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普通のご飯

羊弁

ほぼ毎朝作る羊のためのお弁当、略して「羊弁」。

今年実家から、父が頂いたままになって未使用だった曲げわっぱの立派なお弁当箱を譲り受け6月になってから使っています。

で、これがお弁当の器量を大幅UP。

見た目に大変貢献してくれております。もちろん、見た目だけでなく木の香りやご飯粒がこびりつかない使い勝手もとてもよく、これは本当に優れもの。

ちなみにこれは今日の羊弁

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ピーマンの肉詰めとズッキーニをトマトと一緒に煮たものと、キュウリを梅酢でさっと漬けたもの。本当は大葉のほうが雰囲気があるとおもうけれど、トマト味なのでバジルの葉を彩に。

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羊弁の定番、塩鮭弁当。

塩鮭と卵焼き、ナスと甘長とうがらし、ズッキーニの味噌炒めという質素なおかずながら、これに詰めるとうちとしては豪勢なお弁当に見えるところがありがたい。

今日みたいに暑い日が続くと、いくら保冷剤を入れていってもお弁当は危険なので、ぼちぼち羊弁もしばしお休みにしないといけないのですが、曲げわっぱのお弁当箱、重宝しています。

私もほしい。

もうひとまわりorふたまわり小さい曲げわっぱのお弁当箱が売っていたので、自分用に買うかどうか思案中。


ハンバーグと梅干

今年も5月の最後の週末にさばさん達と合宿へ行ってきたんだけれど、その時さばさんが人生半ばを過ぎて、「私は○○を体験しない人生だったなぁ」というふうに振り返る(この先も予測する)ことが増えたという話をしてました。

たとえば猫派のさば家では代々猫飼いの一家だったため、犬を飼ったことがなく「私は犬を飼ったことがない人生を送るのだなぁ」という感慨に結びつくのだそうです。

犬を飼うのは住宅事情等あるので、たしかにそうかもしれないけれど、話をしていると「イヤ、それはこの先、本人さえその気ならやることもあるでしょう」という内容もあり、けっこう話題としては突っ込みどころ満載で楽しかったです。

その中のひとつに、さばさんはハンバーグを手作りしない人生を送りそうだ、というのがあって、「え~?」ということになりました。

だって、私は外のどんなレストランのハンバーグより母が作っていたハンバーグ、ひいては自分が作るハンバーグが好きだから。

たしかにね、新潟で食べた村上牛100%のハンバーグは美味しかったけどね。

でも家のハンバーグを食べたときの充足感が一番なんだよねぇ。

さて、ではさばさんが今や当たり前のように季節が来ると作り出す梅干ですが、これに私が手を染めることは今までなかったし、この先もないであろうと思われます。

やろうとすればできるんだろうけれど、でも99%やらない。

それでいえば私の人生は「梅干つくりをやらなかった人生」なんだよなぁ。

人生後半に差し掛かると、こんなふうに人生にチャレンジできたかもしれないが選択しなかったものごとにツラツラ思いを馳せて、感慨にふける楽しみってもんがあるわけですよ。

写真はつい最近、作ったハンバーグ。地元のJAで買った地元のやまゆりポークと、成城石井さんでかった和牛のひき肉を使った、我が家としてはがんばったご馳走にランクインする一皿です。

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さばさんの梅干は毎年絶品です。今年のもいい感じに出来上がるにちがいありません。

おすそ分けが楽しみだわぁ~(と、勝手に期待。)

GWは関係ないけどね

GWは関係なく、普通にカタギの職場に行ったり、お休みしたりであります。

ただ、ケーキ教室のほうがGW中はお休みなので、休みの日はヒマでありんす。友たちはGW中だといろいろご予定があって急には身動きとれないし、羊はそれこそ連日大忙しで仕事だし、この気持ちの良い晴天の5月のスタートの日、1人で家事に取り組んでおりました。

思う存分掃除ができて、清々するともいえます。

で、掃除のかたわら6月にやろうと思っている焼き菓子倶楽部の試作品を作ってました。

Pain d’ Epice (パン・デピス)

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これが、美味いんだか美味くないんだか今の時点ではなんとも言えないです。2、3日なじませないことにはまだボソボソしてます。

3日後くらいに食べてみて、焼き菓子倶楽部に登場させるかどうか決めようと思っています。

さて、掃除をしつつ、この焼き菓子を焼きつつ、さらに炊飯器では鶏もも肉のカレーピラフを作っておりました。

職場の共稼ぎ新婚男子が、「今日は僕が夕食当番だぁ」と頭を抱えていたのを見かけて、簡単な料理のレシピを教えようか?といらぬお節介を焼いたわけですが、この炊飯器で作るピラフのレシピがどこを探しても出てこない~!!

仕方ないので、最近は適当に作っていたものをもう一度見直すために、調味料をちゃんと計量して作ってみました。

作り方はとても簡単

①筋を切った鶏もも肉2枚に塩コショウして、小さじ1のカレー粉をまぶして下味をつけておきます。

②米2合に酒大匙2杯を加えた水で普通に水加減。

③砕いたブイヨン1個とカレー粉大匙2、塩小さじ2/3杯、醤油小さじ1、それから干し葡萄を大匙2杯程度を米に加えて、下味をつけた鶏もも肉を上にのせて炊飯器で普通に炊くだけ。

④炊き上がりにバター10gを混ぜて出来上がり。

炊飯器でチキンカレーピラフ

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今日は採れたてのリーフレタスがあったので、ミニトマト、絹さやなんかと一緒に肉もご飯もレタスで巻いて食べました。

窓を開けて風を通して、この(我が家にしては)ゴージャスなランチをビール片手に一人で食べてたわけですよ。(昼からこんなに食べたら夕飯は食べられない。)

そんなわけで、関係ないと言いながらこのランチでちょっとGWらしい気分も味わえました。さて、明日は普通にカタギの仕事ですが、出勤している人も少ないし、電車もすいているからのんびり気分でお仕事です。

皆様は明日からいよいよGWに突入かな?

素敵なお休みをお過ごしください♪

風のルージュとケークサレ

土曜日、私だけが新年会で美味しいお酒を飲んできたので、その罪滅ぼしです。

クリスマスに勤労応援プレゼントでさばさんからいただいたココファームワイナリーの「風のルージュ」を開けました。

そして久々にケークサレを焼いたんですが、レシピを見ていて「?」と思うこと多し。指定の型に対し、分量が多すぎない?とか粉の割合が高すぎない?とか・・・。

ま、今回はそこら辺は目をつぶって本のご指示どおりに作ってみました。

スモークサーモンとパプリカとシメジを入れて作ったケークサレです。

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これはこれで食べ応えがあって美味しかったけどね。次回は自分で配合変えて作ってみようっと。

「風のルージュ」は果実のフレッシュ感が前面に出た、とても美味しいワインでした。どっしりとした料理よりこんな軽めの味わいのもののほうが楽しめるワインかな?

これだったら魚料理にも合わせられる気がします。

きっと和食にもあうと思うので、来年のお正月は甥にこれをおねだりしようっと。

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このケークサレはチーズを使わないタイプです。こちらのほうがさっぱりしていて私は好きかな。でもこの日と翌日の朝食とで食べきってしまったことを考えると、材料を知っているだけに太りそうで怖いな。

さばさん、本当に美味しいワインでしたよ。どうもありがとうございます。

菓子屋のハンバーグ

焼き菓子倶楽部、秋の部が無事に終了。

そうなるととたんに暇になります。メリハリがあるといえば聞こえがいいけど、週末にむけてハチャメチャに頑張った後は抜け殻。

羊は「今日くらいゆっくりするように」と言い残して仕事へ行ってしまったし、無駄にバターを使いたくないので試作も出来ず昨日は一日をぼんやり過ごしてしまいました。

そんなわけで夕飯くらいはまともに作るかと思い立ち、久々のハンバーグ。

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うちは玉ねぎは炒める派です。

で、何が菓子屋のハンバーグなのかというと、菓子作りで半端に余った材料とか入れちゃうから。たまにパン粉がないときにカステラの切れ端をいれちゃうこともある!

今回は玉ねぎと一緒に刻んだクルミも炒めました。あと、焼き菓子倶楽部で余ったラムレーズンも入れちゃう。

サイドディッシュはこちら↓

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地元JAで購入したばかりの秋茄子と甘長唐辛子をにんにくを利かせたオリーブオイルで炒めたものと、さつまいものレモン煮。

ここでも焼き菓子倶楽部で余らせたレモンが活躍。あと、マジパンのバラを乾かすときに使った粉砂糖も投入~!

で、肝心のハンバーグは↓。見た目は普通であります。

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でもね、食べると中に加えたクルミの歯ごたえがあって、これがなかなかイケるのよ♪

ところどころに埋まっているラムレーズンもちょっとうれしい。

さて、今夜から台風来襲の予報。私は本日カタギのお仕事ですので1時間早く出勤して、1時間早く帰ろうと思っています。

明日は無理しない大人な対応する予定。

皆様もお気を付け下さいね。

秋だわねぇ。茄子のグラタン

今年は8月の最終週あたりから、もう夏じゃなかった。

じゃぁ、秋なのか?と聞かれると、そうそう軽々しく秋だと宣言してしまうと、夏に出戻られて居座られそうで、そうとも言いかねていました。
夏でもない、秋でもない、ただぼんやりと曇った季節のない日々・・・。
うすらぼんやりと曇った頭でいたのだけれど、いただいた赤ワインを飲みたいと羊が言うので二人そろってお休みの日に茄子のグラタンなんぞを作ってみました。
アツアツ茄子のグラタン

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地元産のやまゆりポークのひき肉を使ったミートソースとにんにくを効かせたオリーブオイルで焼いた茄子を重ねて焼きました。
途中でモッツアレラチーズをポコポコと並べて少し溶けかかったところで食卓へ。
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赤ワインとの相性もぴったりでしたが、なによりもうこんな料理を食べて美味しいと思える季節になりました。
ま、こんな料理を作る気にもなる季節・・・と言い換えても良いかも。
秋になったんですかねぇ・・・。

モチ麦入りサラダランチ

kanさんが弁当アラフォーになられたとのこと。

 

制限があっても美味しく食べるために、そして経済的にも美味しいお弁当生活へようこそ。ほぼ街のビジター向けランチしかない代官山で働く私の選択肢はコンビニご飯orお弁当かしかないので当然お弁当派です。
色とりどりの美しいお弁当や、キャラ弁はギャラリーがいてこその存在かと思います。休憩室の白い壁と対峙しつつ時にひとりで食べる弁当は適当で良いんです。特に羊のお弁当がいらない日は、自分の食べたいものを自分のキッチンから適当に運んで、足りなければコンビニやスーパーでなにか買う、というスタイルであります。

さて、そんな羊のお弁当がいらない日に最近よく作っているのがコチラ。


モチ麦入りサラダランチ
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kanさん用に解説しとくと、
  1. キュウリは塩もみして(塩分除くためには一遍水で洗って)水分を絞っておきます。
  2. 茄子は丸のまま塩を全体にまぶしてからラップできっちり包み、500wのレンジで2分、まだ固いようならひっくりかえして追加1分加熱。全体がフニャっと軟らかくなったらOK。ラップごと水につけて荒熱をとってから、kanさんの場合ならこれまた切る前に水で外側の塩分を洗っておとしてね。
  3. あとの野菜は適当に。キャベツも嵩のわりに重量が少ないので良いかも。
  4. 一日100g可能なイモ類のうち半分をこの時使っても良いので、色合い的にさつまいはどうでしょう?これまたレンジでチンしてね。
  5. で、これらの野菜にビネガーを振り掛けて、塩をほんの少し、塩が使えないぶん、砂糖を小さじ1くらい加えてからオリーブオイルをぶっかけて馴染ませます。
  6. お酢の水分に+野菜からも水分が出てくると思うのですが、ここで茹でておいたモチ麦を混ぜ合わせます。私の場合、量は適当なので、これだけが炭水化物の場合はちょっと多めに入れてます。
  7. モチ麦が良い感じにサラダの水分を吸収してくれるので、これを冷やしてから密封容器につめて保冷剤をポンとのせてお弁当に。

野菜を一食100g、というと100gなんてあっという間に越えちゃうので、軽い野菜を選ぶのがコツかもね。モチ麦は白米にくらべて血糖値の上昇がゆっくりなので、腹持ちがすごく良いのと、つぶつぶした感じが美味しいのよね。
血糖値の上昇を気にし始めた母が導入したモチ麦、うちではもっぱらおかずに使うことが多いです。カジキのトマトソース煮込みに加えてソースに絡めたり、洋な感じで使ってます。

さて、このモチ麦入りサラダでけっこう腹持ちは良くなるとおもうので、あとはタンパク質を可能な範囲で組み合わせれば、そこそこなお弁当になるかと思います。
ソーセージのボイルとかゆで卵とかだと、タンパク質の計算がしやすいよね。

で・・・・・雑な私のお弁当はこのモチ麦入りサラダを保冷バッグに入れて会社に持ち込むだけ。
え?これしか食べないの?というご心配にはあたりません。
私の机の中にはツナ缶が常備されているのだ!
ランチタイム、パッカンとツナ缶を開けてこのサラダの上にドバっとのせて混ぜまぜして食べる姿はどこかのおうちのネコとなんだかかぶる気もするけど。

モチ麦は茹でて小分けにして冷凍しておくと楽ちんです。

まぁ、心配せずともkanさんのこと、めきめき腕をあげて立派な弁当アラフォー男子になると思います。たまには弁当ネタをUPしてね。参考にするから~。

夏野菜のピッツァ

W杯の日本初戦を前に朝からTVの前から動こうとしない羊を置いて、JAの直売所に野菜を買いに。

開店を待つ列に並んで、大勢のW杯カンケー無いヨ的人々と共に直売所になだれ込みました。さすがに開店直後は野菜がいっぱい。
入口に積まれたトウモロコシの山は、あっという間にみんなのカゴの中へ消えていきました。
キュウリ、ナス、ピーマン、トマトに紫タマネギ、細いインゲン。そんな定番夏野菜にまじってバジルの葉が大量に詰まったビニール袋や枝豆なんかのスペシャル(?)野菜、地元産のブルーベリーや青梅、ビワも並んでいます。
スーパーだといちいち値段をチェックするのだけれど、JAの直売所でとれたてのご近所さん作の野菜に囲まれるとテンションがあがっちゃって、あれもこれも欲しくなります。
てなわけで、大量の夏野菜をゲット。
帰りにスーパーで安ワインとモッツァレラも購入。
家にはGWに購入した美味しいオリーブオイルもあるしね。
美味しい野菜とモッツァレラとオリーブオイルがあって、TVの前で一喜一憂してその場を動かない羊がいた日には、家で美味しいランチを作るしかないでしょう。
常に粉ならある家だからサ。(ドライイーストも常備品だし)
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水とドライイーストと、砂糖と塩、オリーブオイルを強力粉に混ぜてコネコネ。
(この間、サッカーのハーフタイム中)
一次発酵をさせている間に、2点立て続けに取られて、羊・・・沈黙。
そして日本の敗戦が決まって羊…撃沈。
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サッカーの試合に日本が負けようが、こちらはあまり関係が無いのでサクサク作業を続けます。塩コショウをふってオリーブオイルをかけておいたモッツァレラを生地に散らして、そのうえに紫タマネギとズッキーニ、トマトのスライスを並べてバジルものせてオーブンへ。
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約20分で焼き上げた夏野菜のピッツァでございます。
きりっと冷えた白ワインをお供に、生のバジルを添えて、オリーブオイルを振り掛けて食べました。ちょっともっちりした生地も美味しくできたけれど、それよりなによりトマトが甘かった~!
そうそう、一緒に食べたトウモロコシも激ウマでした。朝もいだトウモロコシを昼ごはんに食べられる幸せだわね。
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羊、今月はW杯の日本戦に合わせて休みを入れたらしいデス。
当分の間、こんなお休みが続くんでしょうか・・・。

アップルパイの副産物

友人のさばさんが言うところの「菓子屋の料理」のもっともたるものだと思います。

さつま芋の蜜煮

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なにが「菓子屋の料理」かというと、アップルパイを作る際にでる副産物、りんごの煮汁で煮たさつま芋だから♪

アップルパイに詰めるリンゴはりんごの重量の40%の砂糖とレモン汁1/2個分をまぶして火にかけ、煮ていきます。完全に火が通るよりだいぶ手前で火を止めてしばらくそのままにしておきます。

その後、りんごはザルにあけて水気を切ってアップルパイに使用するのですが、残ったシロップは溶けた砂糖とレモン果汁、リンゴから出た水分で構成されているわけで、これを捨ててはもったいない!

皮を剥いたあと水にさらしておいたさつま芋を小鍋に入れ、たっぷりの水とレモン果汁でまず下ゆでします。ここで真ん中に竹串を刺してすっと通るくらいまでゆでておきます。

さつま芋を茹でたそのお湯は捨てて、こんどはアップルパイの副産物のシロップでさつま芋を弱火で煮含めるようにして煮ていきます。

ある程度煮えたらそのまましばらく置いておいて、シロップがさつま芋に沁みるよう冷ましていきます。

さつま芋は器に盛っておき、残ったシロップは今度は強火で煮立たせ、煮詰めていきます。あまりに詰めると飴になっちゃうので、そこは適度なところで止めておいて、そのとろんとした蜜を器に盛ったさつま芋の上からかけて出来上がり。

りんごの香りとレモンの酸味をまとったさつま芋。

かっこうの箸休めになりますよ。

あ・・・まずアップルパイ用のりんごを煮るところから始めないと・・ね。(笑)

季節を味わう

つい先月まで上司だった人が、退任して現場に戻った。

戻った先が某店の和洋酒売り場だった・・・・。

知り合いがお酒売り場にいるのは、どうも困る。

自分が何を飲んでいるかを知られるのはちょっとなぁ~と思う心理は、他人に自分の本棚をしげしげと見られるのが、ちょっとなぁ~とか、どんなCDを聞いているのかつまびらかにされるのがちょっとなぁ~という心理と似通っている気がする。

知られたからどうということもないんだけどサ。

というわけで、意を決して元上司が待ち構えるカウンターへ日本酒をぶらさげて行きました。

「ご進物ですか?」という問いに「自宅用です」と正直に(?)申告いたしました。

「これがワインとかだったらまだ恰好がつくんだけどな」とか思ってしまうのは「日本酒が好き」=「酒飲み」という世間一般の偏見を私も持っているからなのよね。

うちは母方の祖父がまったくお酒が飲めない下戸だったため、母には「酒の肴」という概念がこれっぽっちも無い。というわけで、私が育った家庭の食卓は最初っからご飯とお味噌汁とおかずがど~んという健全な家庭の食卓でした。

そういえば祖父母の家に泊まりにいくと、同居していた義理の伯父は晩酌していて、長く食卓についていたなぁ~という思い出があります。その習慣は下戸の母たちにとってはいつまでも台所が片付かないと不評だったようにおもうのだけれど、義理の伯父は新潟出身だったから晩酌命!だったのだろうと今にして思います。

子供の私はその前に座らされて、自分が描いてる絵の話なんかを延々させられていた気がします。(義理の伯父は画材商だったので、廃版になった油絵具は私が自由にもらえてました。)その時は緊張もしたし、ちょっと迷惑と思ったけれど、新潟県民の晩酌はどんなものだったのか?今だったら伯父と話があったかもしれないなと懐かしく思い出します。

下戸の中に暮らす上戸・・・伯父さんも理解されずつまんなかったろうなぁ。

話がそれました。日本酒の話です。

私だって若いときは、父がワインを飲むのは良くても、日本酒を冷で飲むときは「コップじゃなくてせめてワイングラスで飲んで!」なんて「日本酒はイヤ!」という顔をしてました、確かに!

それがどうして「日本酒、良いよ~!!」に変わったかというと、ある晩、お刺身を食べてた父が「これ飲んでちょっと食べてみなさいよ」と多分かなり良い日本酒(頂き物だったのだと思うのですが)を私についでくれて、「あ、そう?」なんていってそれを飲んで食べたお刺身がいつもの倍以上美味しかく感じられた、その時からだと思うのです。

その後、会社では日本酒好きの上司に恵まれ、ケーキ教室である登戸の先生のところにはなぜか日本中の日本酒が揃うという環境にも恵まれ、日本酒だけは飲めない!と言っていた羊が日本酒に開眼した、ということもあり、何時の間にやら「ヤマダは日本酒好き」というレッテルが貼られる位になりました。

さて、若いころには荒っぽい飲み方もしましたが、今のワタクシは日本酒に関してはかなり丁寧な飲み手です。「日本酒好き」は別に「日本酒に関して薀蓄を語れる」人ではなくて、「自分の好みの日本酒を知っている」人なんではないかと思います。それからどんな食べ物に合せれば美味しいかというイメージが持てているか・・・なんじゃないかと。日本酒は酔っ払う為に飲むもんじゃないぞ、と。

昨日はなんで日本酒だったかというと、昨年さばさんと出かけた会津でお土産に会津木綿を購入したのですが、その会津木綿でやっと作ったランチョンマットを初めて使う日だったから。会津木綿の濃い藍色のランチョンマットだったら、やっぱり和食でしょ?で、秋も深まってきたことだし、ここは日本酒と日本酒に合う肴で楽しもうと、そういうわけだったのです。

で、仕方なくカウンターで待ち構える元上司の前に差し出したお酒は「純米酒 浦霞」。

百貨店の日本酒コーナーって進物用が基本、というラインナップなのであまり選択の余地がないのよね。その中で普段使いが出来て、自分の好みというとかなり限られます。

日本酒を買った後、魚売り場で豆鯵があったのでそれも購入。初物の銀杏もゲット!

本当は「もって菊」を買いたかったのですが、これは値段が高いわりには状態があまり良くなく断念。菊の花、美味しいのだけれどね。

そして浦霞に合わせて作ったのは、豆鯵の唐揚げ(衣に山椒を効かせてみました)、蓮根のきんぴら(縦になた割にしたワイルドなもの)、銀杏(炒って塩で)、パプリカとピーマンと干しエビ(香川の義弟から送られたもので、なんか美味い!)を炒めたの。

ささやか~な普通のおうちのご飯でしょ?

そして〆に、しめじとベーコンの炊き込みご飯。炊き込みといっても醤油は使わず、塩と粗挽きの胡椒を効かせたものであります。

考えてみれば、ワインを飲むときにはあまり季節を気にしない気がしませんか?うちは年中同じワイングラスだし。季節の食べ物を食卓にならべてそれで美味しくワインと食事が楽しめればイイヤ、という程度のスタンスですもの。

改まって、さぁ、今日は日本酒だ!という日のほうが、ものすごく季節を意識しない?

銀杏の皮を剥きながら、そんな話を羊としていました。

飲んだ日本酒は小ぶりのガラスのぐい飲みに私が3杯、羊が2杯。適量でしょ?

もっともっと寒くなって、初おでんの日はやっぱり熱燗だよね。

日本酒は季節を味わうお酒なんだと思います。

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