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かすてら道楽

今週末に開催される篁流かすてら会のタイトルマッチ「第5代名人戦」にむけ、寒稽古に励んでまいりました。

出品するかすてらを焼くのは金曜日なので、この時コケればそれまでなのですが、ここのところ安定したものがやっと焼けるようになってきました。

初代名人という分不相応なタイトルを保持してしまったため、出品作となると、なんだか力んでしまって、いつも今一つの出来になる悪い癖をここらで克服しておきたい!と切に望んでおります。

出品作を焼くときは一切先生からアドバイスはいただけないのがお約束ですが、それまでだったらどんなことでも質問できます。

私も当日は栄えある審査員のひとりなので、(おまけに審査総括して話さなければならない!という拷問付)自分のかすてらの焼け具合より、かすてらの見方について真剣に質問してました。

ただ、先生のレベルと相当乖離があるので、教えてくださることの60%程度(それ以下かも)しかわかってない気がします(汗)

今回の出品作は長い辺、1辺だけは切り落とさず、焼きあがった時のままにして展示します。そこからかすてらの出来を読み解かなければなりません。

こちらは同じ時に、Iさん&先生がタッグを組んで焼いたかすてら

Ishikawa

非常にのびやかで美しく、良いかすてらです。

この時の見極め方が側面の焦げの強いラインから下の生地の肌理と、上の生地の肌理が極端に違わないこと。かすてらの気泡は下からだんだんとのびやかに上に行くにしたがって大きくなっていくのですが、上部だけが粗い肌理になると口どけに影響します。

それよりなにより、この焦げの強いラインがすっとまっすぐに同じ高さの位置で伸びていなければ、そのかすてらは均一に膨らんでいなかった、ということになります。

かすてらは端で見る!

ちなにみこちらが当日、私が焼いたものです。

Yamada

同じようにラインは同じ高さに位置し、ラインの上部、下部とも肌理はそろっています。この日の私の生地はかなりボリュームのある(つまりは泡立てが強い)生地でしたので、粉を入れてからしっかり捏ね、たっぷり休ませたものです。

空気がたっぷり含まれた生地は、火の通りが緩慢になるので、ガス抜き(←なんのこっちゃでしょ?)後何分焼くか、ここで早く出しちゃうと火の通り切らないねちゃつくかすてらになってしまいます。この日は先生のアドバイスで、自分が考えていたより1分余計に焼きました。あぶないところだった!

上のIさん&先生タッグのかすてらは、私のとは異なり、一旦泡立ち過ぎた生地を抑えて抑えて、早めにオーブンに入れ、泡切の段階で十分に熱を通すことで泡を消し、しっかりと火を入れたかすてらです。底の焼け加減が私のものよりしっかり火が通っていることがお分かりかと思います。

最近かすてらをお願いされると、箱の中で動いて表面を傷つけるのを防ぐために、長い辺の切り落とした端を一切れだけ入れています。届いたかすてらの端を鑑賞(?)していただくと、そのかすてらの育ち方が見えるかと思います。

たかが、「かすてら」なんだけどね。

たかが「かすてら」なのに、血道をあげるところが道楽の神髄かと思います。

15日の出品作が初代としてどうか恥ずかしくないものに焼きあがりますように。





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