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ごくごく内輪の連絡事項でっせ

タイトルどおり、ごくごく内輪の連絡事項です。

じゃあ、メールにしろよと言われそうですが、それだと私が忘れちゃうので備忘録がわりにこちらに記載します。

うちの教室の貴重で稀少な生徒の皆様、新年会やります。

来年の1月22日(土)午後(まだ時間は未定です)開催。カフェハンズに今日行ってきて、マスターに快諾していただきました。

新しい手帳を買ったら、まずそこに印をつけておいてください。

会費は1000円くらいの予定で、試食会の時のように私ばかりが馬車馬のように働くのではなく、当教室に3年以上在籍のアナタとアナタとそこのアナタにも若干日頃の成果をお披露目いただき、もちろんワタクシも2品くらいケーキをご用意いたしますので、楽しみにしていてください。

当日はのんびりと(今回はマダムもリラックスしててね)、お互いのお名前を覚えるゲームなんかして遊びましょ。新春らしくお着物なんか誰か着てこないかな~♪

そうそう、コーヒーが苦手なMARIKAちゃんのママとKAWADEさんにはデカフェをご用意いただけるよう、ハンズのマスターにお願いしてきましたのでご安心ください。

先にカフェ・ハンズにいろいろお伺いをたててくださったマダム、ありがとうございました。

誰が楽しみにしてるかって、それはアタシです。
この楽しいことを考えてこれからのつらいシーズンをがんばるんだい!

レッスンにいらした時に参加ご希望をうかがいますね。(参加できなくてもそれはそれでOKですからね。お互い無理はしないっつうのがうちの教室のポリシーですからね。)

さぁて、新年会にはどんな地味なケーキをつくろっかなぁ。(もう、ほとんど現実逃避)

ペコちゃんがんばる

顔がペコちゃんになっても仕事は来るし、来た仕事はこなす。

というわけでペコちゃんは羊を従え、今日は二子玉川までケーキを届けに行っておりました。

とあるお店の1周年記念のパーティー用です。

オペラ

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チョコレートスポンジとアーモンドスポンジが交互に重なって、ちょっとトラ柄のよう。

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そしてもう1台は、お祝いといったらこのケーキでしょう?

マリエンホーフのローゼンリキュールを使ったバラとライチのムースです。

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皆様にご心配をおかけしているようですが、重篤な状態だったのは10月初旬のことで、ちゃんと処置してもらってからはペコちゃんに変身しただけで、快調~♪

お届けから帰ってきてからは、台風で外に出られない、という状況でもあり、追加でパイも焼いておりました。

ご心配なく~♪

歯医者の椅子

歯医者へむかう電車の中でツラツラと考えた。
歯医者の椅子は教会の告解室みたいなもんかなぁ。

小さな罪を(仕事中にPC打ちながらチョコ食べました・・・)を告白し、許しを乞う。でもって、実はその小さな罪の後ろの大きな罪、(忙しさにかまけて自分をないがしろにしていました)を諭され、改心する、というプロセス。

もしくは「きっと真人間になってここには帰ってくるなよ」と言われて出所したのに、またノコノコと「お世話になりやす」といって戻っていく塀の中にも似てるかも。

昨年の暮れに羊が健康診断にひっかかったところから皮切りに、この夏の羊ママの救急車搬送、入院まで、本当によくぞまあがんばれたもんだ、と思うような大問題が立て続けにあり、思えば自分の歯医者通いどころではなかったもんなぁ・・・。としばし自分を慰める。(本当はそこらへんまで歯医者にツラツラと弁解したいところではある。)

いろいろなことがとりあえず良い形で解決し、やれやれとほっと肩の力を抜いた頃から、前兆はあった気がする。右の首筋が寝違えたようにツレていたのだ。肩こりも相変わらずひどかった。そしてその日はやってきた。

右額関節が思いっきり腫れて、噛み合わせがガタガタになってしまったのだ。流動食しか食べられないし、なにしろ痛み止めを飲んでも夜中に痛くて目が覚める。枕をしてもダメ、枕を外してもダメ。仕事柄PC打たねばならないけれど、集中力が続かない。これがいわゆる「顎関節症」というヤツにちがいない!口腔外科とかいうところに行かねばならないのか・・・。

もんもんとしてPCでいろいろ検索しているうちにハタと気付いた。

私が通っている歯科医は噛みあわせの権威だったよ~。そしてちゃんとちゃんと口腔外科だったよ~。

おまけに思い出した。昨年の最後の検診のときに事細かく、レントゲンを見せられて今後私に起こりうる症状と、その対処法を提案されていたのだったっけ・・・。私の先天的な骨格が引き起こす典型的な症状として、ちゃんと先生はレクチャーしてくれていたのに、嫌なことはさっさと忘れる性格ゆえ、痛くなるまで思い出せなかったのだ。

そうして、私は自分の罪の許しを乞う為、歯医者の椅子に座った・・・・・。

歯科医は司祭様のようにゆっくり私の罪の告白を聞くことなく、口の中を覗いただけで全てを了解し、改めて詳しい説明の後、「じゃ、今日できるところからやっちゃいましょう!」とほがらかに告げ、処置を施してくださった。

先生、今日は簡単に出来るところまで・・・って言ってましたよね?途中で「で、症状がひどいのは右だよね?じゃ、右のほうだけ、今日やっちゃおう!」といってプチ手術が始まり、それが終わると「薬飲むのは一緒だから、左もやっちゃおうか?」と言い出し、私も、もういっそこんなことは1度ですんだほうが薬も時間も節約になるだろうと、「やっちゃってください!」とお願いした。

歯医者の椅子を降りた時には、首のツレも肩のつっぱりも見事に消えていた。その日から熟睡できるようになった。ありがたや~♪

ただ、先生も私も考えなしだったことは、左右同時に処置をしたため、食事を取る事に非常に困難を極めていることだ。
そして、両方の頬が不二家のペコちゃんばりにぷっくら腫れている。(左右対称に腫れているから、案外可愛い)

そんなわけで、きっとコレを読んでいるオカアサマ、明日そちらに行きますが、固い物は食べられません。(残念ながらビールも飲めません!)特製のコーンポタージュが食べたいです。

ペコちゃん顔はだいぶもとに戻ってしまって残念です。

今年のりんごは終了です

10月は働いて働いて働いて・・・働いてます。

そんなわけで当初の予定より早く木村農園のおっちゃんが作った紅玉りんごも残りわずかになりました。

昨日までご注文いただいていた方、レッスン予約をいただいていた方の分で綺麗に今年のりんごは終了です。

ここに、今年の「りんご繁忙期」の終結を宣言いたします。

ご注文ならびにレッスンご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

そして、「きっとリンゴが余るからさぁ、そしたらカフェ・スターでリンゴ祭りしようね」って言っていたのに、実現できずちーさん、申し訳ない。ごめんね。

ちなみに11月は「洋梨繁忙期」、レッスンでは「チョコレート繁忙期」に入りますが相当疲れているのでペースはかなり落としていくことと思います。

手に蜂蜜塗って舐めながら冬眠したいっす。

今年はじめてのメリークリスマス

12月のレッスン画像提出の為、今日は試作品作りと写真撮り。

↓は12月の親子レッスン用のサンプルです。フルーツムースのクリスマスケーキ

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午前中、片付け物をしていて、午後に作ったので日の光が弱くなってしまいました。

おまけに夕方から雨が降り始めたので、お買い物に行くのもかったるくなってしまった。

こうして、私の貴重な一日は終わっていくんだなぁ・・・・。

夕飯、何食べよう。

このムースは明日の朝食に羊と今年初の「メリークリスマス!」を唱和しながら食べなくっちゃ。本番前にあとどれくらい「メリークリスマス」を唱えながらサンプルの試食をするのか・・・。ちょっと気が重くなるシーズンの幕開けです。

素敵なもの♪

たとえそれぞれの仕事が割合と楽だったとしても、やはりWワークはきついことであり、そんなのは自分が選んだことなので文句もグチもなるべくならやめとこうと思うのだけれど、それでもふぃ~とタメイキが出てしまうことはあるもんです。

そんな時に限って、天の采配か、キラキラと輝く素敵なことがおこります。

今回はつむぎさんから、こんな素敵なものが届きました。

キッチン山田の刺繍額です。
どれほどの徳を前世で積むと、こんなのがいただけるんでしょうか?(多分私の場合、徳の前借をしたものと思われます。)一年間、品行方正ですごした子供だってサンタさんからこんなプレゼントは貰えないゾ~!

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可愛くて繊細なクロスステッチ!

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手作りのものが明るく輝いているのは、作った人がこれを作るために費やしてくれた時間が放つ光なのかもしれないですね。

素敵な作品と一緒にワタクシ、つむぎさんの時間までありがたく頂戴いたしました。

くたびれてヘタレそうになったとき、この額を見ると、紅茶一杯でまた復活できそうな気がします。ありがとうございました。

そして、こちらもいつもいつも私のため、教室のため、時間を割いて作ってくださる、午後のSさんの作品です。

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今年の秋はモンブラン♪

午後のSさん作のドア飾りは私にとってはお店の暖簾みたいなもの。これをドアに掲げると「さぁ、今日もレッスンがんばるぞ~!」という気合が入るのです。

先日も「あ、ドア飾り変わった~♪」と言って生徒さんが入っていらっしゃいました。みんなも楽しみにしているんですね。午後のSさん、改めてありがとうございます。

私も(がんばりすぎないようにしつつも)がんばらなくっちゃ♪

お誕生日Ⅴ・・・シンプル2台

これで、ひとまず10月のバースデーケーキはひと段落。

今日はお二方分を作っておりました。

全く同じもの2台ではつまらないので、仕上げの線描きだけ変えてみました。

サンガプール①

Tojimasama2010

サンガプール②

Yamamiyasama2010

サンガプール=シンガポールと名付けられたお菓子は南国らしいレモンやオレンジ、パイナップル等の味わいを持つケーキなんだそうな。
今回はレモンの爽やかな味わいのケーキです。

しっとりとしたスポンジに打つシロップはレモンのシロップなので、洋酒が入りません。大人から子供まで召し上がっていただけます。

サイドにはこんなふうにスライスアーモンドを貼り付けます。

Yamamiyasama2010b

シンプルなんだけど、こういう細かい作業でけっこう時間ってとられますね。

ゆるゆる作っていたら、あっという間にお昼過ぎになってしまいましたよ~。

お誕生日Ⅳ(シンプル)

怒涛のお誕生日ケーキ作成が続いております。
実はその間にも焼き菓子やらかすてらやらレッスンやらで、なかなかの仕事量です。

そんなわけでこちらのブログは放置状態でございました。

バースデーケーキ特集第4弾はシンプル編

ガトーシュイス(マスカルポーネのムースです)

Sakuesama2010

すこしだけ年嵩の女性の為のバースデーケーキだったので、シンプルにおさえました。

真上からしか撮ってないのでなんのこっちゃですが、これは薄い二枚のアーモンドスポンジの間にクリーム色のマスカルポーネのムースが詰まっているタイプのケーキです。

詰めるムースを少し残しておいて、上にかぶせたスポンジの上に簡単な線描きをしました。

上から粉砂糖をかけると、下のムースで描いた模様が浮き上がってみえます。

ムースの中に洋梨のシロップ煮を小さくカットしています。なめらかで上品なお味だとおもうのですが・・・。お気に召していただけたかな?

今年のうさぎさん お誕生日Ⅲ

10月がお誕生日で、巻き毛がクルクルの可愛い子ちゃんのお誕生日が今年もやってきました!

1歳のお誕生日からお名前にちなんで、かならずウサギさんが登場する彼女のバースデーケーキ。今年は「3」の数字のロウソクが立ちました。

ことしのウサギさんはこちら↓

Mituki3b

今年、はじめてご本人からのリクエストが入りました。

「ハートのケーキがいい。」

3つになりたてで、すでに女の子はキュートなものが好きですね♪

Mituki3

1歳になったばかりの妹さんの為に、今回はローファットのラズベリーのムースです。

来年はどんなリクエストがやってくるんでしょうか?

そして渋い職人山さんはどこまで彼女のリクエストに付いていけるのでしょうか?ちょっとばっかし、事務員の山ちゃんは心配しています。

なんにつけてもいっぱい食べて、いっぱい遊んで、いっぱい笑って、元気で楽しい一年を過ごしてちょーだいね。オメデトウ!

お誕生日Ⅱ

まわりの人を大切にして、まわりの人にも大切にされてきた・・・そんな方の歳の重ね方はきっととても美しいものにちがいない、と思います。

幾重にも幾重にも、そのお喜びが重なりますように。

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ビアネン・ザーネ・トルテ

洋梨のムースとチョコレートのムースを重ねました。今回はクルミ入りの生地ではなく、チョコレートスポンジで周りを覆っています。(写真ではちょっとわかりづらいですね。)洋梨は出始めのマルグリットを使用しています。

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この1年もお元気で素敵な年でありますように。

お誕生日

ご本人にお会いしたことはないけれど・・・。

(ご依頼主さまとも直接お会いしたことはないのだけれど、ご依頼主さまとはもう長いお付き合いなのでメールを何度もやり取りしてブログを通じて近況も存じ上げているので、もう本当にこちらの勝手で気心が知れている、なんて思い込んでいます。)

お誕生日を迎えられる方が、どんな方か存じ上げないでケーキを作ることがほとんどなのですが、でも・・・・何年もお作りしているうちに、その方の一年がどんなだったか、想いをめぐらすようになります。

私を知っている人ならきっとわかっていると思いますが、私はけっして優しい人間ではありません。どちらかといえばシニカルなほうで、実は人見知りも激しいし、最近は眉間に縦ジワも入ってきました。気難しい年寄りになりそうです。

でも、お誕生日を迎えられる彼女がどんな一年を過ごしたか、そんなことが気になります。

「素敵な一年でしたか?」

もしかしたら彼女は、「いやぁ、今年はサイアク!」なんて笑うかもしれません。

そしたら私は「人生長いからイロイロあるよね」って答えるのかな。それとも「そういう年のほうが覚えているもんよ。」って年上らしくわかったような返事をするのかな?

それとも「すんごいハッピーな年でした!!」って満面の笑みで言われるのかもしれないなぁ。

どちらにしてもバースデーケーキにつけるコメントには、こんな私でも本気で「今年一年が素敵な年でありますように♪」って書いてます。

きっと彼女にバースデーケーキを贈りつづけているあの人も、「素敵な一年を過ごしてね」って心を込めてお祝いしていると思います。

チョコレート好きな妙齢の彼女の為に、今年は少し濃い目のピンクのバラを添えました。

101009a

お誕生日おめでとう。

この一年があなたにとって素敵な一年でありますように。

柳都&チビタの酒と覚えました

新潟旅行の文化的(?)な面ばかり書きましたが、そりゃぁ、なんたって旅行の目的は食べることだったわけで・・・。

いつもどおりこんなのも描いております。

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↑は税関跡地がある信濃川河口「みなとぴあ」にある「ぽるとカーブドッチ」でのランチです。こちらは新潟で話題のワイナリーで、そこの三番目の出店だそうです。歴史ある旧第四銀行住吉支店という洋風建築の1階にあるのでとても素敵な雰囲気で食事ができます。

上の絵に描かれているメイン料理、子羊のローストが羊による共食い。下の真鯛のポワレが私が食べたものです。

これに前菜とスープ、↑のデザートがつくコースで2400円~2,500円。

前菜は↓ね。サーモンとイカでした。イカは甘くて美味しかったな。さすがです。言うまでも無く、二人ともちゃんとワインは飲んでます。

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やっぱりねぇ、絵になるのはこういうもので、ちゃんと夜の居酒屋さんで食べたものも描いてあるのですが栃尾揚げ(あぶらあげのでっかいの)やイカの刺身、平目の昆布締めなんていうのは絵として地味だわ・・・。見たい方はスケッチブックでご覧下さい。(主に母、姉、姪っこに言っておきます。)

居酒屋さんは事前の羊による念入りなリサーチの結果、1日目は新潟駅周辺(でもちょっとはずれているので静かな地域でした)にある「渋川」、二日目は「ソウズ 古町店」におじゃましました。どちらも平日の早い時間ということで、空いていて、お店の方(どちらも水川あさみ似の新潟美人)とお話も出来て居心地がとても良かったです。

「渋川」はどちらかというと正統派の居酒屋さんなのかな。木目の綺麗な店内で静かに日本酒を味わう、といった感じのお店でした。突き出しとして旬の「かきのもと」(菊の花です)のおひたしが出されたのですが、これが本当に美味しかった!菊の花に開眼!てなかんじです。この日はお昼が駅弁で、食べた時間がとても遅かったので、夕食はほんとうに軽めですませてしまいました。もっとお腹が空いていたらいろいろ食べたかったな。いただいた日本酒は羊が「貴」「鶴の友」私が「鶴齢」「村邑」。

二日目に行ったソウズはもう少し若い人むきの新しいタイプの居酒屋さんで、昨年は本町店にお邪魔したのですが、今回は貸切ということで古町店のほうに行きました。ここも日本酒の品揃えが充実していて、そして嬉しい事に日本酒の飲み比べセットというのがあるのですよ。

小さいグラスに好みのお酒を3種類セレクトできます。つまり羊と二人だと6種類のお酒が試せる・・ということで新潟の地酒を試すには誠に好都合です。そしてその6種類のお酒の中で私が今回一番「♪」と思ったのが「吟田川」。上越市柿崎地区のお酒だそうで、ソウズのお店の方も、県内でもめったに出合わないお酒だと言ってました。

それくらい小規模な蔵元さんで作っているお酒なんですね。

で、なにゆえ「吟田川」で「ちびたがわ」と読ませるのだろう?と思ったのですがちゃんと吟田川で「ちびたがわ」と読ませる米山山麓の水源を仕込み水に使っているから、この名前なんだそうです。

私が飲んだのは多分純米酒だったと思うのですが、この日、私には一番ぴったりと合うお酒でした。おいしゅうございました。これからは「チビタのお酒」と覚えて、であったらまたいただきたいと思います。

そしてソウズで食べた中での「♪」な肴は「無花果のてんぷら」でした。なんでしょね、こっくりとした日本酒にこのてんぷらが合うのですよ~。ここの店はワインの品揃えもしているので、ワイン片手にパルマの生ハムなんかをいただくのも良いかもしれません。私達は米粉のペンネ、ゴルゴンゾーラグラタンなんぞも日本酒でいただきましたが・・・。

どちらのお店も観光客向きというより地元のお客様に愛されているお店のようでした。これから冬に向け、新潟へ出張なさるという方はちょっとのぞいてみることをお勧めします。

そしてお土産には是非、加島屋さんでイカの一夜干しをどうぞ~。
おうちに帰っても、これがあれば美味しい日本酒をまた一杯やれること請け合いです。

柳都&梨木香歩

新潟で、夜に居酒屋へ出没する以外は古い町並みを探索しておりました。

一番素敵だったのがどっぺり坂を上った上にある砂丘館。

旧日本銀行支店長宅だったところです。

↓こちらがどっぺり坂。当時この坂の上に新潟大学があって、坂を下れば歓楽街。この坂を始終下りて遊びにばっかり行ってると「どっぺん」(落第の意・・ドイツ語)するぞ!という意味で名付けられたそうです。

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坂をのぼるとすぐ出迎えてくれる砂丘館。この日はお部屋のひとつで新潟マダムたちがなにやらお勉強会をしていらっしゃいました。

私はこの旅行の前に梨木香歩著の「家守綺譚」を読んでいたので、特に古い日本家屋のたたずまいが心に沁みました。

砂丘館には蔵があって、今はそこがギャラリーになっています。でも飾ってあった絵より、蔵の中から見る庭の景色のほうが素敵でした。

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ちなみに「家守綺譚」は良い本だと思います。急に涼しくなった頃に読み始めたのですが、満員電車のなかでもこれを読み始めるとふっと心が静まりました。

この小説の主人公は売れない小説家で、湖で行方不明になった大学時代の友人宅の家守としてその庭が美しい日本家屋に住んでいるのですが、特に秋から冬への移り変わりの描写が素敵です。

本を読みながら一生懸命古い日本家屋を頭に浮かべていたのですが、いかんせん身近にあった日本家屋は実家のお隣の鹿島さんちだけで、なかなか上手く想像できていなかったのです。今回、新潟で訪れたこの砂丘館や坂口安吾の記念館といった古い木造建築の日本家屋は、その想像を補うには十分すぎるほど立派なものでした。

でも・・古い日本家屋って独特のにおいがありますね。木の香り、障子の紙の香り、しっくいの壁の香り・・・すべてが合わさると少しすっぱいような匂いがします。コンクリの無臭の家に慣れてしまっていると、この匂いはどこか懐かしいような、気恥ずかしいような・・・。

砂丘館の2階のお座敷にはちゃんと床の間にお月見のしつらえがされていました。

真正新潟マダムにとっては洋風のテーブルコーディネイトより、床の間の季節のしつらえのほうが必要な常識なのかもしれません。

「こんど生まれ変わるなら新潟マダムに生まれ変わりたい!」
旅行中、かなりマジに羊に訴え続けておりました。

柳都

昨年はお盆の真っ最中に行った新潟。
帰省する人で混み合う街中、そしてお盆の為に早仕舞い(あの三越でさえ!)やお休みをとる店、おまけにジャニーズ系アイドルグループのコンサート開催でダフ屋と東北各県から集まったと思われる扮装した(としか思えない)お嬢に取り囲まれて、「なんなんだ~新潟!」と言いつつ、ちょっと気になる街でありました。

だいたい、私と羊はひとつの街に3回は行く。3回行くとなんとなく納得できる。(理解とまではいかないけど・・・。)そんなわけで、今年は観光には季節はずれの9月の平日に、また新潟にお邪魔してきました。

ま、9月の平日に新潟に観光客はいないわな。本町のホテルで出会う人はみなさん出張中のスーツ姿のビジネスマンで、新潟市民はみなさんそれぞれの日常生活を送っていらっしゃって、そんな中私達はふらふらと彷徨ってきたわけです。

新潟は柳都(りゅうと)というのですって。いまも街中に滔々と流れる信濃川沿いには柳が植えられていますが、その昔、街には堀がほられその堀を柳が彩っていたそうです。

昔ほどではないのかもしれませんが、今も新潟は水の都だと思います。

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念願の信濃川クルーズを楽しんだのですが、45分の遊覧航行は私達の貸切でした。まぁ、なんて贅沢な!短い遊覧航行でもお船でタラタラするのは楽しいのよね。

新潟税関跡地に立てられた歴史博物館はやたら立派で、「こりゃぁ、箱もの行政の産物だよねぇ・・・」と言っていたのですが、予想に反して内容も非常に充実していました。

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社会科見学らしい地元中学生達と一緒だったのですが、気がつくと館内は私達だけで、結局2時間以上もここでお勉強。

新潟は「潟」という字からもわかるように、水に囲まれた湿地帯だったのですね。
そして水上交通が主な時代には海路で運ばれた荷を川を使って内陸へ運搬することで栄えた街であったわけですか。で、そのうち運ばれた物資を加工してさらに付加価値を高めたものを売ることでさらに豊かになったわけですね。

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どうりで桁外れな豪農とかが生まれたわけだ。

川の恩恵にあやかる一方でそのための利権争いやら水争いが頻繁にあったようで、その訴訟内容を見るのもおもしろかったです。もしや、中国との折衝も新潟県民にまかせると
けっこうしぶとくねっちりとやってくれそうで、政治家としての資質は新潟県民に多いにありそうな気がしています。(そういえば田中角栄氏は新潟県民だもんね)

今回は市内に泊まってひたすら足で歩き回ったので、観光地らしいところには行っておりませんが、そんな中でも気に入った場所があったので、次は秋にお勧めの本の話題と一緒に書こうかなぁ・・・と思っています。ではまたね。

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