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たまごの力

地道に「かすてら」焼いてます。

震災でちょっとスケジュールがずれてしまって、3月のお約束分が昨日になってしまったりしたけれど、概ね当初の計画通り1か月5枚ペースで淡々と焼き続けています。

昨日は寒くも暑くもなく、良い天気でした。
経験上、こういう日は卵の泡立ちがすごく良いのです。

通常、卵6個を共立てで、たっぷりの砂糖と一緒に泡立てる際、私は約6分から7分かかる・・・というか、かすてらの時は細かくてしっかりした泡を立てたいのでそれくらいの時間をかけてゆっくり泡立てるのですが、昨日は5分ですでにかなりの泡立ちになってしまっていました。1枚目のかすてらはだから、泡立てオーバーで、生地としてはギリギリセーフかな、という状態でした。

こういう時は泡切り作業に苦労します。10分という時間をフルに使って、どうにか泡を抑え込んだ・・・という感じ。2枚目のかすてらも注意したけれど、やはり想定よりかなりの泡立ちになり、予定していたオーブンではなく、少し火力の落ちるおとなしいオーブンのほうで焼き上げました。

出来上がりは、どうにか良いものになったので一安心だったのですが、片づけをしながら先生に自分が感じていた「晴れた日は卵がよく泡立つ」という実感が正しいかどうかをうかがってみたところ・・・大正解!やっぱり!!

でもそのあとに先生がおっしゃるには「春は卵に力があるから余計泡立ちやすい」という話。本来、鳥は雛になる卵をこの時期に抱えるのだから、この季節の卵自体が受精卵の栄養となるようしっかりしたものになっているそうです。

そうか・・・私たちが使っている卵は工業製品じゃないものね。自然の摂理がこんなところにまで及んでいるんだと気づかされて、目が開けた感じ。そして私が不思議に思った小さな疑問にも、そんな深いところまで答えてくださる先生はやはりすごい。

先生曰く「だから春はかすてらが焼きやすい」のだそうです。

1年を通じて焼く、と決めたからには一番難しい夏をどう乗り切るか!(夏場は暑くて鶏自身が弱るので卵も水っぽくなります。)そこが課題なので、梅雨から夏にかけての戦い方について今から先生とディスカッションしています。

ま、そういう卵のコンディションを考えると、かすてらの旬は「春」なんですね。

かすてらの柔らかい卵色はまさしく春の色でもあります。

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2011年 かすてら」カテゴリの記事

コメント

今は年中出回っているものの正確な旬なども
わからず使っていることも多く、つまり
いつでも同じように、深く考えないことが
ちょっと恥ずかしくなったりします。。。
でも、そういう一つ一つのことをしっかり季節の移り変わりと
ともに掴んでやり方を変えていくって、
奥が深くて、すごいことだなぁ・・・と思いました。
先日お料理研究家の方が
「食材との対話」って言ってた話、こちらの分と併せて
ものすごく腑に落ちました!
だからって、自分が物の声をしっかり聞けるかは別なんですけど^^;

>かぼちゃ姫様

私も卵にそんな季節によって違いがあるなんて先生に言われるまで思いもしませんでした。
本当にね、人間はいつの間にか、自分にとって都合の良いよう世界が回っているって考えちゃうもんなのですね。反省です。

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