湯治に母を付き添わす
シルバーウィークの前半は母と一緒に温泉に行ってまいりました。こう書くといかにも孝行娘のようだけれど、なんのことはない、私の湯治に母がつきあってくれたというハナシ。
伊豆の函南駅で降りてタクシーで15分くらいの、ほんとうに何にも無い、というかふつうの山里にある畑毛温泉というかなりマイナーなところです。ここの大仙家さんというお宿に泊まってお湯にちゃっぷんと浸かってきました。ここのお湯は冷たい温泉です。水温が3段階に分かれていて、一番冷たい(ぬるいという表現は当てはまらない)温泉はちょうど温水プール程度の水温です。ここに30分浸からなければなりません。で、次のもう少し高い水温のところにまた約30分。で、充分体が冷えたら(温泉の効能で決して風邪をひいたりしない、というけれど30分浸かっているとやはり体は冷えるゾ)仕上げに普通に温かい温泉で5分。これがここの温泉の浸かり方だそうです。
チェックイン早々に忠実に実行。
退屈しないようにお風呂に持ち込める特殊加工の本もおいてあるのだけど、そのラインナップがずごい。「金色夜叉」やら「人間失格」、どれを読めっていうんだい、という重厚な品揃え。まあ、母と二人で入っているぶんにはしゃべっていればよいわけで、苦も無く1時間強の入浴をクリア。
お食事をいただくほかは、他にやることも無いので、ふたりでくっちゃべりながらかなり早めの就寝。そして母と私はふたりしてあまり睡眠の質が良くないので、夜中に目を覚ましてしまう。3時前からふたりとも目が覚めて、そこから寝付けず「退屈だから、どうせならお風呂に入りに行っちゃわない?」ってことで午前3時に、改めて冷たい温泉からスタート。忠実に1時間の入浴を実行。これが湯治といわずしてなんといいましょう。
すっかり快調!(ちゃんとその後、寝なおしたし)ふ~ん、ここのお湯いいじゃぁないの、というのが感想です。母の友人はここのお湯が気に入って何度もリピートしているらしいですが、胃腸関係やら関節の痛み、疲労回復などには特に良さそう。ぬるい(冷たい)お湯にじっくり浸かるから、自律神経が乱れたときにはうってつけかも。お食事は変に凝らずに、いわゆる温泉宿ごちそうで、余計なサービスは無いホテル形式で、館内も綺麗で良かったです。なにしろシルバーウィーク、どこもかしこも予約がいっぱいの時に、あっさりとれたくらいのマイナーさが嬉しい。近場で静かに湯治、オススメですわ。
スッカ~ンと晴れた翌日には、伊豆に来ているのに伊豆は素通りして小田原で下車。なにしろ今回は私の湯治に母が付き合っているので、「小田原城に行ったことがない」という私の意向が最優先。「私は割と最近、2回来たわ」という母の声は完全に聞き流す。
小田原城といえば9月17日に永眠されたゾウのウメコさん。かつての厩舎のまえにはちゃんと献花台がおかれ、お花を持った子供たちが次々と献花に訪れていました。
ちゃんとお城の天守閣まで登って(「私は最近登ったわ」という母の声はここでも却下)今回唯一拝んだ海。天気がよくって気持ちよかったけど、さすがに連休中ということで激混みでした。
その後、城内にある二宮尊徳の神社、尊徳神社にお参りし尊徳会館内にあるCAFE GINJERにてお茶。ここは何年か前、私が参加できなかったいつもの合宿の時に、メンバーが行ってすごく良かったとさばさんに勧められていたCAFEです。
「神社」と「GINJER」を掛けた店名なわけで、せっかくなのでジンジャーミルクティなるものを注文。生姜入りの紅茶に、生姜入りのハチミツをちょっと垂らすと美味しい。
スコーンを頼んだら、ひとり1個だったのは寂しい限りだけれど、ジンジャースコーンは美味しかったです。こんどうちでも作ってみようと思います。
此処もとてもとてもオススメです。なにせ混んでいない、穴場中の穴場の気がします。ゆったりとした静かな店内で、本当にのんびりできます。なんせ、この連休中にもかかわらず、私達しかいなかったからね♪
神社の会館なので結婚式とかが入っていると混むと思うのですが、それ以外はいつもこんななんだろうなぁと、思います。
そんなわけでマイナーな湯治旅でありました。空いてて良かった。(←コレが一番大事)皆様も良いお休みを!


































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