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「かすてら屋」

登戸の教室へ寄稿した山さん話をこちらにも載せておきます。

先生は12月の忙しさに力尽きたようで(?)HPにはかすてらの細かい工程説明をなさったいらっしゃらず、私の駄文だけ載せてました(汗)

なので、こちらにも駄文(山さん話に関してはこちらのブログ読者のほうが詳しいから)を載せときます。残念ながら今回の山さんはかすてら屋としてだけの山さんだからね!

お正月で相当ヒマだったら読んでやってくださいまし。

ではお正月三が日の最終日、今日も一日のんびりと過ごしましょう。私は12月の平均睡眠時間4.5時間という過酷な状況から解放されて、一挙に8.5時間睡眠に移行いたしました。やる気なんてゼロです。朝起きると「さ、今日も早く寝ようっと」と決意しています。ではおやすみなさい。(朝の8時半ですが・・・。)

「かすてら屋」 

私の頭の中にはおっさんが住んでいる。かすてら屋だ。年のころは53,.痩せぎすで少し猫背で、ま、登戸の先生ほどイイ男ではないものの、若いころにはそれなりに花街のお姐さん方につねられたり、ひっかかれたりはあったんじゃないかという面差しの、いわゆる昭和の香りのする渋いおっさんである。面倒なので仮に「かすてら屋の山さん」と名付けておこう。

 

 さて、山さんは暇人である。普段は私の頭の中の、西日のあたる6畳一間のアパートに住み、昼間は裏の川で釣り糸を垂れたり、詰将棋をして過ごし、夜になればせんべい布団にくるまってさっさと寝てしまう。私がかすてらを焼くときにだけ、肩ごしにひょいとのぞきに来るだけである。まちがっても、かすてらの神サマではない。それが証拠に私の腕は上がらないし、第一山さん自身、たまに買う馬券だって登戸の先生以上にあたったためしがないという。いくら専門外といえども自分の馬券すら当てられない神サマっていないだろう。

 

じゃぁ、山さんは「かすてら屋」としてなにをしているのかというと、私のかすてらが焼きあがるたびにクサしにくるのである。最初の頃こそ「ま、もう一歩だな」とか言ってはくれていたのだが、最近は良くて「ふんっ」、悪ければ舌打ちだけである。この秋の大スランプの時にはさすがに「そんなもんはトースターで焼いて喰っちまいな」というアドバイスをくれたけれど、焼き上がりに関してはいつもクサすだけで、有益な助言をしてくれたためしがない。それなのに、いるのである。「まだまだだな」と言うためにだけ存在しているのである。

 

 篁流という竹藪に分け入ってからすでにかなりの月日が過ぎたが、一緒に竹藪をさまよう諸氏の肩にもそれぞれ、かすてら屋の山さんのようなかすてら屋がのっているのかもしれない。決してほめてはくれない「かすてら屋」を頭に住まわせているのは、けっこうしんどい時もあるが、かすてらを焼く、というのはそういうことなのかもしれないな、と最近思うようになった。

 

今朝早く、かすてら屋の山さんは少し肩を痛めたとかで湯治に出かけてしまった。いなければいないでなんだか物足りないものである。湯治から帰ってきたら肩でももんで、酒のいっぱいも注いであげれば、2012年はもしかしたら良いかすてらを焼かせてくれるかもしれないが、いったいどうしたら自分の頭の中に住むおっさんの肩を揉めるのか、それがなにより難問だ。

 

 

 

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山さんVS山田営業本部長」カテゴリの記事

コメント

何故に私が山さんに心引かれるのか?
それは、オッサンとしての憧れかもしれません。
いいなぁ~早く山さんみたいな生活を送りたいものです。(笑

湯治にも行きたいし…

>いその爺サマ

山さんは年をとったスナフキンみたいなもんです。
気楽だけど孤独ですよ~きっと!

ラッコ様とご一緒にプチ湯治に行かれてみたらいかがですか?
うちも羊連れで来月は箱根かな?
お仕事(←私はカタギの仕事)は楽しいことばかりじゃないけど、お互いがんばりましょうね。

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