月の光

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木曜日はまだこんなに明るいうちから、代官山の事務所を出ました。ちなみにここが事務所じゃないからね。この奥の古い蕎麦屋がある路地にアタシの職場はございます。

さて、どこへ向かったかというと・・・。

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こんなところ。浜松町駅でYANOさんと待ち合わせて、竹芝桟橋 へ。実は東京湾納涼船のチケットを貰ったので、久々にYANOさんと夜遊びです。フードチケットをひとり1000円分買って乗り込みました。飲み物は飲み放題・・・ということで、う~ん、サラリーマンのおっさん達グループの姿が目立ちます。あと、浴衣を着てくると1000円引きになるとかで可愛い浴衣姿の女の子達、男の子達がけっこういます。

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まだ太陽が沈みきらないうちから月が昇り始めました。

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出航してレインボーブリッジをぬける頃には、私達がいた一番上の甲板は満員!帰宅ラッシュの田園都市線並の混雑でひやぁ~!

あまりの混雑ぶりに下の階のデッキへ移動してからは、ビール片手にのんびりです。

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この日は満月。お台場の夜景も綺麗だったし、羽田に離発着する飛行機も迫力があって良かったけど、私達が一番素敵だなぁと思ったのは街の光りが届かないくらいの沖での、お月様。

海に月の光りが照りかえって、満月って本当に明るいんだなぁと思いました。暗い波間を見ていると、海の中からはこの船がものすごく光って綺麗に見えるんだろうな、と思えます。人魚姫が暗い海の中から王子様が乗る船を、憧れをもって眺めた気持ちがわからんでもないデス。

船内はそれぞれが盛り上がりDJとかもあって、賑やかというかウルサイくらいなのだけれど、私達は静かにビールをクピクピ飲みながら、その日YANOさんが受けてきた人間ドックの話とか、私の三十肩の話とか「人間80歳を越えると、いろんな重りを付けて歩いているみたいに大変らしい」とか「今のうちから脳の検査を受けておくと、アルツハイマーの兆候があってもすぐに対処できるよん」とか、そういう有意義な話をしておりました。大人の女って大変なのよね。

この日は蒸し暑くて日中はとても大変な一日だったのだけれど、船の上は海風が気持ちよくて、しっかり納涼できました。

飲み放題で2,500円。浴衣を着ていけば1500円。フードチケットは1000円買えば充分足りちゃうから6時過ぎに竹芝桟橋へ行ける方にはちょっとオススメ。満月の夜は特に良いかも。

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水の子

先月、体調を崩してからほぼ復活したのであるが、肌荒れだけが治らない。気にしてしまうとつい、触ってしまい、だから治らない・・・そんな悪循環に陥ってしまった気がする。顔や首に髪の毛が触れることさえストレスになってしまい、今週はじめ思いっきり髪を短く切ってしまった。

顔の肌荒れだから、見た目が・・・ということよりも、ふと自分の顔を触ってしまったときに手のひらが感じる感触が嫌なんである。その嫌さの中に、なにかひっかかるものを感じていて、それに今日、やっと思い当たった。

耳の下あたりのザラつきが・・・鱗(うろこ)を連想しちゃうんだ。そしてそれは、子供の時に読んだ「水の子」という物語をベースにした連想だったわけである。これはマイナーな物語だからあまり読んだ人はいないと思うけれど、不幸な境遇の男の子が川にはまって水の世界に「水の子」となって、いろいろな出会いをするという物語。というと、ファンタジックな楽しい冒険譚のようなものを連想するむきもあろうかと思われるが、実際の話はキリスト教の色合いが強い、トーンの暗い水彩画のような物語である。全然楽しくない、子供心にも「なんだかなぁ~」という物語だった。

ま、その不幸な少年がなった「水の子」は耳の下のところに鰓(えら)が生えているわけで、それが私の深層心理に映像として残っていて、自分の耳の下がざらついた感触になってしまったとき、「ものすごく嫌」という感情を呼び起こしてしまったわけだ。

不思議なもので子供の頃読んで楽しかった物語というのは以外に覚えていない。納得が出来なかった物語「狐の裁判」とかオスカーワイルドの「小人の話」とか新美南吉の「赤い蝋燭と人魚」「牛をつないだ椿の木」、心がふさがれてしまうほど暗い挿絵がついていた「オリバーツイスト」なんていう話のほうが、その後の人生の折々にフラッシュバックのように蘇る気がする。あと、なぜかイソップとかね。

そんなわけで、一度何故生まれたイメージかがわかれば、あとは克服するだけである。実際の肌の手入れも大事だけれど、こういうメンタルな部分も肌には影響するんじゃなかろうか・・・。

どうしようかなぁ~っと思っていて思いついた。「水の子」逆療法。せっかく耳の下に「鱗」が生えてきたのなら(*注、実際には生えてません)私も「水の子」になっちまおう♪

どうも代官山の職場の近くには区民プールもあるようだし、髪の毛もここまで短くしてしまえば、プール帰りでもあっという間に乾きそうだし、なにしろ泳ぐのはけっこう好きなのよ。会社帰りに泳ぐとなると、髪を乾かしたり化粧をしなおしたりがめんどくさそうで二の足を踏んでいたのだけれど・・・災い転じて福と成す?強引にその方向へ向かおうかと思います。

まず、近眼の私は度つきのゴーグルを買わなくっちゃ♪

さて、本日はシュール・リー夫人ブレーメンにてレッスンをなさった日。私は微妙に余ってしまう材料の処理と写真撮りの為に、リー夫人はほったらかして、10月の親子レッスンの為のお菓子を作っておりました。後半はリー夫人にもお手伝いいただいて(というか、ホレ、これを泡立てておくれ、次はコレ・・という具合)出来たお菓子はこれ。

Bananamou

まあるく仕上げてありますが、アイスクリームではございません。バナナのムースです。チョコレートソースをかけてみました。朝から一生懸命立ち働いていたブレーメンのスタッフに試作品は食べてもらいました。あとリー夫人が1個だけお持ち帰りです。旨かっただろうか?

リー夫人作の「モスリーヌ」は彼女のブログに多分載るだろうから、そちらをご参照くださいませ。これは先日のレッスンでやった「パン・デ・アナナ」パイナップルの焼き菓子です。上にのせたパイナップルが生地の中に沈んでしまわないようにする為、ホイッパーは使わずスパテラ(木しゃじ)だけで作っていきます。

Pandeananas

なんてことない、普通の焼き菓子だけれど意外に侮れない美味しさだったりします。 

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マイナーチェンジ

朝から雨なのはわかっていたので、昨日のうちから食事の材料は買出ししてあった。でも、休日のランチワインが無いと寂しいので、結局羊ともども傘をさして散歩がてら青葉台まで買い物に・・・。

買い物から帰ってから、ささやかなランチを作ってワインを飲んで、それでも午後は時間がたっぷりあったのでほろ酔い加減で作業をしてました。

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パイナップルのタルト。これは昨年のブレーメンのレッスンで取り上げたパイナップルのタルトのマイナーチェンジ版。今までのレシピでは缶詰のパイナップルの水気を切ってそのままタルトにのせていたのだけれど、見た目は美しくとも、パイナップルの水分が下に浸み込みすぎて、2日目以降がグスグスになってしまって気になっていた。

それを避ける為に、パイナップルをあらかじめバターで焼いて、余分な水分を飛ばしたものをのせて、さらに焼いてみました。見た目の美しさは減だけれど、お味はOKよ。リー夫人はじめ、昨年レッスンを受講した方々、お試し下さい。当日食べる予定であれば昨年どおりでもかまわないですが、翌日以降も召し上がる予定があれば、こちらのほうが良いかもしれません。

私達は焼きあがってから1時間ほど置いて冷めたところで、濃い目のブラックコーヒーを入れて食べました。アーモンドクリームに混ぜ込んだココナッツの食感がやはり旨いです。

さて、マイナーチェンジといえばこちらも型を15cmから18cmに変えて分量はそのままに作ってみました。

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水曜日にるるさんが作ったシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテです。15cmの型だと高さが出すぎて、不安定だったので土曜日のレッスンでは18センチの型に変更。 生クリームをザーネクリームのほうに130cc、仕上げのほうに70ccという割合にかえて作ると良いみたいです。スポンジの焼き時間も15分ほどで焼きあがります。手順やさくらんぼの処理は同じですので、るるさんも試してみてください。

雨の日はレシピを見直したり、ノートの整理をしたり有効に使えるハズ、だったんですけど結局パイナップルのタルトを焼いただけで終わったなぁ。朝寝して昼寝して早寝しちゃいそうな勢いです。

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アタシタチハドコヘイクノカ

昔風、もしくは特殊業界風に言えば、私は身軽な客分であるけれどブレーメンのカオリ先生は小さいながらも一家を構える親分さんで、やはりその苦労は並大抵のものじゃない。水曜日の夜、私がるるさんとシュヴァルツヴェルダーキルシュトルテを大騒ぎしながら作っている間も、カオリ先生はパソコンに向かって黙々と仕事をしていた。

るるさんが大事そうにケーキを抱えて帰ったあとで、かおり先生がお茶をいれてくれてしばらくおしゃべりをした。かおり先生は私より若いけれど、まぁ、似た様な年齢だし疲れが溜まるお年頃。激務だし。

「私、この先何処へ行くんだろう~」ため息つきながらカオリ先生はつぶやく。もともとブラックな性格の私は「そりゃぁ~墓場でしょ」という言葉をつぶやきそうになるのをぐっと飲み込む。

そうなんだよねぇ、毎日仕事に追われ気付けば日々ぐったりで、特にかおり先生なんか気晴らしの遊びになんか最近行ってないと思う。ものすごくセンスの良いアレンジメントを作り、生徒さんやスタッフに尊敬され、フラワーアレンジメントでプロとして活躍したいと思っている人から見れば、夢のような活躍をしているカオリ先生だって、疲弊するんである。

まだまだ甘い私だって、カオリ先生ともどもどうにか墓場に辿り着いたら、たとえ黒魔術師が「さぁ、ゾンビになってもう一度浮世へ戻って憂さを晴らしてこい~!」と扇動したところで二人して「ああ?カンベン」と言って梃子でも動かないと思う。寝起きは悪いんだ。

そんなカオリ先生ではあるけれど、疲れたよぉ~と話していてもキラっと目が輝く瞬間がある。お客様に満足してもらったときの仕事の話だ。それがあるから、アタシタチ(勝手に自分も入れてもらうが)仕事を続けられるんだろうなぁ。そういう仕事の為にさらにカオリ先生は自分を追い込んでいくのだろうけれど。少しでも理想とちがう内容になると、誰よりも傷つくのだろうけれど。

美味しかった、その一言の為にがんばろうとすると、結局数はこなせない。カオリ先生だって、自分の満足のいく形で仕事をしようとすれば、これ以上規模を広げられない。つまり経済的に大きく膨らむことは多分無い。アタシタチハドコヘイクノカ・・・。先生のつぶやきはよくわかる。

多分アタシタチはゆっくりと着実に墓場にむかってゆるゆると進んでいる。でもその時々でキラキラ光る「アリガトウ」とか「キレイ」とか「オイシイ」という言葉を拾いながら歩くことができるのは、多分とてもとても恵まれたことなんだと思う。自己満足・・・ってイジワルな人は言うかもしれない。でもね、そういう人の「物差し」につきあっている暇はないくらいアタシタチは疲弊しつつも前に向かって進むしかないんだよね。黒魔術師に起されても起きないくらい深い眠りにつくまで。

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この日、るるさんが作ったシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ。いや途中いろいろアクシデントがあって時間がかかっちゃったんで、申し訳なかったのだけれど、るるさんによれば美味しかったらしいので、終わりよければ全て良し・・・ということで。

そうそう、最近ブレーメンのサーバーの調子が悪いらしく、メールがちゃんと届いていない、ということが発覚!しばらくレッスンの予約は教室と私のところとダブルで入れていただくほうが安心かと・・。教室も私もメールを頂いたら、わりとすぐにお返事は入れますので、もし返事が来なかったらアヤシイと思って教室へ電話を入れてくださいませ。

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8月のレッスンについて

私の堅気のほうの仕事は、今月が決算月です。けっこうアタフタとしてきた感じがあります。ロードークミアイといえども、うちは会館の1フロアーをアパレル会社に賃貸していて、収益事業もあるのでそちらのほうの税金とか、固定資産税とか、昨年まで売り場でおとっさん達のスラックスの股下計っていた身にとっては新鮮な経験です。

しかし、どうして役所からくるお知らせって、何度読んでも頭に入らないんだろう。百読すれば意味おのずから通ず・・・ってんで、その昔、論語なんかを寺子屋で音読していたんだろうけど、論語は頭に入っても、お役所からの収益事業課税についてのお達しは、わからんままだ。

会社とちがって経理部門があって財政担当部長がいて、というのとはちがうから、今の財政状況についてリアルタイムに一番詳しいのは私だな。頼りないもんです。そして今月、かなりヤバイ。給料日が一緒のうちの家計のほうがまだ楽勝ムードです。決算月っていろいろ物入りだったのね。家計でいえば「定期預金を下ろせば良いことだけれど・・」という状況ですが、ここは常日頃、給料日前をしのいでる辣腕主婦の腕の見せ所で、この超低空飛行を乗り切る所存でおります。

そんなわけで、会社でも家でも銀行の通帳の残額とニラメッコ。スリリングな日々を送っております。

ああ、そんなハナシをするつもりじゃなかったんだ。8月のブレーメンのレッスンについてのお知らせだった。

8月、ブレーメンでのレッスンは8月2日(土)と8月29日(金)たったの二日間。何故かと言うと、ブレーメンの教室がリニューアルされるからです。リニューアル工事を8月の2、3、4週で行うそうです。入口からのところがプロヴァンスの田舎屋風になるとか・・。どんなになるのか楽しみです。でも奥のキッチンは変わらずよん。bleah あしからず。

で、その貴重な2日間に何を取り上げるかというと、まずは以前、ブログでも取り上げた、「トレス・リュス」

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クリームチーズを使った生地にレーズン、ナッツ等を巻いてそのまま型に詰めて焼きあげたちょっと変わったチーズケーキ。

もう一つは「チロリアン」という牧歌的なネーミングのタルトとチーズのフィリングとスポンジを組み合わせた、夏らしい爽やかなチーズケーキです。フィリングにはパイナップルが入ってます。

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たった二日間だから、両日ともどちらでも選択できるようにしました。まだ6月だというのに、すでに8月の話ですいません。8月、あまりレッスンが組めない、ということで7月がんばってレッスンをこなしますので、来てね。初めてレッスンを受けるという方には、とても丁寧にやさしく教えるという定評があります。そして慣れていただくにつれ、私も1枚、また1枚と猫皮を脱ぎ捨てていくシステムです。安心して受講下さい。

既に猫皮を半分ほど脱いだ私にお付き合いいただいている、受講生の皆様、9月まで予定が決まりましたので塩漬けHPにレッスン予定を入れておきます。ご高覧くださいませ。

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kanさんとさばさんに捧ぐ

前々回の記事のコメント欄では、お見舞いのお言葉をたくさん頂戴しました。ご心配をおかけして本当に申し訳ないです。おかげ様で、今日、病院で日常生活への復帰可のお墨付きを貰いました。ということはノーメイクで代官山か・・・。(笑)

さて、そんなお見舞いコメントの中にあきらかに異質のコメントが含まれていたのに、コメントをしっかり読み込んでいらっしゃる方はお気づきのこととおもいます。

書籍を生業とするkanさんから

>もりながふみの「西洋骨董洋菓子店」という漫画の中に登場する洋菓子の中に、「作ってみたい」
もしくは「作れるよ」というものはありますでしょうか?

という、病気のパティシェにケンカ売っとんのかぁ(笑)という内容のコメントであります。私はこのマンガはkanさんと同じく書籍を生業とするさばさんから「是非読むように!」と言われて昨年宅急便でマンガを送りつけられて、読みました。でもさばさんの愛読書であったため、本人に既に返却済みで、そこに出てくるケーキの詳しい内容は分かりません。そこでコメント欄でさばさんにその内容を書き出してくれるようにお願いいたしました。

律儀なさばさんはさっそくマンガを読み返してくれていろいろ調べてくださいました(詳しくはコメント欄参照)

>ショコラ・オランジュ、タルト・シトロン、シャルロット・オ・ポワール、ピティビエ(アーモンドクリーム入りのパイ、エイジ作)、ドライフルーツてんこ盛りのアルザス風ケーキ(エイジ作)、サヴァラン、デリス・オ・フランボワーズ、バレンシア、ポワール・ヴァン・ルージュ、リモニー、ノルマンド、干しいちじくとくるみのバターケーキ・キャラメルソース入りベイクドチーズケーキ・赤砂糖と黒砂糖のタルト(以上3点エイジの試作)、パヴェ・オ・カラメル、シブースト・ショコラ・フランボア、紅茶風味のシュークリーム、タルト・オ・フリュイ・セゾン

この中で私のパティシェ心に触れたのは「干しいちじくとくるみのバターケーキ」でした。これは容易に想像が付くケーキなのだけれど、作り方によって平凡なものにも、シンプルながらすごく美味しい出来にも、いかようにもなりそうな組み合わせだったからです。ちなみにkanさんもこのケーキに反応しています。

私が思いつくレシピはふたつ。一つは紅茶に合う優しい美味しさのもの。もう一つはコーヒーに合うお酒の効いた個性的なもの。

なにしろ、寝ている以外してはいけないことばかりだったので、格好のヒマつぶしになりました。頭の中であれやこれや思考錯誤して、素材を足したり引いたり・・・。紅茶に合うほうはいつでも作れるし、これはもういじりようがないレシピなのでそのままとして、コーヒーに合う干しいちじくと胡桃のバターケーキの試作を頭の中で何回となく繰り返し・・・完成。

で、頭の中で出来たら実際に作ってみたくなるのは当然の帰結。悪いことに干しイチジクと胡桃、ラム酒も白ワインもアーモンド粉もバターも砂糖も小麦粉もなにもかも家にあったわけで・・・。

羊が家を出たのを見計らってちゃちゃちゃ・・・と作ってみました。いや、実は前の日から羊の目を盗んで干しイチジクをシナモンを少し加えた白ワインで少し煮て戻し、それをラム酒に漬けておいたのよね。

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胡桃は刻んだものも入れてあるけれど、実は粉にしてアーモンド粉ともども生地に入れてある。小麦粉よりバターより、その分量は多い。出来上がりは頭の中の計算とほぼ同じだったのだけれど、型に対して分量が少なかった。当初の計算のもので多分ちょうど良かったのに、型の容量を見誤って70%割合で計算しなおしちゃったから・・。こういうところは実際に試作してみないとわからないもんです。あと、隠し味程度にシナモンかコーヒーを使うともっと深みが出ると思いました。これも実際に食べてみなくちゃわからんもんです。

言い訳がましく言いますが、ちゃんとこれを作った後は午後の間、ずっと布団で安静にしておりましたです。

シュール・リーさんとそんな話をしながら、kanさんとさばさんを交えたOFF会も楽しそうだねぇ~と言っておりました。でもそんな場になったらkanさんとさばさんが二人して本の話題で論戦を交え、それについていけない私とリー夫人は二人してただただ、酒におぼれそうな気もいたします。フードファイトならぬ、ブックファイト。本のジャンルをかえて12ラウンド、闘ってもらいたいなぁ、なんて贅沢なことを病の床から夢想しておりました。

そんな病の床から這い上がって、本日はブレーメンで午前、午後とレッスンをしておりました。午前のSさんは先月やりそこなったレモンパイをとっても可愛く仕上げたんだけど(アタシは可愛いと思うのよ、バカボンのホッペみたいって言ったけどwink)お友達に写メールしてそそくさと仕舞ってしまったので写真が撮れなかった!残念!

午後はリー夫人が「プディング・ショコラ」をレッスンしました。ブレーメンのスタッフもブログネタが欲しかったらしく、みんなで外で大撮影会!

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思うに帰り際、きっとリー夫人はヌシさんにこの画像を送っているな。

午前、午後とも楽しくレッスン終了して、やっと元気になった気がします。明日からまた会社とレッスンと製作のトライアングル生活にもどりますけど、すこしはのんびりした時間も作って体にも気を使おうと思った次第です。

今回の帯状疱疹休暇の副産物である、この干しいちじくと胡桃のバターケーキはkanさんとさばさんに捧げます。あ、でも実物は食べちゃったからね。あしからず・・・。

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さくらんぼの季節

昨日は医者へ行ったあと、ブレーメンに行きレッスン敢行!

レッスンにきていたのはOさん、花のジョシダイセーです。

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さくらんぼのクラフティを作りました。美しい仕上がりです。でも私自身はこのクラフティのようなプリン液をつかうお菓子の味ってあまり好まない。単に好みの問題なんだけど・・。そんな話をするとOさんも「実は私もなんです」と笑う。「じゃあさぁ、なんで選んだの?」と聞くと「ま、季節ものだからなんでしょうねぇ」とまた笑う。

いや、じゃあ、なんでレッスンの課題に選んだの?って私がつっこまれなきゃいけない話なんだが・・・。二人の会話をPC仕事をしていたかおり先生があきれていました。ごもっともです。

でも、缶詰でなくアメリカンチェリーをちゃんとシロップ煮にしたのをつかったから、やはりちゃんとちゃんとの季節ものになりました。それなりに美味しかったのではないかと思います・・・。どうかな?

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シロップ煮をつくると副産物ができます。そう、真紅のチェリー液が染み出したシロップが残るわけです。これにキルシュワッサーをたっぷり入れてゼリーにしました。もちろんこちらは私の口に入ります。

梅雨はちょっと鬱陶しいけど、キラキラ輝くサクランボの季節でもあります。

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電車の中で

ちーさんがご自分のブログの中で、「回りから否応なく負の感情を受け続け、ちょっと疲れてもいた」と書いていらしたのを拝見して、あ、これわかるなぁ~と思いました。

私なんてみるからに人様の負の感情を全く受け付けないタイプだし(聞いている途中でどうしても退屈だよオーラが出ちゃうのサ)、おかげ様で今の私の周りには負の感情をむき出しにする人はいないのだけれど、たま~に身動きの取れない電車の中で、そういう嫌な話に遭遇しちゃうことはある。疲れる通勤電車のなかでしないで、そういう話。お願いだから・・・と祈るようにして思うけれど、身動きできないし、聞こえちゃうし・・・。

でもね、この間は逆でした。帰りの満員電車の中で、40台前半と思しきサラリーマン二人の会話でございます。

お父さんA曰く「最近、家で飲むのにはまっちゃっててサ。」

お父さんB「え?なにそれ」

お父さんA「いや、いままでオレ、家では一滴も酒飲まなかったのよ。いつも外で飲んで帰ってたワケ。それでこの間、すんげ~腹立つことがあって、こりゃ飲むしかないな、と思って今日はそんなわけで飲んで帰るからって女房に電話したらさぁ、女房のヤツがそんなことで飲んで帰るなんて許さないって結構キツク言うんだわ。仕方なしにそのまま飲まずにまっすぐ帰ったのよ。そしたらさぁ・・・」

メンドクサイからこの先は私が要約いたします。お父さんAを待っていたのは、ふくれっつらをした奥さんではなく、お父さんにキツク注意勧告したわりには上機嫌な奥さん。んで、奥さんが笑顔で「お酒は何になさいます?ビール?日本酒?焼酎のウーロン茶割りになさいますか?」と聞いてくれて、そのあと酒の肴があれこれ本当に何種類も出てきたらしい。お父さんAはすっかりくつろいでお酒を飲んで楽しくお母さんとおしゃべりして、仕事場であった嫌なことも綺麗さっぱり忘れて大満足だったそうな。お腹も膨れたし、楽しかったし、さて、ではもう切り上げようとしたら奥さんが満面の笑みを浮かべて手を出した。「ではお勘定は2000円です」・・・。

お父さんB「えっ?かみさんに金取られたの?」

お父さんA「そっ。でもさぁ、外で飲んでたらあんな品数出してもらって2000円ですむわけないし、それにホント、旨かったんだよなぁ。だからイイヤって思ってカミサンに払った。んで、それ以来、家で飲むのにはまってるワケ。」

私はこの話を身動きできない車内で、楽しく聞いておりました。すべからく混んだ電車の中ではこういう楽しい話をしてほしい。降りるときこのお父さんAのお姿をしっかりと見ましたが、本当に普通のお父さん。でも賢くて洒落のきく素敵な奥さんに愛されてるんですねぇ。そして見た目冴えないけど(笑)きっちり2000円気持ちよく払って、家庭内居酒屋に通い詰め、それを同僚に自慢できるお父さんAはやはり只者ではないのかも・・・。幸せの達人とよんであげよう。

この日の帰りがいつもより断然早く感じたのは言うまでもないです。happy01

さて、合宿が間に入ってしまったので画像のUPが遅れました。先日の夜のレッスン。るるさんがレモンパイを作り、もうお一方がやったのがバナナのタルト。るるさんにはレシピをあげて、途中まで説明もしていたのだけれど、彼女は焼き上がりを見ていない。こんなかんじで焼けました。

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ビスケット種のタルト生地を敷いたあと、カラメルを絡ませたバナナを詰めて上から軽いスポンジ種を流して焼きあげました。上の白いのはアーモンドスライス、表面がマダラなのは生地の水分を取る為に降りかけた粉砂糖の形跡です。上はサクっとしたスポンジだけれど、中はカラメルとバナナが渾然としてスポンジの生地も一緒に混ざったトロリンとした状態です。冷やすとカラメルの部分が固まります。

バナナって火を通すとちょっと食感が変わりますね。お芋っぽく感じられちゃうかも・・・。banana バナナのタルト、ちょっと変わったお菓子 だったかも。

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レッスンでは焼きたてでお持ち帰りだったので、粉砂糖はふれませんでしたが、本来の仕上げはこんなふう。単に粉砂糖をふっただけです。coldsweats01

6月のレッスンはさくらんぼ。明日はレッスン用にサクランボをシロップ煮にしなくっちゃ。

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今月の線描き

5月ということを忘れちゃいそうな暑さだけれど、本番の夏はもっともっと過酷に暑いんだろうなぁ。

でも夏の朝は好き。最近は日が昇るのも本当に早くなり、東向きの我が家ゆえ、私は目覚ましが鳴る前に起きてお味噌汁の準備なんかしている。

ずっとパン食だったんだけど、先月くらいからちょっと体調がすぐれなかったのを機に、ごはんに変えてみた。お味噌汁が飲みたかったのよね。それから朝起きるのが楽しみになってしまった。

ま、お味噌汁はともかく夏の朝は好き、というハナシ。学生時代、お世話になった美術の先生が大好きだと言っていた絵本「夏の朝」(谷内こうた著)。深い緑の色と、夏休みの気分が蘇る良い絵本です。夏の朝、って言うたびにこの絵本を美術室で初めて見た日を思い出します。だから暑いのはたまらんけど、「夏」や「夏休み」は今だって大好き。

そんなわけで、前置きが長くなりました。5月の後半にさしかかり、いつもどおりに自分が生徒をやるほうの教室でのノルマ、教室のHP6月用線描きの撮影がやってまいりました。今回、絵の神様はひとこと「自転車!」と言いおいて行ってしまいました。

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後から思ったのだけれど、これは私なりの「夏の朝」へのオマージュですね。この線描き、一見難しそうに見える自転車はわりと簡単。難しいのは雲です。私の師匠も図案を一目みるなり「雲と波はむずかしいぞ」と看破!さすがです。図案の段階ですでに羊さんとあーでもない、こーでもないと何度も描き直していました。この日も雲を絞り終わって、ひとりで「ケケッ」と笑っちゃいました。雲、難しいです。一応、変化をつけるためにコルネの太さを大中小と3段階用意して、使いわけています。

さて、自分のほうの教室は今月はロールケーキのレッスン希望の方が多かったのだけれど、このあいだはOさんがレモンパイを作りました。綺麗に出来たのでお披露目~。

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Oさん、泡立てが~と言いつつ、こちらがお手伝いすることもなく、メレンゲを完成させてました。大丈夫じゃないの♪

さて、今週末はバナナのタルトをやる方もいて、それも楽しみです。来月はさくらんぼシリーズ!瓶詰めでなく、フレッシュなアメリカンチェリーをシロップ煮にして使おうかな、と考えているところです。

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スーパーマンもしくはスッパマン

クラーク・ケントが実はスーパーマンである、とバレた時の衝撃はかなりのものだと思うのだけれど、その逆で、スーパーマン業界のパーティー(そんなものがあるとしてだが)もしくはスーパーマンの星の人達の県人会(星人会か)の集まりで「いや、おれ、普段は新聞記者やってんのよぉ~」とカミングアウトされたとしたら、スーパーマンの同郷の人々はどんなリアクションするんですかね?

新聞記者からスーパーマンはかなりの距離があるけれど、スーパーマンから新聞記者はさほど距離がないように思えるのだけれど・・。「いや、俺なんかはサ、地球ではスーパーの鮮魚売り場にいてさぁ、だからマントが魚臭いって、カミさんに文句言われっぱなし・・・。いいよなぁ、新聞記者で。」とか仲間内ではかなりうらやましがられる気がする。

ああ、何を言っているのかっていうと、私の二重生活はどんなふうに人様には映っているのかいな?とちょっと思ったもので。

私の場合、どっちがスッパマン的生活かっていうと、非日常の度合いが強いのはケーキ仕事のほうでしょうね。昼間の仕事場で連休したのを「何処かに旅行してたの?」と聞かれ「うんにゃ、ケーキのレッスンをこなして、ウェディングケーキ作って、母の日のケーキの注文をこなしていたの。」と答えると「ああ、そうか。大変だもんね。」と言われて終わる。もちろんこの仕事(実は教室で教えるということに限定しての報告だが)をしていることはちゃんと会社に届けてあるから、はじめて聞いた人はちょびっと驚くかもしれないけれど、そんなに特殊なこととは思われない。世間にスッパマンはさほどいないが、私みたいなケーキ仕事をしている人なんざ、五万といるからね。

でもこれが、教室で生徒さんに「普段は会社勤めしてるのですよ」と話すとかなり驚かれる。で、その先、どんな仕事をしているかはあまり話していない。

だって、アタシ「ろーどーくみあいせんじゅーしょき」なんだもん。

スーパーマンだって、スッパマンだって、その業界のパーティーで「地球ではロウドウクミアイセンジュウショキをやってます。」といってユニオンマークの入った名刺を差し出されたらかなりインパクトがあると思うけどね。

ケーキ職人とろーどーくみあいせんじゅーしょき、どちらも思いっきりプロレタリアアートという点が悲しいが。

ま、そんなわけで今日はケーキ教室のセンセイをやってました。

午前、午後ともフルーツロールのレッスンです。このレッスンはロール生地を作るところと、太巻きを巻くところが肝なのですが、どちらの作業も私がフォローしなければならないので、写真が撮れないのですよね。で、巻き終わってしまうと絵にならないし・・・。あましブログ向きの題材ではございません。

でも、今日は午後S崎さんのレッスンだったので途中、撮らせてもらいました。

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苺の一列のところがロールの芯のところにくる予定です。本日のフルーツは苺、バナナ、黄桃、ブルーベリーです。クリームは甘酸っぱいワインクリームです。

これをオイコラショと巻いたのがこちら。

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ね?巻いちゃって箱に入れちゃうと、こんな画像にしかならない。

仕方がないので、切り落とした端っこを撮ってみました。もうかたほうの端っこは、このとき既にS崎さんの口の中に消えております。

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今日は私はあまり手を出さず、全卵の泡立てからS崎さんにはがんばってもらいました。お疲れ様でした。

私もろーどーくみあいせんじゅーしょきの時の3倍くらいのテンションで、午前午後とレッスンをこなしたのでいささか疲れました。胸のランプがピーコーピーコーと点滅しておりますので(それはウルトラマンか)帰りにこんなものを買って、ぐぴ~とやりました。

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これぞ、正しい職人の姿!正しいプロレタリアアートの生活!

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GW初日ですが

いまひとつ冴えないお天気、そして肌寒い気温。今日からGWだっていうのにねぇ。

おまけに羊さん、風邪でダウンです。本当は今日は仕事だったのだけれど、久しぶりに熱を出してしまって昨夜からいろいろ大変です。

昨年のGWは私が帯状疱疹を患っていたので遊べず、今年もこの調子ではおうちでまったりになりそうです。まぁ、もともとGW前半にはなんの予定も入っていなかったし、29日は私も仕事なので、特に問題はナシ。

でもね、早く羊さんが元気にならないものか・・。なにしろ、羊が寝ちゃうと退屈だし、お酒飲めないし、いろいろアタシの世話を焼いてもらえないのでなにかと不便なワケですよ。

まぁ、いいや。さて、今日は羊が病院へ出かけた後、私もブレーメンにレッスンしに出かけていきました。本日は午前中のみのレッスンで、お二人ともちがう課題に取り組みました。

今回が2回目のレッスンになるMさんは、オレンジのシロップ煮(もちろん自家製!)を飾った「ライヒッテ・ザントマッセントルテ」に挑戦。

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焼きあがったときのオレンジの香りがたまりません。これはマーマレード(これだって自家製!)を刻んで入れる、贅沢なスポンジケーキの一種です。だからMさん、泡立てが大変でした。肌寒いのに汗かいてました・・。

少し日をおいたほうが美味しく食べられるケーキなのであさって29日頃から召し上がれます。

こちらは花も恥らう大学生Oさんの作品、「サンガプール」です。

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爽やかなレモンクリームが美味しい!前回作ったショートケーキが持ち帰る間にあまりの暑さで崩れた(3月にしてはすごく日差しのきつい温かすぎる日でしたっけ。)とのことだったので、お詫びに線描きのサービス。あせってやるからちょっとヨレヨレでした。スンマセン。

どうにか時間内に終え、本来ならひとりでランチ&ランチワイン?のはずが、すっかり予定が狂ってしまい、羊のために急いで帰って「洋風おじや」なんぞを作るはめになりました。やーれやれ。

そしてこれが某サイトに実演が載る、私の登戸の教室での線描き、5月分(つまり皆さんが5月中に練習できるよう、テーマはひと月先を選びます)です。6月の父の日用に、黄色いバラの花をテーマに選びました。

今回は色付きの完成品を作っておいて、

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実演は白いアイシング一色で、ひとコマずつの撮影になりました。

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さすがに最近はだいぶ慣れてきて、練習ナシの一発勝負で2枚完成しました。なにしろ自分の図柄だから、適当にアレンジしても誰からも文句は出ないしね。

寝込んだ羊の番をしながら、今日はこれから父の日用のケーキ案でも考えましょうか?

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レッスンに関してちょっとまじめな話

生徒さんならよくご存知、私のケーキレッスンの三種の神器はこれ。

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泡だて器、ボウル、扇形のゴムヘラ。最低限道具がこれだけあって、あとオーブンがあれば、結構な種類のお菓子ができる。

で、問題はこの泡だて器。みなさん最初は必ず「え?電動の泡だて器じゃないんですか?」と驚きますね、ほぼ全員。「そんなものはここにはにゃ~」とすげなく私に言われて仕方なく四苦八苦しながら、みなさん卵を泡立てるわけです。

何故、電動ビーターを使わないかという問いに、一応いつもお答えするのは「手動のほうが慣れるとメンドクサクないし、絶対美味しいから」というお返事。実際スポンジケーキの場合、電動ビーターだと卵が泡立ちすぎて、その泡を殺しきれないまま焼くことになるので、焼き上がりのキメが荒い。そして多分、手動で泡立てたほうが徐々に泡だっていくため、丁寧な泡になっていると思います。(こんど顕微鏡で見比べてみたいもんだ。)

いつも答えるのはそこまでなのだけれど、最近、実はもう少し伝えたいことが別にあるように思えてきました。すごくシンプルな答え。

「だって、手で苦労して泡立てたほうが楽しくない?」

いやぁ、つらいだけですぅ・・・という恨みの声が生徒さんから聞こえてきそうなんだけどね。

実際に自分で泡立て器をもって泡立ててみると、最初のうちは余分な力がはいってしまい腕が棒のようで全然うまくいかないと思います。つまり頭の中のイメージと実際の体の連携が上手にとれていないわけですね。「あれ?私ってこんなに不器用だったっけ?」て誰もが最初思うはずです。

で、こういう時は頭であれこれ考えるより、具体的にどうすれば体がうまく動くのか 直していったほうがうまくいきます。例えば右手で泡立て器を持ったとき、①両足をそろえて正面を向いて泡立てる、②右足を出して体をボウルに対して左に開いて泡立てる、③左足を出して体を右に開いて泡立てる、この3ポースを実際にとってみると、一番右手を自由に動かせるのは左足を出して体を右に開いた時だと実感できるわけです。

それから泡立て器をぎゅっと握り締めてみると、腕が硬くなるのがわかります。この状態で泡立てるのはかなりキツイ。ではどうしたら腕が自由に軽く動くのか。泡立て器をもつ手の中に少し「あそび」の部分があると、その中で自由に泡立て器が動いて且つ手を握り締めていない分楽に腕が振れるはずです。ただ、その時泡立て器の方向が定まらないと困るので親指と人差し指でしっかりと泡立て器の支点だけは押さえるようにします。

こんなふうに少しずつ体に具体的に指示を出していくわけです。考えてみると日常生活がどんどん便利になって、体を動かすこと、特に手仕事といわれる作業は減っていく一方です。普段のお料理にしたって捏ね鉢で粉を捏ねたり、すり鉢でゴマをすったり山芋をすりおろしたりといった昔のお母さん達が普通にやってきたことを、今の私達はどれだけやっているでしょうか。そうやってどんどん便利になることと引き換えに、体が、手が、思うように動くという快感から私達は遠ざかってきてしまったように思います。

たかが泡立て、されど泡立て。「泡立て」確かに大変だけれど、レッスンでは慣れてゆくまで必ず私がお手伝いしますから大丈夫。家でも電動ビーターは使っちゃダメとまでは言いません。でもレッスンで作るたった1個のケーキの為に、少し汗をかくくらいはしませんか?どうやったら自分の体が思うように動くのか、いろいろ工夫をしてみる。そして段々自分の手が思うように使いこなせていく楽しさを味わってみる。私のレッスンが「体育会系ケーキ教室」と生徒さんに言われるゆえんは、そんなところにあるのかもしれません。

いろいろな考え方があるけれど、私は「誰でも簡単におしゃれなケーキが作れます」なんていうので得られる楽しさは、きっと簡単に飽きちゃう楽しさのような気がします。

たまに失敗したとしても、それすら次のステップにできる、紆余曲折のケーキ作りのほうがアタシは楽しい!と思っているわけです。

そんなわけで、生徒数が少なくても、そういうレッスンがいいかな?と思った方が集ってくる、ケーキ教室にしたいと、こんなところで熱く語った次第であります。まあ、冷静に考えるとそういうことをつべこべ言う前に、永久凍土状態HPのレッスン予定の更新をさっさと終えたらどうだい!と自らに突っ込みをいれております。

6月のレッスンの課題はさくらんぼ尽くし。といってもダークチェリーだけど。佐藤錦を飾りたい場合は自腹で買ってきてちょーだい。

シュヴァルツヴェルダーキリッシュトルテ

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さくらんぼのクラフティ

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ダークチェリーを巻き込んだプディングショコラ

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生徒のみなさん、どれもすこぶる美味しいので是非、腕をふるってね。

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桜が終わったら

堅気のお勤め人の仕事のほかに、ケーキレッスンやらオーダーの仕事を入れているので、けっこう私の毎日は忙しいはずなんだけれど。ブログをはじめたのが昨年の3月なのでこれでやっと一周年。これまでのいろいろを振り返ってみると、忙しいといっている割にはなんだかマイペースなのよね。そこはやはり所詮B型。好きなことしか実はやってない。

さて、今日はブレーメンでレッスンの日。午後のひとこまをご予約のS崎さんは先月の課題の「苺のタルトレット」をやりたいと、前々からおっしゃってました。それでは・・と例の苺の直売所へ出かけて、今日のレッスンは谷本地区の徳江農場の「べにほっぺ」でやりましたよ~。

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これ全部、ひとりでお持ち帰りです。

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ちいさいタルトレットなので苺も少し小粒なものを選んできました。教室中に広がる苺の香り。くぅ~。そして、この苺を買ったあとにここの農園の隅で見つけました。

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なんだかわかりますか?いちじくの赤ちゃんです。もうこんな時期からいっぱしのいちじくの形をしているんですね。

桜が終わったら、春本番。農家の方達はすでに忙しそう!うちの大家さんは敷地の裏から攻めてくるタケノコを成敗したらしく、今年もタケノコがうちの玄関先に転がっておりました。

ありがた~く筍ご飯を炊いて、タケノコと一緒に大家さんからの配給袋に入っていた柔らかいニラは、焼いた油揚げと一緒に炒めてみました。

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ブログを1年やって、また同じ季節がやってきたんだなぁ、と大家さんからの差し入れをみてしみじみ実感。そうなの、去年もタケノコご飯の記事を書いているのよね。

桜が終わったらタケノコご飯を炊いて食すべし。ベルメゾンの住人にとってこれは恒例の年中行事です。

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桜も良いけど

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ブレーメンの音楽隊があるたまプラーザは駅を出るとすぐ桜並木。本日ほぼ満開のもよう。

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歩道橋の上から見下ろす桜の花。

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下から見上げる桜の花・・・。雪のようにも見える。

本日はブレーメンでお久しぶりにリー夫人のレッスンをいたしました。レッスン画像は、教室の外のテラスで撮ったもの。やはり室内より生き生きとした画像になりますね。気合の入ったりー夫人はミントもご持参でした。すこし緑が入ると俄然美味しそうになる。

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お腹を空かせたご子息が待つご自宅へいそいそと帰られるりー夫人を見送ってから、私はあちこちふらふら漂いながら帰りました。

そして見つけたのは木瓜の花。うちのほうの畑の脇に綺麗に咲いておりました。

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そうそう、先日の全日本のサッカーの試合、夜11時からの放映だったので朝の早い羊さんはビデオをセットして寝てしまいました。

朝、憮然とした顔の羊さん。どうしたの?と問いかけると、チャンネル間違えてた、サッカーの試合が撮れてないとの返事。

じゃぁさぁ、そのビデオになにが映ってるのと聞けば、教育テレビ、「初めての英会話」「高校生物Ⅰ」「高校化学Ⅰ」だそうです。そう、これは木瓜ではなく単なるボケたお話でした。

高校生物Ⅰ、もしくは高校化学Ⅰを見逃しちゃった方、うちにビデオありマス。

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ひと仕事おわったので

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今日はブレーメンで午前中のみレッスンのお仕事。平日なら蕎麦屋でまったり一人蕎麦タイムに突入なのだけれど、今日は土曜日。お蕎麦屋さんは混んでいるし、良いお天気なので散歩しながら帰って、のんびり家でひとりランチ&ビールといたしました。なに、単にアボガドを山葵入りマヨネーズで合えたものをイングリッシュマフィンにのっけて、スクランブルエッグをさらにのせただけ。マフィンはふたつに割ってグリルで少しだけ焼きました。キッチンで作るオープンサンドの典型みたいな食べ物。でもお天気が良いと窓を開け放って飲むビールとサンドイッチは美味しいのよね。

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仕事に行く道すがら撮影したレンギョウ。ここのレンギョウが咲くと、もう春本番という気がします。桃も菜の花も雪やなぎも一気に満開になりました。

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レッスンも苺のショートケーキとヨーグルトの焼き菓子を同一時間に二人の方がレッスンです。どうなることかと思っていたけど、ちゃんと時間通りに終了しました。

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いやあ、私もだいぶ慣れてきた・・というよりか生徒さんたちが手馴れてきたってことよねぇ。

実は昨日も一日ケーキ仕事で終わってしまった。ケーキ作って羊さんのお弁当作って、またケーキ作って夕食作ってってやっていると、結局際限なくキッチンに立ち続けるわけで、そういうときはお昼ご飯くらいは外で食べたい!って思います。

でも結局ズルズルと仕事し続けて 、食べ損なうかお茶漬けをかっ込むだけになっちゃうのよね。今日みたいに適当なものでも、ちゃんと自分のために作ったのは上出来なほうです。

あー、ケーキ仕事の日にはちーさんのお弁当が食べたい!

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