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ワインとリキュールと(その2)

さて、リキュールのお話。

今まで私がお菓子に使ってきたマリエンホーフのリキュールは「ローゼンリキュール(バラ)」と「ブラッドオレンジリキュール」「さくらリキュール」で、今回あらたに「ヴィオラ(すみれ」を使いました。

やはりお菓子に使いやすいのはブラッドオレンジだなぁと思います。もともとオレンジのお酒ってお菓子によく使われているし、チョコレートなどとの相性も良いので安心して使えます。それに対してバラやスミレはそのものの香りが非常に立つので、主役に据えないとおさまりが悪くなります。

そんなわけで、今回はブラマンジェの上にクリスタルゼリー状にしたスミレのリキュールを飾ったわけですが、クリスタルゼリーにすれば、ヴィオラリキュールの儚い紫の色も乱反射(?)して余計な色を足したりすることなく活かせます。この点は「クリスタルゼリーにする」と思いついた自分をほめてやってもいいかな・・・と。(笑)

ただ、マリエンホーフリキュールを輸入している中尾さんとしては「リキュールはまずそのままで飲んでほしい」と思っていると思います。マジで(!)リキュール文化を日本に根付かせたいと思っている彼女としては当然です。

ただ、日本食(家庭の日常的な食事)は、ご飯と一緒におかずを食べるというスタイルであるからして、西洋の食事のように最後に血糖値をあげるために甘いものを摂って満腹感を得る必要がないのですよね。日本の食卓の場合、食事の〆は果物などを摂って、口の中をさっぱりさせるという意味合いが強いように思います。だから日本でリキュールっていうと、旅館などで供される場合、食前酒としての扱いになってしまいます。

日本食=ごはん(糖質)を最初から摂る食事であることは、どんなにおかずが西洋化しても根強い、これだけは変わらないように思います。だから食後酒としてリキュールが家庭で普及するというのは難しいかなぁと思うわけです。食後酒としてだとやはり外食で、それなりの食事をした後、バーでカクテルとして楽しむというシュチュエーションに限られてしまう、そんな気がします。

でもね、せっかくの素敵な味だし、お菓子作り以外でも身近に楽しんでもらう方法はないものかと・・・。

というわけで今回のイベントでは「お菓子に振り掛けてその味わいの変化を楽しんでみる」ということをやってみたのです。

あらかじめ、中尾さんとは打ち合わせで「イチジクのリキュール」を使いましょう、と話していました。フロマージュブラン(生クリームに近いようなチーズです)を使ったクリームを巻いたロールケーキに振り掛けてみる・・・と当初は計画していました。

でも直前になって「イチジク・・・→クルミと合うかも♪」と思いついて、スポンジに刻んだクルミも入れてロールケーキにしてみました。

Kurumiroll

*写真のグラスの中は「ヴィオラリキュール」です。

これね、大成功!

会場でもあっという間に皆さんが食べてしまいました。薄く切ったロールケーキをまず最初にそれだけで食べてもらって、そのあと、イチジクのリキュールを振り掛けると・・・。

その味わいの変化にみなさんびっくり!私も中尾さんもびっくり!

ありゃまぁ~の違いでした。なんだろう、「灰かぶりのシンデレラが一瞬で舞踏会の衣装を身にまとった」というくらいの変化だったわけです。

これなら、お菓子を作れなくても市販のロールケーキに振り掛けてもOKだし、クルミやナッツのいっぱい入ったパンを薄く切ったものにチーズをのせて、さっと振り掛けてもすごく美味しい!と思います。

機会がありましたら是非一度ためしてみてください。これはイケる!と思います。

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コメント

父が大昔 バーテンダーを生業としていましたので、実家にはリキュールが置いてありました。
名前も解らずに よく盗み飲みしたものです。(笑

お気に入りのリキュールを、一本家に置いておき 初夏の夕暮れにカクテル、食後にロックでと活用すると、呑兵衛の幅がググッと広がると思います。
まぁ 別段 無理に広げる事もないかもしれませんが…f(^^;

ロールケーキにかけて…
に思わず膝を叩いてしまいました。
次回、密かに愛食しています、ヤマザキRで試してみます。(笑

そうそう!
事後承諾を申し訳なく思いながら、勝手にリンクを貼らさせて頂きました。
どうか宜しくお願いいたします。m(_ _)m

>いその爺様

リンクありがとうございます。私もいつもヌシさんのところの玄関から入って、縁側から庭伝いにいその爺様のところへお邪魔しておりましたが、ちゃんと玄関からも入れるようにリンクさせていただきました。どうかよろしくお願いいたします。

ヤマザキのロールだとけっこう甘いので、一度冷凍して半解凍くらいで召し上がると、甘さが感じにくくなるので良いのではないでしょうか。もしどこかのケーキ屋さんのロールケーキでお試しになるのでしたら、今はやりのクリームばっかりのロールではなく、昔気質の古いケーキ屋のロールをお勧めします。

お父様がバーテンダー!!そりゃぁうらやましい環境です。
日本でリキュールが似合う・・・といったらやはり私も初夏、もしくは夏の明るい夕方だと思います。
避暑地の別荘で夕方からのパーティー、そんなシュチュエーションがぴったりですが、だれか招待してくれそうな方、ご紹介ください。ロールケーキの10本くらい抱えて参りますわよ。

わかります、わかります。
和食ってお料理に砂糖やらみりんやら糖分たっぷりですものね。リキュール文化は難しいわけだわ。
外国に行くとあっま~~~いデザートなのもうなずきます。

子供の頃はそれでも甘いカクテルなんて(←こらこら)好んだものですがそれはまだ成長途中で糖分が必要だったからかも。
すっかり大人(おババ)になった今では脳みそもそう使わないし糖分はあまりいらないから甘い飲み物って飲まなくなったのよね。
ああ、スイーツは別腹だから除外ね。(笑

今では甘い飲み物は100%ジュース(もともとジュースとは果汁100%なんだけど)以外めったに口にしませんが、イタリア食が多い最近では食後にエスプレッソにじゃりっとするほど砂糖入れて飲むのが好きになりました。


あちこちで皆さんが大絶賛していたロールケーキのイチジクリキュールかけ。

ひと口食べてみたかった~weep
幻の味です。
特別レッスンとして教えていただきに伺いましょうか~。

>akikoさん

私も「甘い酒はいらん」という主義だったのですが、ここのリキュールに出会ってからは変わりました。
もちろん、○○サワーとかいうのは飲む気はもうとう無いですが。

もったいないのでたまにですが、食後にクビッと飲むとほんわかします。気分が落ち込んでたり、逆に気が張リつめすぎていたりしたときにはなかなか良いもんです。おいしいお薬がわりです。(笑)

コーヒーに垂らしたり紅茶に入れるのも乙なものです。機会がありあしたら是非是非お試しください。

>マダム

脇役に徹することのできるロールを焼く、というところが肝です。
いちじくリキュール、多分買ってしまいそうなので、買ったら再実験してみましょうか?

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