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会話と報告

私が通勤で使う路線には、某有名女子学園があるので、そこの小学校を受験する為の予備校(幼稚園生対象)があるみたいです。

先日、仕事帰りの電車の中でこんなことがありました。

幼稚園生くらいのおちびの女の子が「ママはあたしの話を聞いてくれない!」とお母さんに言っている声に気づきました。

お母さんは黒のパンプスに黒の上等なスーツ、多分ブランドもののバッグを持っていて、女の子も上等なよそいきのお洋服を着てました。ああ、多分そういう予備校の帰りなんだな、とピンとくるいでたちの親子です。

お母さんはその子に「だって、あなたの話は全然つじつまがあってないから、わからないのよ。」「だってさっきまで絵画教室の話をしていたでしょ?なのになんで○○ちゃんの話になるの?ママにはわからないわ。」

「もっと筋道を立てて話しなさい!」

大人になっても筋道の通った話ができない私にとっては衝撃の一言です!

案の定、女の子は口をつぐみました。

お母さんは「筋道を立てて話さないと、せっかくの面白い話も伝わらないの!」とさらにその子に言いました。

全ての話にオチをつけることを求めるなんざ、将来は落語家にでもしたいのかいな?とアホなことを私は心のうちでモゴモゴとつぶやいていたのですが、このお母さんはマジなんだろうなぁ。

筋道を立てて話すことは大事かもしれない。

でもお母さんと離れていた時間にあったことを、一日の終わりに話したい!と思う子供の心に筋道なんて無いよね。

「話したい!」というその気持ちは生き物で、わくわく、むくむく子供の心から湧き出てくるものだと思う。だからあっちへ話が飛んだり、こっちへ戻ってきたり、脈絡のないのが子供の話で、それを「なんだかわかんないけど、今日は楽しかったのね!」と受け止めるのがお母さんなんじゃないのかな?と思うわけです。

子供が筋道立てて話ができなくても、お母さん自身が鎧のような黒いスーツを身にまとわなくても、多分大丈夫だから・・・。なんだかそんなふうに言ってあげたくなりました。

会話は報告とは違う。

子供に報告だけを求めたら、そのうち子供はアナタに話をしなくなるよ、そう伝えてあげたいのだけれど・・・。

時代の空気が今のお母さんたちを追い詰めているのかな。

案外、良いお洋服を身にまとわなくても、お金があんまりなくても、子供がそんなにおりこうさんでなくても、そう、案外大丈夫なもんだよ。きっと。

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コメント

私もそう思います。
好きとか美しいとか美味しいとか(←私の場合これ大事)という気持ちは理屈じゃないし
理路整然と話す訓練はこれからいやというほどするだろうし、子供のころは好きとか美しいとか思う感情を育むことが大切なんじゃないかなと思います。
でも山さんに一言。はやくしないと春も終わってしまいますよ。春の焼き菓子倶楽部の案内が遅れている理由を筋道立てて説明しなさい。

誰しも、親や先生に「いい加減に早くやってしまいなさい!」と言われたら口をとんがらさせて「今やろうと思ってたのに~!」と口答えした経験がおありかと。


今やろうと思ってたのに~!

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