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取り戻した「日本」に

みなさんは参院選、投票に行かれました?

行かずにおいてあとからガタガタ言いたくないので、きっちり朝一に羊と二人で投票所に行ってまいりました。

けっこう出口調査の対象になる投票所なのですが、今回は対象外だったみたい。(前回の衆議院選の時は出口調査対象者になりました。)

政治の話を熱く語るようなブログでもないのですが、今回の自民党の「日本を取り戻す」というキャッチコピーを見るたび、聞くたび、私の脳裏に浮かぶのは「取り戻した日本」にアタシの居場所はあるのか?でした。

無いかもなぁ・・・・。と覚悟してます。

(じゃぁ、民主党時代のカオスのような政治が良いのか?と言われるとそれもなんだよね。あくまでキャッチコピーの話ね、と予防線をはらないといけないとこがメンドクサイよね。あ~あ。)

さて、そんな私のようにうっすらと感じた方がいたらオススメの本です。

小学館文庫から出ている橋本 治氏の著書「失楽園の向こう側」

*以下引用

「産業社会というのは、ドームに覆われたような巨大都市で、切り捨てられた人間は、このドームの外に出される。だからドームの中の人間には見えない。」そして「人間を養うドーム都市の規模が縮小しているから、それと共に、ドーム都市の外側へ出ざるをえない人間の数も増える。」「自殺者の増加は、『ドーム都市の規模の縮小』と関連している。

・・・とまあ、バブルはじけてまだ間もないころに書かれたとは思えないくらい、二極化が進んだ今の日本の現状を的確に言い当ててます。

で、このあと、橋本センセーは「だからこのいびつな産業社会を変えて!」と声高に叫ぶのではなく、あっさりと、ドームの外は大変だけど、生きるってもともと楽じゃないしね、というスタンスで「失楽園の向こう側」で生きることに、21世紀の生き方がある、としているのです。

橋本センセーの言葉はバカボンパパの声を当てはめて読むと、よりいっそう、そのみもふたもなさが感じられて、身に沁みます。

件のキャッチコピーにちょっと違和感を感じた方がいたら是非、この本をオススメします。

社会に失望した・・・なんて言っていると、バカボンパパの声で「もう21世紀なのだ。だから今までとは違うのだ。」といわれちゃうよ。

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