に作ってもらいました。

レモンパイの合間に先に焼きあがったナッツとフルーツのスパイシーなクッキーです。

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焼く前はまるで梅干のようだったクッキー生地ですが、中には各種スパイスと3種類のナッツ、漬け込みフルーツ、オレンジピールという贅沢な材料が入っています。で、おまけに生姜も入れているので、複雑な味わい。ふたりで焼き上がりをつまんで、「紅茶にもコーヒーにも合うけど、赤ワインにも合うなぁ~。」と。本当にどんだけ酒好きなんでしょうね。

レモンパイはパイ皮を空焼きして、そこにできたての熱いレモンカードを流します。

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これだけでも既に美味しそうじゃん。

そして卵白を泡立て砂糖を加えながらさらに泡立てて、しっかりしたメレンゲをつくり、それをレモンカードのうえにデコレーしていきます。

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綺麗にデコレーできました。そこに粉砂糖をふりかけて、再度オーブンにいれて、メレンゲに焦げ目をつけて出来上がり。

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ちーさん、お疲れ様でした♪

案外、クッキーもレモンパイも簡単だったでしょ?どちらのレシピもちーさんのお役に立つと良いなぁ~。

真剣にお勉強するちーさんを激写→Cimg3704

結局、人が一番美味しいってこと

学生時代、母がよくあきれながら私に言っていたのは「結局、アナタは男の子と議論しているのが一番楽しいのね。」ってこと。

別に小難しい話を議論していたわけではなく、私は単に新鮮な人の話が大好きだっただけで、その当時私のまわりにいた絵を描いたり、陶芸をしたり、哲学の話をしたりしていた男の子達の話は面白かった。その話を私はワシワシ食べるように、味わって、すご~く楽しかったのである。

で、社会に出ると、だんだん周りの男の子達の話は面白くなくなり・・・(チミの話はツマラン!と思わず言っちゃうくらい!)それに替わって、今度は勢いのある女の子達の話が俄然おもしろくなってきた!自分のまわりに元気のある女の子や、魅力的な妙齢の女の人が増えてきて、それはブログを始めてさらにひろがり、もうキラッキラ輝く星に囲まれているような気がしている。

最終的には自分の好み、だと思うのだけれど、私は「○○バカ」みたいな、なにかに夢中になっている人が好きで、そういう人をみると無条件で応援したくなっちゃう。ありがた迷惑だとは重々承知の上で、もうとにかく「こういうすご~く面白い人がいるの!」と触れ回るクセがある。

そんな私の犠牲者の一人が失礼を承知で言えば「リキュールバカ」の楽空間 L'estの代表中尾友紀さんで、お目にかかったのは前回の試食会の時だけなのだけれど、勝手に応援させていただいている。そして、最近でいえば、「コーヒーバカ」(ああ、本当に失礼な言い方!)の極み、春の試食会の会場に選ばせていただいた「カフェ・ハンズ」のマスター佐藤さんである。

こういう何かに夢中になっている人が醸し出すオーラって、本当に美味しいのよね。(私は人の魂を食べる妖怪か?)で、本当におせっかいにも中尾さんにハンズのマスターとは絶対話しが合うはずだから一度お店に行ってみて!なんていうオススメまでしてしまう始末。リキュール命!の中尾さんとコーヒーに賭けてるハンズのマスターが出会っておこる化学反応はどんななんだろう?と人喰い妖怪は思うわけです。

そして、ハンズのマスターが(月に一度休みが入ることがあるため)水曜日の営業がなかなか認知されず、水曜日の売り上げが悪い・・・と日記に書けば、勝手に水曜日のフェアーをこっそり考えてみたり、(ちょっぴり自分の売り込みも妄想したりもします。水曜日はかすてらの日・・・なんてね。)ハンズが提供してくれる場をいったいどんなことに使えるか、頼まれてもいないのに、いろいろシュミレーションしちゃったりしているわけであります。

う~ん、ブレーメンのかおり先生プロデュースでお花が一杯ある「カフェ・ウェディング」っていうのも素敵だし、「和服でコーヒーを楽しむ会」やコーヒーを飲みながらの「句会」もいい句が浮かびそう。講師をお招きした勉強会の会場にも向くなぁ。(hirorinを講師にお招きした大人の為の労働基準法・・・・?とか起業を目指す女性の為の自主勉強会?)案外、人が集うための場って探してもないので、こういうお店は貴重だと思うのよ♪

ちなみに私的には、いつかちゃんと起業したらハンズで株主総会したる!というのが夢であります。

不況だ、不況だ、といわれているけれど、よく見ると楽しくお仕事している人って本当は少ないみたい。だから本当にその仕事が好きで好きで、好きなことだから「がんばる」という意識以前に夢中で働いちゃう!っていうような人はきっと大丈夫♪

私も今以上に「かすてらバカ」「焼き菓子バカ」「ホールケーキにこだわるバカ」になろうっと。

なによりも人は人に惹きつけられる・・・って思います。一番美味しいのは「人」なのよね。

ヘーゼルナッツのプラリネ入りケーキ

たとえ、どんなに干上がろうとも決して諦めはしない往生際の悪いヤツであります。閑古鳥の鳴くレッスンではありますが、めげずに試作を続けております。

2月はバレンタイン用に派手で可愛いこんなケーキもご用意しておりますが・・・

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真上から撮ると、なんだかわからないです。チョコレートのフィンガースポンジで囲ったラズベリー&チョコレートのムースに旬の苺をたっぷりトッピングしたシャルロットです。これをハート型で作ったりしようかと思っています。本命がいる人は、チャレンジし甲斐があるってもんです。

でも、実はバレンタイン後にご用意しているこのヘーゼルヌッス・トルテ、コレのほうが男子の嗜好ど真ん中だと思うのよ。

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作りたての時はカラメルがにじんでいなかったのだけれど、一晩置いたら、上に飾った飴がけのヘーゼルナッツからカラメルがにじんでしまいました。本当は純白に仕上げたかった!!

切り分けると、こんな感じ。炒ったヘーゼルナッツを飴がけしたものを刻んでプラリネを作り、それをムースに混ぜています。

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なめらかなムースにパリパリしたプラリネの食感。ラム酒の香り。

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私が男子だったら・・・こっちかな。

というわけで、地味、派手、両方ご用意してお待ちしております。

レモンのお菓子

真冬にはちがいないのに、なんでだか年が明けると急に春っぽい色や香りに惹かれてしまいます。太陽の光が少しずつ力を取り戻してくるからかなぁ。

そんなわけで今月のブレーメンでのレッスンは、早春を感じさせるレモンのお菓子のオンパレードです。

お申込がいまひとつ、いまふたつ、いまみっつのオープンレッスンでは、レモンパイを取り上げる予定なのだけれど、こういうレモンパイって今はなかなかお店では売っていないのよね。その昔、不二家で売ってたのは上のメレンゲが、ど甘くて、ガチガチに硬かった記憶があります。

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オープンレッスンでとりあげる、うちのレモンパイは、それなりに砂糖は入るけれど、メレンゲはふわふわのままです。だからよく冷えたら、なるべく早くたべちゃうことをオススメします。ふわふわのメレンゲに甘酸っぱいレモンのフィリング・・・これはやはり紅茶が合うと思うのよ。

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オープンレッスン、お申込は20日まで受け付けてます。もし迷っている方がいらしたらこちらをどうぞ。往生際が悪い私は最後の最後まで勧誘を続けるわけですわ。

で、普通のレッスンでも今月はレモンのお菓子なわけで、これは先週のレッスンでNAOMIちゃんが作った「ミロワール・オ・シトロン」。ビスケット種のタルトの中身はレモンパイ同様甘酸っぱいレモンのフィリングが詰まっています。

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作ったNAOMIちゃんからも「ミロワールってなんですか?」と質問されたのだけれど、それはこのタルトの縁飾りが名前の由来です。鏡面仕上げとも訳されるのかな?西洋の大きな鏡ってデコラティブに鏡の周りをお花の彫像とかで囲んでいるでしょ?それにタルトを見立てたわけです。さすが気取ったフランス人。単なる「タルト・オ・シトロン」で済ませず、こういう粋な名前をつけちゃうんだね!そういうところは和菓子の名前に通じるところがある気がします。

ドイツのお菓子はレモンを使っていればたいてい「ツイートローネン」一本やり。だからレモンを使った様々なレシピのお菓子が、全部「ツイートローネン」という名前で括られてしまいます。これはこれで質実剛健なんだろうけど・・・困ったもんだ。

今月の後半ではその「どこのドイツだ」的「ツイートローネン」のひとつが登場します。

試作を作ったのだけれど、夜になってしまって暗い光で撮ったので、いまひとつビジュアル的に良くないツイートローネンです。

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春を告げる花、ミモザをあしらった仕上げになります。レッスン生のご参加お待ちしています。

それから、ケーキ作り初心者なので、ちょっと不安、という方にはお申し出くだされば別にプログラムを準備しますので、ご心配なく。

今年も行ってきました!

ブレーメンでのレッスン生、午後のSさんは知る人ぞ知る、キルト作家。15日から始まった「東京国際キルトフェスティバル」には、鷲沢玲子先生一門として「ようこそマイルーム」という作家共演のゾーンで鷲沢先生のブースを盛り上げていらっしゃいます。

鷲沢一門のブースは赤ちゃんがいるお部屋がテーマ。

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床にはアヒルが集い・・・

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小さなベッドにはウサギさんとしずくちゃんが並び・・・。

コレか、12月のレッスン時に「うさぎちゃんとしずくちゃんとあひるさんを作りつづけています。」と泣きが入っていたのは。本当にこんな細かい作業を続けていらしたなんて、脱帽です。

もちろん、ウサギ&あひる&しずく作りだけが午後のSお姑サマの仕事ではなく、このブースに飾られた素晴しいキルトのどれか(ベッドカバーって言ってらしたっけ?)はお姑サマの作品です。

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あきれるほど美しい品々。(サッカーボールまでキルトで作らんでもいいと思う・・・)

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色鮮やかな作品。

あと、これはもしや、お姑サマの作品かしら?Cimg3682

お宮参りのときに赤ちゃんに着せるベビードレス。お友達のお孫さんの時にも作って差し上げたと聞いております。

シュール・りーさん、ご長男君がいつか結婚して可愛い孫が出来た暁には、作っていただけるよう、今からお願いしておきなさいな。

本当はもっともっと写真を撮りたかったのだけれど、(っていうか撮影はOKだったんでしょうか?)このブースはものすごい人気で、人垣をかき分け、中に入ってもムチャクチャ押されて撮影が難しかったのです。

1月23日まで東京ドームで開催中です。興味のある方は是非足をお運び下さい。(会場は広いし混み合うので、まちがってもヒールなんか履いていったらダメよ。私、今年はスニーカーで正解でした!)

しかし・・・なんにせよ午後のSお姑サマはすごい方でありました。こんな器用なのに卵を割るのにいつも大騒ぎする・・というのがさらに大人物を思わせるんだなぁ・・・。

ごろうじませ、のんた

うちの母方の祖父母は山口県の瀬戸内海の島の出身だそうだ。祖父が東京に出るというので、ミーハーな祖母は「それなら♪」といって祖父のところに嫁いだというふうに聞いている。

だから母達姉妹は東京の生まれだけれど、母にとって田舎は山口県の島である。子供のころその田舎に行くと、島の女性達はなにか話すたびにこの「ごろうじませ、のんた」という言葉を最後に付け加えるそうで、東京うまれの母にとってその言葉はまるで呪文のようだったそうだ。

「ごろうじませ~。のんた。」

優しい響きのこの言葉の意味は「ごらんなさいませ、ねぇ、あなた」というとても優雅で優しい言葉、古語である。

子供の時にこの言葉のことを母から聞いて、なんか良いなぁ~と思った。

あと「せんない」という言葉は、私は別に山口の言葉とは思っていなかったのだけれど、「せつない」とも「しょうもない」とも言い替えれない、やるせないようなニュアンスは確かに伝わってくるので、普通に口にしていたのだけれど、ある時、山口出身の男の子との会話でなにげなく言ったら、非常に驚かれたことがある。それは山口の方言だよ~とその時は言われたけれど、「せんない」も山口の言葉、というより、もしかしたら古くから残ってきた古語のかけらなのかもしれないなぁ。

そんなふうに土地の言葉には、標準語にはない言葉の魂やいきいきした息吹がのこっているようで私は好きである。父方の田舎、鳥取に遊びにいくと叔母の勢いのある言葉の奔流に飲み込まれて、すっかり頭の中の自分の言葉まで、土地の言葉のイントネーションに変わってしまったりするものね。たまにケーキのレッスン時に、シュール・リーさんがご主人の郷里の秋田弁を披露してくださると、途端にその場の空気が躍動感にあふれてくる気がする。言葉が息を吹き返す・・・そんな気がするのだけれど。

さて、なんでこんなことを言い出したかというと、最近、こういうとき標準語だとどうしてもキザったらしくてうまく言えないなぁ・・と思ったからである。

私が通勤で使っている時間帯はちょっと朝のラッシュからはピークがずれているので、たまに座れてしまったりすることがあって、そのあとに、お年を召した方がのっていらっしゃれば私は極力席をお譲りするようにしている。

気持ちよく席に座っていただく為の言葉は最近、会得したので不自由はない。(どうぞ、と言って席を譲っても固辞される方には「だって、私のほうが足が太いですよ~」というとたいがい笑って座って下さる。事実なだけに説得力があるんだわサ。)

問題はそのあと、私が乗り換えのために降りようとすると、大概、席を譲った方から会釈をされたり、お礼を言われたりするわけで、それに対応する言葉がうまくでず、なんとなくモゴモゴと口ごもってかっこよくないわけである。

英語ならば「はぶあぐっどたいむ」とかなんとか軽くて適当な言葉があるのだけれど、現在のところいわゆる標準語には、こういう場面にちょうど良い、軽いご挨拶の言葉が見当たらない。まさか「あなたに今日一日、神のご加護がありますように」とはいえないし、とりあえず「お気をつけて」とかなんとか言ってごまかしているけれど、これだって今のご時世、「道中お気をつけて」なんぞは時代劇の言葉のようで変だしサ。

唯一、「はぶあぐっどたいむ」に近い標準語は「ごきげんよう」なんだろうなぁと、最近思いついたわけではあるが、毎日ギリギリまでいろいろなことをして飛び出してくる私のいでたちは寝癖のついたくしゃくしゃの髪の毛に、膝の抜けたコーデュロイのパンツ、グルグル巻いたマフラー、デカイ鞄ときたもんだ。

「ごきげんよう」?

どこがじゃ、だれがじゃ、どーしてじゃ?ってもんである。

こういういでたちのオバサンが口にしてもおかしくない、キザでもない、方言なり古語なりをだれか復活させてはくれないだろうか・・・。

利き珈琲

昨日は3月にやる試食会の為の試食会を、ごく小規模に会場であるカフェ・ハンズさんでやっておりました。

「コーヒーに合うケーキ、ケーキに合うコーヒー」っていうテーマだけれど、いきなりうちのケーキを当日にお持ちして、コレにあわせたコーヒーを出してください、っていうのはあまりに乱暴な話。そんなわけで、なによりまずカフェ・ハンズのマスターにあらかじめケーキをお持ちして食べてもらったうえで、決めていただこうという算段でした。

まずは、私が「コーヒーに合うよね」って思えるケーキを提出。

コレ↓ね。

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で、これはだいたいマスターの想定内のものであったため、マスターがあらかじめ選んでいたコーヒーを2種類飲ませていただいて、全員(4人+ハンズのマスター&ママ)がほぼ同じ結論に達したので、決定。

今回は王道ケーキだけれど、実はこだわりの製法だったり、一ひねりがきいたラインナップにしています。だからコレも単なるチョコレートのケーキじゃ、ないんだなぁ~。(当日のお楽しみにね。笑)

もう一種お持ちしたのは、ハンズマスターへの挑戦課題です。

ケーキに紅茶を合わせると、ぱぁ~っと花が開くような広がりを感じさせるけれど、コーヒーと組み合わせると、ケーキの味は奥行きこそ出るけれど、味としては凝縮の方向性へむくような気がしていました。だからこういう華やかな広がる感じの味わいと香りを持つこうしたケーキはどうする?

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マリエンホーフ社のローゼンリキュールを使った軽いムースです。

おまけに試作中の試作であるラズベリーのケーキもお持ちしました。

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けっこうね、これは合わせるのは難しいと思ったのよ。

さて、マスターが用意してくれたのは4杯のコーヒー。それぞれを利きコーヒーよろしく、口に含み香りを嗅ぎ、ケーキと合わせ、決めていきます。

そして・・・なるほど~!!

目からウロコの体験でした。飲み比べると、確かにこのお菓子にはこれよりこちら。こちらよりそちら、という感じで実感できます。マスターの長年の経験から予測をたて、実際に味わうと、マスターの説明がことごとく納得できます。

さすがプロだなぁ・・・。

そんなわけで、お付き合いくださいましたちーさんとハンズの常連さんでもあるハナ*オトさん、そして奥様、ありがとうございました。

マスターも「利きコーヒーはけっこうキツイ」と日記にかいていらっしゃいましたが、ケーキの試食もかなり胃袋を酷使いたします。お疲れの出ませんように。

食玩小説一挙公開!

お暇なら来てよね~♪ってわけでキッチン山田のHPのほうに2009年の焼き菓子倶楽部に付いてきた食玩小説を一挙掲載いたしました。

こちらの2010年1月のお知らせの項目のところからどうぞ。ついでに、オープンレッスンのお知らせのところもクリックしてご検討いただけると嬉しいです。(ただいま熱烈オープンレッスン生歓迎中happy01

ご提供いただいた、ちーさんの素敵な写真をいろいろと使わせていただいています。(中には姪っ子の写真も・・・)

よくぞ、まあ、こんだけ飽きもせず書いたもんだ!とも思うし、よく、まあ続けて読んでいただいたものだ、と改めて感謝しております。

最終回、読み逃した方どうぞ。

初めての方は、一応1話から読んでいただくのが良いかしら・・・。ちゃんとしたまとまった分量になったのは第3話からなので1、2話は飛ばしてもOKです。

って、言うか、本当にお暇なときにどうぞ。

新年だけにおめで鯛

あけましておめでとうございます。

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実家のマドレーヌちゃんも新年の晴れ着に替わっていました。(母へのクリスマスプレゼントにマドレーヌちゃんのお洋服を選んだのはワタシです。)

大晦日から元旦にかけては羊家で大人の年越しをして、元旦から2日にかけては私の実家へ行くのが恒例です。で、2日の昼に行われる姉達一家との新年会のご馳走つくりに追われるのも毎度のこと。

今年は姉宅の長男が晴れて成人式を迎えるということもあって、そのお祝いをかねての料理にいたしました。

まずは今、流行の「ケーク・サレ」ですね。

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ズキーニ、鶏肉、クルミの取り合わせのを1種と、鶏肉、クルミ、りんごのをもう1種。簡単だし、こういうのはお若い方にはよろしいでしょ?と思って作ったのですが、まあ様はチーズの匂いがダメだって!ワインには本当に合うのに・・・。あ、ポカリスエットじゃダメなわけね?残念でした。他の人はワシワシ食べておりました。

そして、今年のメインは・・・

おめで鯛!ということで鯛の塩釜焼きです!!

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大きい天板いっぱいになりました。塩を2.5kg、卵白4個使用の塩の衣をまとった、堂々たるお姿。オーブンで約50分焼いたら真っ白だった衣はこんがり褐色になってます。

で、20歳になった長男くんが金槌で「ぽんっ!」

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1回では硬くて割れず、何度目かの「ポンッ」で無事に割れました。魚はキライ~なんて言っていた子供達も群がって喰い付く美味しさ。ほんのりしょっぱ甘くしっとりした鯛の身は、発泡ワインによく合います。

でもねぇ、あっという間に食べつくされて、それこそ骨だけになりました。その骨さえしゃぶろうという輩もいて、まるでハイエナに襲われた獲物のようでした。

母の作ってくれたちらし寿司やサラダ、姉がたっぷり作ってきてくれた肉団子なんかも瞬く間に食べつくし、今年も無事ワタシ&羊の正月営業も終了いたしました。

鯛の塩釜焼き、お祝いごとにはイベントとしても楽しめますよ♪オススメです。

さて、今年はどんな年になるのでしょうね。どうか皆様にとっても良い年になりますように。そして今年もよろしくお願いいたします。

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