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月一和菓子の会(初秋編)

「月一和菓子の会」と銘打って実家で母と姉と私の3人で、お茶と和菓子を楽しむ機会を設けて約1年になりました。

途中抜けてしまった月もありますが、ほぼ1巡できたかな、と思っています。初めの頃こそ鶴屋吉信の上生菓子をいただいたりもしたのですが、途中から「とらや」ではちゃんとお菓子の解説書がいただけることもあって、お勉強の為に「とらや」に統一。

鶴屋吉信の上生菓子が繊細で女性的な美しいものに対し、とらやの上生菓子は存在感のある男性的なお菓子です。作り手のゆるぎない自信みたいなものを感じます。

今回は長い大学の夏休みでのんびりしている姪のkanakoさんも参加。お茶点て娘をやってくれました。kanakoさんが点ててくれるお茶はやはり美味しい。

とらやでは昨日から、栗菓子が登場したそうです。重陽の節句(9月9日の菊の節句)に合わせた3日間限定の「重陽」が出ていたので、今回の栗菓子は「重陽」にしてみました。

「重陽」

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「桃山」製で、中の餡が刻み栗が入った栗餡になっています。栗の形がゆるぎなく、どっしりとした重みがあります。コレ、私が食べたのですが、甘さはとても控えめで、栗の味わいを楽しむお菓子。しみじみと「秋がきたのねぇ」と思います。

「千代見草」

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「千代見草」というのは不老長寿の象徴でもある(←知らなかった)菊の異称だそうです。紅、黄、緑の三色の茶巾絞りでさまざまな色に咲き競う菊の美しさをあらわしているお菓子です。中は豆の粒粒が残る白あんで、これがいいアクセントになっていると食べてた姉が言ってました。ちょっと味見させてもらったんだけど、しっかりした弾力のある練りきりなのよね。

「菊の香」

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ちょっとピンぼけになっちゃいました。白あんのそぼろの上に花芯に見立てた黄色のそぼろをのせて鞠状に咲く菊の花をあらわしたお菓子です。こういう「きんとん製」のお菓子は季節ごとに出ますが、色合いの違いだけで季節感をあらわすという和菓子の繊細さにいつも感心します。今回のこのきんとんも、初秋らしいすっと背筋が伸びるような涼しい風を感じます。こちらは中が黒餡で、やはり豆の粒が残る餡でした。これは母が食べました。

「下染」

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お茶点て娘が真っ先に選んだのがこちら。「下染(したぞめ)」とは染色用語で本染めする前に他の色で染めることをいうのですが、菓銘では本格的に紅葉する前の葉にたとえているそうです。涼しげな琥珀羹の中に楓の形の白あんが入っています。このお菓子が考案されたのは「文政12年(1829年)だそうで、183年前生まれのモダンなデザインに感動します。

番外編「モネ」

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こちらは午後のSさんからいただいていた京都のお土産のお干菓子です。

菓子銘は「モネ」。

ええ、あの画家の名前を冠しています。モネといえば睡蓮。モダンなデザインの睡蓮の花と葉が小さな箱に入っていました。塗りのお皿にそれらしく並べてみましたが、水辺に咲く睡蓮に見えましたでしょうか?本来これは初夏のお干菓子だと思うのですが、その時期に和菓子会を開けなかったので、今回もっていきました。

上品なお味で、お茶の味わいが増しました。午後のSさん、ご馳走様でした。

和菓子は目で楽しんで、菓子銘で奥深さを知って、もちろん味わって美味しく、女4人で至福の時を過ごしました。

さ、次は本格的な秋にとらやの「栗粉餅」でお茶会やりましょね。

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